0歳児~2歳児の子どもを対象にした乳児保育は、低年齢ならではの魅力とやりがいにあふれています。乳児と関わる仕事に関心がある保育学生さんは多いのではないでしょうか?この記事では、乳児保育の魅力とともに、0・1・2歳児の子どもをメインに関われる保育施設について解説します。職場選びの参考にしてみてくださいね。
buritora/stock.adobe.com
乳児保育とは
乳児保育とは、0歳児・1歳児・2歳児の子どもを保育することです。一般的に乳児期とは1歳未満の子どもを指す言葉ですが、保育現場では0歳児~2歳児クラスを指して乳児と呼ぶことが多いでしょう。
この時期の子どもたちは日々大きく成長していくのが特徴です。
その分一人ひとりできることの範囲が異なり、個々に合わせた関わりが必要とされる難しさはありますが、そうしたきめ細やかさも乳児保育の魅力につながっています。
乳児保育の魅力とやりがい
子どもの成長を日々実感できる
心と身体が著しく成長していく子どもたちを日々側で見守り、できることが増えていく過程を保護者とともによろこべるのは乳児保育の大きなやりがいと言えます。
「つかまり立ちができるようになった」「初めて先生と呼んでくれた」といった、子どもの成長に立ち会えることは”保育士をしていてよかった!”と実感できる瞬間の一つです。
一人ひとりの発達に合わせた保育ができる
一人ひとりの月齢や個性によってできることが異なる乳児クラスの子どもたち。
個々にあわせた遊びやおもちゃ、環境などを計画して実践できるのは、乳児保育の魅力です。
たくさん調べたり相談したりして提供したおもちゃを子どもたちがよろこんで遊んでくれたときは、なんとも言えないうれしさを感じられるでしょう。
子どもと深い信頼関係を築ける
幼児よりも保育士さん1人あたりが見守る子どもの人数が少ない乳児保育では、子ども一人ひとりとじっくり信頼関係を築いていくことができます。
「困ったことがあったら助けを求めてくれる」「人見知りが強い子が自分に対しては笑顔を見せてくれる」など、子どもの心のよりどころになれたと思えれば、乳児保育にやりがいを感じられるかもしれません。
保護者のサポートに力を入れられる
保護者にとって乳児期の育児は、発達や健康、仕事との両立など悩みが多いもの。
そうした保護者の相談を受けてサポートできることは、乳児保育の魅力の一つ。
保護者の不安や疑問に対して寄り添いながら、二人三脚で子育てをしているような感覚がやがいだという保育士さんも多いようです。
乳児保育メインの保育士として働くには?
kapinon/stock.adobe.com
乳児保育に魅力を感じて、「就職後は乳児を専門に担当したい!」と考える保育学生さんもいるかもしれません。
では、乳児保育をメインに行う保育士になるには、どうすればよいのでしょうか?
一般の保育園に就職して乳児担任を希望する
通常、認可保育園では、0歳児から5歳児までを預かることとなっています。
一般の保育園に就職し、「乳児担任を希望する」という方法が挙げられるでしょう。
特に新卒保育士の場合、複数担任制で先輩といっしょに仕事を覚えていける乳児クラスの担任になるケースが多いため、乳児保育がしたいという希望は通りやすいかもしれませんね。
乳児保育をメインとする保育施設を探す
「ずっと乳児保育に携わりたい」「より専門性を極めたい」という方は、乳児のみを預かる保育施設に就職するという手があります。
<乳児保育がメインの保育施設>
気になる施設があれば、一度見学や面接に行ってどんな保育を行なっているか見せてもらうとよいですね。
ベビーシッターとして働く
保護者から依頼を受けて子どもの見守りをするベビーシッターをする方法もあります。
ベビーシッターになるには、マッチングサービスや派遣サイトなどに登録したり、個人的に依頼を募集したりとさまざまな方法があります。
依頼を受けるときに希望の年齢を選べるサービスもあるので、一度調べてみるとよいでしょう。
乳児保育は魅力がいっぱい
今回は、乳児保育の魅力や楽しさ、乳児専門の保育士として働く方法についてまとめました。
ぐんぐん成長していく乳児期の子どもたちを見守る日々は、たくさんのやりがいに溢れています。
「乳児保育のみの施設で働きたい!」
「クラス担任の融通を聞かせてくれる保育園はある?」
といった疑問は、保育士バンク!新卒の就活アドバイザーに聞いてみませんか?
あなたの希望をもとに、ぴったりな求人をご紹介します!
履歴書作成のフォローや面接対策といったサポートも受けられるので、初めての就活でも安心。
理想の園を見つけるお手伝いをするので、お気軽にご相談くださいね。