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【12月の月案】3歳児クラスの文例集。ねらいや配慮、援助や反省の書き方

いよいよ年末が近づく12月。3歳児クラスの月案作成に悩む新卒保育士さんも多いでしょう。クリスマスや音楽会などの行事があるなか、クラスに合わせた計画ができるとよいですね。今回は、3歳児クラスで使える12月の月案の文例を紹介します。養護・教育のねらいや活動に加え、安全や健康に関する配慮と反省の書き方もまとめました。

12月の3歳児の写真

Purino/shutterstock.com



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12月の3歳児クラスの特徴とは?

冬が深まる12月、3歳児クラスの子どもたちも季節の遊びを楽しみながら過ごしている頃かもしれません。


そんな12月の3歳児には、以下のような特徴が見られるでしょう。


  • クリスマスや年末を楽しみにしながら過ごす
  • 友だち同士で思いを伝え合いながらいっしょに過ごすようになる
  • インフルエンザや風邪が流行し始める

楽しいイベントが目白押しの時期ですが、感染症対策にも気を配る必要がありそうです。


このようなポイントをおさえて、12月の月案に役立てていきましょう。



【12月】3歳児の月案の文例:前月の子どもの様子

まずは、12月の月案に記入する前月の子どもの様子の文例をまとめました。


  • 自発的に身の回りのことを行い、自信を持って過ごしていた。
  • 経験画や工作などの表現活動を楽しみ、集中して取り組んでいた。
  • 友だちとのかかわりが深まる一方、思いのすれ違いからトラブルに発展することも多かった。

12月頃の3歳児クラスでは、園生活に慣れて自信を持って過ごしたり、友だちとのかかわりが充実し始めたりする様子があるかもしれません。


クラスの様子に合わせて記載できるよう、前月の月案などをもとに振り返りをしてみましょう。



【12月】3歳児の月案の文例:今月のねらい・活動内容

12月の3歳児の写真

kai keisuke/shutterstock.com


3歳児の12月の月案に活用できるねらいや活動内容の文例を紹介します。



今月のねらい


養護と教育、2つの視点からねらいの文例をまとめました。


養護のねらい

  • 気温に合わせて衣類を調整し、快適に過ごす。
  • 手や口を清潔にして過ごし、風邪や感染症を予防して健康に生活する。

教育のねらい

  • 冬の自然に親しみ、友だちとかかわりながら遊ぶことを楽しむ。
  • 行事を楽しみに待ち、期待感を持って参加する。


活動内容


月案のねらいや子どもの姿をふまえ、活動内容を考えていきましょう。


養護

<生命>

  • しっかりと手洗い・うがいを行い、感染症を予防しようとする。
  • 戸外に行くときは上着を着用するとともに、暑くなってきたら調整する。

<情緒>

  • 自分の好きな遊びにじっくり集中して取り組み、満足感を得る。
  • 保育者に思いを受け止めてもらい、安心して過ごす。

教育

<健康>

  • のびのびと戸外で身体を動かし、自然にふれ合いながら遊ぶ。
  • 友だちといっしょにかけっこや縄跳びなどを楽しみ、さまざまな運動遊びを経験する。

<人間関係>

  • ケンカと仲直りを繰り返すなかで、自分の思いを言葉で表現したり、相手の気持ちに気づいたりする経験を重ねる。
  • 年末年始の挨拶について知り、保育者や友だち同士で伝え合うことをよろこぶ。

<環境>

  • 木の実や落ち葉、砂、石鹸などを遊びに使い、手先の感覚を豊かにする。
  • 冬の自然物を使った製作遊びを通して、季節のよさを味わう。

<言葉>

  • 友だちと気持ちを伝え合い、思いを言葉でわかってもらうよろこびを味わう。
  • 保育者の話を集中して聞こうとする。

<表現>

  • クリスマスの歌に合わせた楽器遊びを楽しみ、行事の雰囲気を高める。
  • 自然物を使った造形遊びを通して、季節に親しみながら表現を楽しむ。

3歳児の子どもたちが12月の自然や行事に親しめるよう、月案で楽しい活動を考えていきましょう。


また、年末を迎えるこの時期は、お正月の風習や習わしについて知る機会を設けてもよいかもしれません。



【12月】3歳児の月案の文例:環境構成と保育者の援助・配慮

12月の3歳児の写真

Maples Images/shutterstock.com


12月のねらいや活動内容に合わせて、保育者の援助と配慮の文例を紹介します。



養護


生命

  • 看護師を交えた手洗い指導の機会を設け、風邪を予防するために手洗い・うがいが必要な習慣であることを伝えていく。
  • 衣類をこまめに調整できるよう、身体を動かして温まってきたタイミングで声をかけるなど工夫する。

情緒

  • 机上遊びなどじっくりと取り組める遊びを用意して、それぞれのペースに合わせて過ごせる空間を構成する。
  • ケンカの仲裁やスキンシップを通して、子どもの気持ちを肯定し、受け止めていく。


教育


健康

  • 落ち葉のプールを用意し、ダイナミックな自然遊びを楽しめるようにする。
  • 縄跳びやフープなどの遊具は、子どもの運動能力に合わせて楽しめる遊び方を伝えていく。

人間関係

  • ケンカの仲裁をするときは、それぞれの思いを簡単な言葉で代弁しながら、自ら伝えられるよう促す。
  • 紙芝居や絵本を通じて年末年始の挨拶や風習について伝え、友だち同士や家庭で楽しめるようにする。

環境

  • 砂遊びのなかで木の実や落ち葉、泡といった異素材を使える環境を整えておく。
  • 落ち葉、風、氷を使った遊びを取り入れ、季節のよさを味わえるようにする。

言葉

  • 言葉で思いを伝える大切さを扱った絵本を読み聞かせる。
  • 話を聞くときの約束ごとを確認し、守ろうとする姿はしっかりと褒めるようにする。

表現

  • クリスマス会に向けて、歌や合奏を楽しめるよう日常から曲を流しておく。
  • 拾った落ち葉や木の実を工作や描画に活用し、素朴な表現を楽しめる機会を作る。

落ち葉や木の実を使った遊びや工作ができるよう、月案で環境構成を計画しましょう。


また、3歳児クラスでは、少しずつ言葉で思いを伝えられるようになるかもしれません。友だちと関係を結ぶ手助けができるよう、援助方法を記載しておきましょう。



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【12月】3歳児の月案の文例:家庭連絡・安全・食育

3歳児の月案に記入する、12月の家庭連絡・安全・食育の文例をまとめました。



家庭連絡


  • 年末年始の登園状況について確認するとともに、お休み中の過ごし方についても共有する。
  • 感染症が出たら掲示物を通して周知し、家庭でもいっそう予防につとめてもらう。


健康・安全・衛生


  • 室内の温度や湿度を調整しつつ、適宜換気を行って新鮮な空気のなか過ごせるよう配慮する。
  • 登園時の視診を欠かさず行い、体調不良の早期発見につとめる。


食育


  • 配膳の段階で盛り付け量を調整できる機会を設け、自分で食べる量を決められるようにする。
  • クリスマスや年末の行事食では、入っている食材や意味について伝え、関心につなげていく。

12月の月案では、感染症の予防に関する配慮や、年末年始の登園について記載するとよいかもしれません。


また、寒さから運動量が減り、食欲が落ちる子もいるでしょう。食育の一環として、自分で食べる量を決め、盛り付けた分は完食するよう約束するという援助も取り入れてみましょう。



【12月】3歳児の月案の文例:反省・自己評価

3歳児の12月の月案の振り返りに役立つ、反省や自己評価の文例を見ていきましょう。



養護


  • 看護師と連携して手洗い指導を行い、清潔にすることの大切さを伝えていけた。
  • しっかりと個々の気持ちを受け止め、思いをわかってもらうよろこびを感じられるようにかかわれた。


教育


  • 自然物を使った造形遊びやごっこ遊びを通して、冬らしい活動を楽しめた。
  • クリスマス会に向けて、楽しくダンスや簡単な合奏遊びを取り入れられた。

12月の月案の反省では、感染症対策や、冬の自然遊びに関する取り組みについて振り返ってみましょう。


また、クリスマス会や音楽会を実施する園では、そうした行事に向けた活動について反省するのもよいですね。



月案に活用できる12月の3歳児保育のポイント

12月の3歳児の写真

Purino/shutterstock.com


最後に、月案にも活かせる12月の3歳児クラスの保育のポイントをまとめました。



感染症対策をしっかり行う


寒さが厳しくなる12月、保育園ではインフルエンザやノロウイルスといった感染症や風邪が流行する頃でしょう。


しっかり手洗い・うがいができるように声かけを行うとともに、保護者としっかり連絡しあって子どもの体調を把握することがポイントです。


園内の看護師さんといっしょに、手洗いの実演や紙芝居などを取り入れれば、子どもたちも意欲を持って取り組んでくれそうですね。



音楽会やクリスマス会に向けて導入を


12月にはクリスマスコンサートや音楽会といった行事を予定している保育園も多いでしょう。3歳児クラスでは簡単な合奏やダンス、合唱を行うこともあるようです。


その場合、子どもたちが楽しみながら練習に取り組めるような導入を月案で考えておくとスムーズでしょう。


普段から曲を流したり、自由遊びの時間にステージを用意してコンサートごっこの環境を整えたりしておくとよいかもしれません。



友だちとのかかわりを仲立ちしていく


クラス編成から8カ月が経過する12月。3歳児クラスでは、友だち同士で誘い合ったり、イメージを言葉にしながらいっしょに遊んだりする姿が見られるようになるかもしれません。


「友だちといると楽しい」という思いがある一方、「いっしょに遊びたいのに、遊びのイメージが食い違う」「思いをわかってくれない」という葛藤も生まれるでしょう。


ケンカやトラブルになったら、保育士さんが仲介しながらそれぞれの思いを汲み取り、お互いに仲直りができるよう根気よくかかわることが大切と言えますね。



文例を知って12月の3歳児クラスの月案を作成しよう

今回は、12月の3歳児クラスの月案に使える養護・教育のねらいや内容の文例を紹介しました。


年末を迎えるこの時期は、お正月の風習やクリスマスについて知る機会を設けてもよいでしょう。


また、感染症が流行る頃でもあるため予防を徹底するともに、子どもの体調を把握できるよう職員同士で連携することも大切と言えます。


月案の文例を参考に、12月の3歳児クラスの保育に活かしてみてくださいね。



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