保育実習で使えるハートの製作アイデアが浮かばず、悩む保育学生さんもいるでしょう。バレンタインにぴったりなおもちゃなどを作り、行事の雰囲気を味わえたらよいですね。今回は、ハートをモチーフにした製作を9個紹介します。保育実習で取り入れられる、スタンプやメッセージカードなどのアイデアをまとめました。
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■目次
バレンタインの実習にハートの製作を取り入れよう!
大切な方へハート形のチョコレートなどを渡すバレンタイン。
そもそもバレンタインは、「ローマ帝国の司祭である聖バレンタインの処刑日」として伝えられているようです。
聖バレンタインは、結婚が禁止されている兵士のために、内密に結婚式を執り行っていました。しかし、それが皇帝に知られ、結果的に処刑されてしまいます。
これらの出来事を踏まえ、聖バレンタインの処刑日が愛を誓う日に転じて、現在は大切な方に愛情や感謝を伝えるイベントとして親しまれるようになったようです。
そのような由来を持つバレンタインデーに絡めた製作を保育園で行えば、子どもはワクワクとした気持ちを味わえるかもしれません。
今回はバレンタインのモチーフとして知られる、ハートの製作アイデアを紹介します。
実習で行えるハートの製作アイデア:おもちゃ
まずは、ハート形のおもちゃの製作アイデアをまとめました。
①ハートックッション
用意するもの
- 白色、ピンク色のフェルト 各1枚
- 厚めの画用紙 1枚
- 綿 適量
- 裁縫セット
- 鉛筆
- はさみ
声かけや製作のポイント
少し複雑な工程があるため、4歳児クラスくらいから取り入れるとよさそうです。
その場合、裁縫セットは使わず、布用両面テープで上部を留めてみるとよいかもしれません。
また、保育学生さんがハートクッションを作れば、乳児から遊ぶことができそうです。
「にぎにぎしてみようね」「さわってみよう」など声かけをしながら、子どもとふれ合ってみましょう。(詳しい作り方はこちら)
②ハートの指輪
用意するもの
- ピンク色の折り紙 1枚
- はさみ
声かけや製作のポイント
折り方が難しい部分があるので、5歳児クラスから挑戦してみるとよいでしょう。
「ここを三角形に折ろうね」と声かけをしたり、手を添えていっしょに折ったりするとよさそうです。
また、ハートの表面にビーズなどをつけ、さらに華やかな指輪にしてみると盛り上がるでしょう。(詳しい作り方はこちら)
実習で行えるハートの製作アイデア:スタンプ
続いて、ハートをモチーフとしたスタンプの製作アイデアを紹介します。
①トイレットペーパーの芯で作るハートスタンプ
用意するもの
- 白色の画用紙 1枚
- トイレットペーパーの芯 1個
- 紙皿 1個
- 紙コップ 1個
- 好きな色の絵の具
- 水
作り方
1.トイレットペーパーの芯をハートの形に折り曲げます。
2.紙皿に絵の具を出し、少量の水を足してよく混ぜます。
3.(1)を(2)につけ、画用紙に押しつけたらできあがりです。
声かけや製作のポイント
保育学生さんが(2)の工程まで行えば、0歳児から取り入れられるでしょう。
お手本を見せながら「ポンってしてみよう」など声かけをすれば、スムーズに遊ぶことができそうです。
また、スタンプ遊びをした画用紙をハートの形に切って壁面に飾れば、保育園の室内が華やかになるかもしれませんね。
②モールスタンプ
用意するもの
- 白色の画用紙 1枚
- 牛乳パック 1個
- ペットボトルキャップ 1個
- 紙皿 1個
- 紙コップ 1個
- モール 1本
- 好きな色の絵の具
- 水
- 接着剤
- はさみ
作り方
1.牛乳パックを適度な大きさに切ります。
2.モールをハートの形に整え、(1)の牛乳パックに貼りつけます。
3.(2)の裏面に、ペットボトルキャップの内側を上にして貼りつけます。
4.紙皿に絵の具を出し、少量の水を足してよく混ぜます。
5.(3)を(4)につけ、画用紙に押しつけてできあがりです。
声かけや製作のポイント
保育学生さんが(4)まで行えば、2歳児くらいからできそうな製作アイデアです。
「どんな形になるかな?」「ポンポンしてお絵かきしてみよう」のように声かけをすることで、子どもを遊びの世界に引き込めるかもしれません。
モールを星やダイヤの形にするなど、さまざまなアレンジをしても楽しめそうです。
実習で行えるハートの製作アイデア:室内装飾
ここからは、室内装飾で使えるハートの製作アイデアをまとめました。
①折り紙ハート
用意するもの
- 折り紙 1枚
声かけや製作のポイント
簡単な折り紙なので、保育学生さんが見守るなどの援助があれば3歳児くらいから行えるでしょう。
「ここを半分に折ろうね」と手本を見せながら声かけをすることで、子どもは戸惑うことなく作成できるかもしれません。
乳児クラスで取り入れるときはタンポや吹き絵を行い、保育学生さんがハートの形に仕上げるとよさそうです。(詳しい作り方はこちら)
②ハートモビール
用意するもの
- 赤色、茶色の画用紙 各1枚
- 厚めの画用紙 1枚
- タコ糸
- のり
- はさみ
声かけや製作のポイント
難しい工程があるので、5歳児クラスから取り入れてみるとよさそうです。
「こことここをくっつけよう」のように指差ししながら説明すれば、スムーズに作ることができるかもしれません。
また、画用紙の色の組み合わせを変え、ピンクと茶色、白色と茶色などにしてもきれいな見た目に仕上がるでしょう。(詳しい作り方はこちら)
実習で行えるハートの製作アイデア:手紙
最後は、カードや封筒などの製作アイデアを紹介します。
①ハートメッセージカード
用意するもの
- 赤色、ピンク色の画用紙 各1枚
- クリップ
- のり
- はさみ
声かけや製作のポイント
折り紙を開いてつぶす工程などが難しいため、5歳児くらいから取り入れるとよさそうです。
乳児クラスでは保育学生さんが作り、メッセージ欄に子どもの手形や足形をつけてみるとよいでしょう。
また、カードの表面をビーズやちぎった折り紙などで飾り、さらにかわいい見た目にしても盛り上がるかもしれません。
パーツを用意して「たくさん飾ってみよう!」と声かけすれば、子どもは夢中になって取り組めるでしょう。(詳しい作り方はこちら)
②ハートの封筒
用意するもの
- ピンク色の折り紙 1枚
- のり
声かけや製作のポイント
保育学生さんが近くで見守るなどの援助があれば、4歳児くらいから行えそうです。
「カードを入れる封筒を作ろうね」と声をかけることで、子どもの関心を引き出せるかもしれません。
封筒のサイズに合わせたメッセージカードも作り、封筒に入れて友だちや保護者の方に渡してみてもよさそうですね。(詳しい作り方はこちら)
関連動画:バレンタインにスクラッチ付きメッセージカード/保育士バンク!
③毛糸で作るハートのカード
用意するもの
- 厚紙 1枚
- ピンク色の画用紙 1枚
- 赤色の毛糸 適量
- つまようじ 1本
- きり
- テープ
- 鉛筆
- のり
- はさみ
声かけや製作のポイント
保育学生さんがきりで穴をあけるところまで行えば、3歳児くらいから行えるかもしれません。
その際、つまようじの先端でケガをしないように、テープで巻くなどの対処をしておくとよさそうです。
「この穴にようじを入れようね」など、指差しをしながら声かけできるとよいでしょう。
また、あらかじめデカルコマニーやタンポなどで色づけした画用紙を使えば、さらに華やかな見た目に仕上がるかもしれませんね。(詳しい作り方はこちら)
関連記事:デカルコマニーとは?保育のねらいや導入方法、ちょうちょなど製作に取り入れるアイデア/保育士就活バンク!
ハートの製作アイデアを覚え、バレンタインの保育実習に活かそう!
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今回は、保育園で使えるハートの製作アイデアを紹介しました。
ハートはバレンタインのモチーフとして知られており、製作に取り入れることで子どもはワクワクとした気持ちを味わえるかもしれません。
牛乳パックや画用紙のような身のまわりのアイテムを使い、スタンプなどを作ってみるとよいでしょう。
保育学生さんはここで紹介したアイデアを覚え、実習で活かせるとよいですね。
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