保育実習ではいつメモを取る?タイミングやコツを知り、悩みを解消しよう!

保育学生さんは実習に向けて、メモの取り方を知っておくとよいかもしれません。実習中のメモは、自由に取っていいわけではなく、タイミングや適切な取り方を考える必要があります。今回は、保育の学びが深まる、実習日誌が書きやすくなるメモの取り方ポイントを紹介します。実習前の事前準備として参考にしてみてください。

メモ

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保育実習ではメモを取っていい?

保育実習は保育士になるための第一歩。

実習中、いろいろなことが起こるため、忘れないようメモを取りたいと考えている方も多いでしょう。

しかし、保育実習中にメモを取ってよいかどうかは、実習園の方針によって異なります

保育園や保育士さんによっては、メモすることを禁止している場合もあるようです。

もし、実習中にメモを取ってもよい場合は、保育実習の事前準備として適切なメモの取り方やタイミングを知っておくことが大切かもしれません。

そもそも、なぜメモが禁止されることがあるのか、まずはメリットデメリットを見ていきましょう。

保育実習でメモを取るメリットデメリット

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保育実習中にメモを取ることのメリットデメリットの具体例を紹介します。

メリット

情報を整理できる

メモに書いて残すことは、情報を忘れないだけではなく、頭の中を整理できてよいでしょう。

実習は慌ただしく感じる状況もあるため、文字に書くことで時系列に沿った情報整理ができるのではないでしょうか。

また、学んだ内容を帰宅後など日誌に書き出し整理していくことで、次第にメモがなくても頭の中で情報整理ができていくかもしれません。

日々の記録を積み重ねることにより、保育士として想定できる場面も増えていくでしょう。

考えがまとまる

メモに残した内容を改めて見たり書いてまとめたりすることで、ご自身の気づきや考えがまとまってくるでしょう。

保育中にゆっくり時間をかけてメモを取ることはできないかもしれませんが、日誌の記入に役に立つので箇条書きなどで分かりやすく書き込めるとよいですね。

新しいアイデアが生まれる

気づいたことや感じたことを細かくメモに残しておくと、責任実習などに役立つでしょう。

率直に感じたことや気づきをサッとメモしておいてもよいかもしれないですね。保育の内容を考える際、参考になるかもしれません。

余裕が持てる

保育日誌は、1日の流れに沿って細かい内容を書かなければならず、覚えられない場合もあるでしょう。

メモを取らなければ、保育の内容を全て頭で覚えておかなければならないため、プレッシャーや日誌を書くことへの不安につながるかもしれません。

保育に集中することを前提にきちんと学びを吸収するためにも、メモは必要な手段の一つと言えそうですね。

デメリット

続いてメモを取るデメリットを紹介します。

子どもの姿を見落としてしまう

保育実習中は、子どもの何気ない姿から多くの気づきがあるでしょう。

その瞬間を忘れないようにしたいと考えるあまり、夢中になってメモをとってしまい見落としてしまうことも考えられます。

保育士さんの援助を見落としてしまう

保育士さんが行う子どもとのかかわりは、その場限りのものではありません。

個人やそのときの状況に応じて子どもの導き出したい姿を考え、時間をかけて見守る場合もあります。

その場だけを見てメモを取っていると、かかわりや援助によって保育士さんが導き出したかった本来の姿を見落としてしまうかもしれません。

子どもから目を離してしまう

メモを取るということは、子どもから目を離すこととも言えます。そもそも保育中は、子どもから目を離してはいけません。

実習中、メモは書きながらも意識は常に子どもに向ける必要があるでしょう。

メモを取るタイミングに注意することが肝心ですね。

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保育実習のメモ:取り方やタイミング

子どもと保育士

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保育実習中にメモを取る場合、書くタイミングや分かりやすいメモの取り方を考えることも大切でしょう。

ポイントを紹介します。

取り方のコツ

要点のみをメモする

実習中、全てのことをメモに取る必要はないでしょう。

保育に集中していないと思われる場合もあるため、大切だと感じた内容の要点やポイントだけをサッとメモに書き残すようにするとよいかもしれません。

メモ帳に余白ができるくらいの量だと、後から見直しやすいでしょう。

事前準備をする

簡潔にメモが取れるように事前準備をしておきましょう。

メモ帳は、ポケットに入るくらいの大きさで線の引いてあるものが使いやすいかもしれません。

可能性も1本に数色入っているボールペンにして、保育士さん・子ども・環境など気づきごとに使い分けてもよいでしょう。

雑に書かない

保育中、子どもたちを気にせずにゆっくりメモを取ることは避けた方がよいでしょう。

しかし、急ぐあまり殴り書きになったり、どこに何を書いたのかが分からなくなったりしては、実習中にメモを取った意味がありません。

簡潔な内容をスピーディーにメモしつつ、事前準備で場面ごとの見出しを付けておいたりページを変えたりして、後々見やすいようにする工夫も必要でしょう。

タイミング

保育中、メモを取るタイミングは気を付けるべきことのひとつでしょう。

子どもの様子に合わせて見極める必要がありますが、メモを取るタイミングに適した一例を紹介します。

子どもが着席しているとき

メモを取るタイミングは、子どもたちが自由に遊んでいるときよりも落ち着いたタイミングがよいでしょう。

着席しているときは、自由な時間よりも安全が保たれているかもしれません。

もちろん、完全に目を離したり安心していたりすることはよくありませんが、適切な場面のひとつといえるでしょう。

子どもが集中しているとき

子どもが遊びに集中しているときも、メモを取るタイミングとしてよいかもしれません。

運動遊びなど動きが活発な活動のときは避けた方がよいですが、製作やおもちゃを使った遊びに集中していて室内が落ち着いているときがよいでしょう。

休憩中

保育実習中に休憩があった場合、メモをまとめたり整理したりするとよいでしょう。

「休憩中は休みたい」と思うかもしれませんが、帰宅してから保育日誌を書く際の負担軽減につながるかもしれませんよ。

午睡中

午睡中も子どもから目を離してはいけませんが、見守りながら日中気づいたことをメモに書き出すとよいかもしれませんね。

しかし、製作準備や掃除などがある場合は、仕事を優先的に取り組む方がよいでしょう。

子どもの午睡中は、担任の保育士さんと振り返りや質問などができる時間かもしれません。

内容をメモすることはもちろん、質問内容や伝えたいことは事前に整理してメモにまとめておくとよいでしょう。

メモの取り方で実習での学びが変わる!

保育実習中のメモの取り方について紹介しました。

適切なタイミングやポイントを事前に知っておくことで、日誌の書きやすさにつながるだけではなく、学びを深めることができるでしょう。

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