3月の1歳8カ月~1歳11カ月向けの個人案作成時に参考になる「子どもの姿」の例文を紹介します。子どもたちが成長する様子を観察しながら、進級を見据えて個人案を考えてみましょう。文章をどのように書けばよいのか迷ったときは、この記事の例文を参考にして役立ててくださいね。
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活動内容・子どもの姿【3月/1歳8カ月~1歳11カ月向け】個人案文例
子どもの姿の例文をまとめました。
ボールを、転がしたり保育者と投げ合いっこをしたりする中で「もういっかい!」とリクエストし、繰り返し遊ぶ楽しさを味わう
ひな人形を見ながら「これはおひなさまかな?」と保育者が声をかけると、子どもたちも人形を指差したり「ひなまつり」と口にしたりして、行事に関心をもっている
春の製作活動で花のシールを貼ったりクレヨンで春の絵を描いたりし、自分の作品を「みて!」と友だちや保育者に見せて達成感を味わう
ブロックを友だちといっしょに積み上げ、「かして」「じゅんばんね」と声をかけ合いながら少しずつ順番に遊ぶルールを覚える
保育室でブロックや積み木を高く積み上げ、バランスを考えながら遊び、完成したものを「たかいでしょ!」とうれしそうに見せる
午睡前に保育者と春の絵本を見ながら、「たんぽぽ」「ちょうちょ」などと絵を指差し、春の自然に興味を示す
散歩中に春風を感じると「きもちいい」と声に出して笑顔を見せ、春の暖かさを保育者といっしょに楽しむ
散歩や園庭で草花を見つけ、保育者に「みて!」と教えたり、近づいて観察したりしながら春の自然に対する興味を深める
スプーンやフォークを使いながら「じぶんで!」と積極的に食事を進め、少しずつ自分で食べる楽しさを味わう
外遊びの準備のとき、ジャンパーを持ったり帽子をかぶろうとしたりし、少しずつ身支度に挑戦する姿が見られる
音の出るおもちゃや鈴を持ち、「ちょうちょ」の歌に合わせてリズムを取る姿が見られ、音楽やリズムに親しむ
「〇〇ちゃん」と友だちの名前を呼び、いっしょに遊ぶ姿が見られる
保育者といっしょにごっこ遊びを楽しみ、「いただきます」や「ごちそうさま」などのあいさつをしながら、場面ごとに動きを真似る姿が見られる
保育室で友だちが遊んでいるおもちゃに興味をもち、順番を待っていると泣き出すこともあるが、保育者の声かけで徐々に我慢ができるようになる
「オムツかえて」と言葉やしぐさで伝え、保育者に気持ちや要求を表現する場面が増えている
片づけの時間に、保育者と「これはここかな?」と話しながらおもちゃを戻し、片づけに少しずつ慣れていく姿が見られる
その他の3月の「1歳8カ月~1歳11カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
3月の1歳8カ月~1歳11カ月向けの「活動内容・子どもの姿」の文例を参考に個人案を作成しよう
3月は進級に向けて日々の遊びや活動を通じてさまざまな経験を重ね、新しい力を育んでいく時期でしょう。
一人ひとりの発達に合わせた個人案を作成するために、上記の例文を参考にしてくださいね。
春の訪れを感じる活動を取り入れながら、子どもたちの予想される姿をイメージしながら考えてみましょう。