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【3月】環境構成・保育者の援助「1歳8カ月~1歳11カ月向け」個人案例文

1歳8カ月~1歳11カ月向けの個人案を作成する際に役立つ「環境構成と保育者の援助」の例文を紹介します。3月は春の訪れを感じながら体調管理に配慮しつつ、保育環境を整えられるとよいですね。子どもたちが充実した日々を過ごせるように、発達や興味に寄り添ったサポートを心がけましょう。

ucchie79 / stock.adobe.com

環境構成・保育者の援助【3月/1歳8カ月~1歳11カ月向け】個人案例文

環境構成と保育者の援助の例文をまとめました。

ひな祭りの行事に興味をもてるよう、「うれしいひなまつり」をいっしょに歌い、絵本の読み聞かせなどを積極的に行なう

保育者といっしょに折り紙やシールを使ってひな祭りの飾り作りを楽しみ、行事に親しむ

「ちょうちょ」や「はるがきた」など春の歌に合わせて保育者といっしょに手拍子やリズムに合わせて身体を動かし、音楽に親しむ

オムツ替えの際は、事前に「そろそろかえようね」と伝え、心の準備ができるようにし、スムーズに進められるように配慮する

オムツ替えを嫌がるときは、好きな絵本を見せながらリラックスできるように配慮し、保育者が「すぐにかえるね」とやさしく声をかけて安心してもらう

上着のボタンをかけたりチャックをしめたりと、自分で身支度の機会をつくりながら自立心を育てる

自分で「かして」や「イヤ」といった気持ちを言葉で伝えられるよう、友だちとのやりとりを見守りながら、保育者が適切にサポートする

おもちゃの貸し借りの場面では友だちに自分の気持ちを伝えていけるよう「じょうずにどうぞできたね」などと声かけをしていく

散歩中に咲いている花を見つけたときは「このはなきれいだね、なんてなまえだろう?」と問いかけ、子どもの興味を引き出す

春の花や草の色を使って製作を楽しみ、自分の好きな色を選ぶ場面を取り入れながら表現力を育てる

食事の場面でスプーンの持ち方が難しいときには、「こうもってみようか」と声をかけ、手を添えて少しずつ使い方に慣れるようサポートする

午睡の際には、子どもが自分で布団をかける経験ができるように「かけてみようか」と声をかけ、寝つけないときは背中をさすりリラックスできるようにする

外遊びや散歩で疲れた様子が見られた場合は「すこしやすもうか」と声をかけてベンチでひと休みし、ゆったりと過ごせるようにする

室内遊びでは、春の動物(ちょうちょやてんとう虫など)をテーマにしたパズルやカードゲームを取り入れ、季節感を楽しむ

手洗いやうがいの習慣が身につくように、外遊びの後や給食の前などにこまめに声をかける

その他の3月の「1歳8カ月~1歳11カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。

ねらい活動内容・子どもの姿自己評価・反省

1歳8カ月~1歳11カ月向けの「環境構成・保育者の援助」の例文を参考に3月の個人案を作成しよう

子どもたちはそれぞれ成長のペースが異なり、興味をもつ遊びや活動もさまざまです。

3月はまだ寒さを感じる日もありますが、季節の移り変わりや行事を楽しめる時期でしょう。

子どもたちが安心して自分らしく過ごせるよう、発達段階に応じた個別の保育計画を作成できるとよいですね。

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