0歳5カ月~0歳8カ月向けの個人案の作成する際に参考になる4月の「ねらい」の例文を紹介します。この時期は、寝返りやおすわりなどの動きが増え、保育者や周りの人との関わりに少しずつ興味を示し始める頃でしょう。子ども一人ひとりの成長に合わせて目標を設定し、楽しく過ごせるような個人案を作成してみてくださいね。
mannpuku / stock.adobe.com
ねらい【4月/0歳5カ月~0歳8カ月向け】個人案例文
ねらいの例文をまとめました。
「おつむてんてん」や「いっぽんばしこちょこちょ」などの手遊びを通じて、保育者とふれあう楽しさを感じ、少しずつ手や身体を動かして表現する
保育者に手を支えられながら座る練習をして、楽しく過ごす
好きなおもちゃに向かってハイハイで移動し、手足を動かしていく
明るい色のおもちゃに興味をもち、保育者といっしょに見たりふれたりしながら遊びを楽しむ
保育者といっしょにやわらかい布やボールにふれて、手や指を使う楽しさや新しい感触を味わう
お昼寝前に保育者が「ねんねしようね」と声をかけ、お気に入りのタオルやぬいぐるみをそばに置くことで安心して眠りにつく
食事の際に保育者がゆっくりとスプーンで食べさせてもらい、食べる楽しさや味の広がりを感じる
おかゆややわらかい離乳食を少しずつ食べ、食事のリズムや食べる楽しさに慣れていく
泣いて不快感を訴え、オムツ替えをしてもらうと保育者の声やふれあいを通じて気持ちが落ち着く
保育者といっしょにカラフルな布を引っ張ったり握ったりして、手や指の動きを少しずつ覚えていく
さまざまな布やおもちゃのさわり心地を感じ、保育者が「やわらかいね」「ふわふわだね」と声をかけることで、感覚の違いを楽しむ
保育者と「あー」「うー」と喃語でのやりとりを通じて声を出す楽しさや、相手に気持ちを伝える心地よさを感じる
保育者が「いないいないばあ」をするたびに笑顔を見せ、ふれあい遊びを楽しむ
保育者に抱っこされながら窓から外を眺め、光や風を感じることで、環境に少しずつ親しむ
保育者が見守る中でおもちゃを手に取り、少しずつ自分で動かしてみる経験を通じて、手の動きに慣れていく
ガラガラなどの音の鳴るおもちゃを自分でもち上げてみることで、音を楽しむ
その他の4月の「0歳5カ月~0歳8カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
0歳5カ月~0歳8カ月向けの「ねらい」の例文を参考に4月の個人案を作成しよう
日々の活動の中で、赤ちゃんたちが安心してのびのびと過ごせるよう、穏やかな環境を整えていきましょう。
発達段階に合わせた遊びや保育者とのふれあいなどを考え「ねらい」を設定してみてくださいね。