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保育実習後のお礼状の書き方。季節毎の時候の言葉や例文

保育学生の中には保育実習後にお礼状を出したいが、どのように書いたらいいかわからないと感じている方もいるかもしれません。今回は、読み手に伝わりやすいお礼状を書くポイントを解説します。あわせて、学んだことや今後の抱負を伝えるときのお礼状の書き方や例文もまとめているので参考にしてみてくださいね。


保育実習後のお礼状を送るときの書き方。季節毎の時候の言葉や例文

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保育実習後のお礼状にはどのような内容を書けばいいの?

保育実習後、感謝を伝えるためにお礼状を送りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。なかには、お礼状をどのように書いたらいいかわからないと感じている方や、お礼状のマナーや例文を知りたいと感じている方もいるかもしれません。


部分実習や責任実習などの保育実習を終えて、多くの経験を通して成長を感じたり、自分に足りないものが明確となったり、感じることはさまざまでしょう。保育実習を終えてホッとしている方もいるかもしれませんが、実習を受け入れてくれたことや、先生方にお世話になったことなどお礼状で実習園に感謝の気持ちを伝えられるといいですよね。


今回は、お礼状を書くときのポイントの他、お礼状の書き方や例文を紹介します。



保育実習のお礼状を書くときのポイント

実習を機に、初めてお礼状を書くという保育学生もいるのではないでしょうか。


2月に実習が終わり3月にお礼状が届く場合はどのような挨拶をしたらいいのかわからないという方もいるかもしれません。また、締めの言葉に「最後になりましたが」や「末筆ながら」を使うなど、書くときの形式が気になる方もいるでしょう。


実際にお礼状を書くとき、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。お礼状を書くときのポイントについて紹介します。



マナーを心がける


お礼状の書き方がわからずに、自己流で書こうと考える方もいるかもしれません。読み手に感謝の気持ちは伝えられても、これから社会に出ていくことを考えるとビジネスマナーはきちんと身につけたいものですよね。


形式を調べながら書くこともあるかもしれませんが、相手に感謝を伝えることが一番の目的といえるでしょう。受け取る立場になり、もらって嬉しいお礼状はどのようなものかを考えると、お礼状の書き方ひとつで相手に与える印象が変わってくるかもしれませんね。



学んだことや感想を具体的に書く


文例集をそのまま写したかのようなお礼状は、読み手が読んでいて味気ないと感じることもあるようです。


お礼状の書き出しなど形式に沿った書き方をする部分もありますが、学んだことや感想を自分の言葉で具体的に書くことで、感謝の気持ちがより伝わりやすくなるでしょう。



お礼状の書き方

お礼状を書くとき、言い回しや決まりを覚えたり考えたりすることが難しいと感じることがあるかもしれません。お礼状の書き方や失礼のない文章とはどのようなものなのでしょうか。


お礼状に書く内容を具体的に見ていきましょう。



頭語


お礼状の頭語には「拝啓」「謹白」が使用されることがあるようです。どちらもお礼状として使うことには適しているようですが、謹啓の方が改まった書き方となるでしょう。


頭語は結語と組みあわせて使われるため、セットで使うそうです。詳細は、結語のところで再び紹介します。



挨拶


頭語の次には「時候の挨拶」と「安否の挨拶」を書くようです。


時候の挨拶と安否の挨拶を組みあわせて相手への挨拶となるそうなので、以下の例文から組みあわせてみてもいいかもしれません。月毎の時候の挨拶と安否の挨拶をまとめてみました。


時候の挨拶

時候の挨拶は季節や月によって異なるため、お礼状が届くタイミングにあわせるといいでしょう。


1月:年が明け、まだ来ぬ春が待ち遠しく感じられます

2月:立春とは名ばかりでまだまだ寒い日が続いております

3月:寒さの中に春の気配を感じる頃となりました

4月:桜の花のたよりが聞かれる頃になりました

5月:田を渡る風が気持ちの良い季節となりました

6月:あじさいの色が美しく映えるころとなりました

7月:降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じる頃になりました

8月:秋まだ遠く、厳しい残暑が続いています

9月:朝の空気に爽秋の気配が感じられる頃となりました

10月:いよいよ秋も深まって参りました

11月:庭の紅葉も終わりを告げ、すぐ近くに冬の気配を感じる頃となりました

12月:年の瀬の、寒さの身にしみる季節となりました


安否の挨拶

園長先生や園の先生方に送る場合は「皆様」または「貴園」と書くといいようです。園長先生や指導担当の先生一人に送る場合にも「皆様」を使い、他にも「◯◯先生」「◯◯様」と記す場合もあるそうです。


  • 皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
  • 園長先生や皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
  • 皆様には健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
  • 皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。


お礼


挨拶を終えたら、実習のお礼を伝えるようです。


  • この度は、お忙しい中◯日間にわたり保育実習という貴重な学びの機会を与えていただきまして、ありがとうございました。
  • 先日はお忙しいところ、私のために貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

などと、感謝の気持ちを伝えましょう。



エピソード


実習を通して共感したことや、印象に残っていること、学んだことなどのエピソードを書いていきましょう。


定型文が多くなりがちなお礼状ですが、保育実習後に感じたこれからに活かしたいことや、さらにどのような勉強をしたいかなど、今後の抱負を具体的に書くことで先生方にも喜んでもらえるかもしれませんね。



改めてお礼


エピソードがひと段落したところで改めてお礼を伝えると、より丁寧にお礼が伝わるようです。


貴重な体験ができたことや、親身に指導してくださったことなどにふれ、改めてお礼をしましょう。



最後の挨拶


締めの挨拶として、お礼状では「末筆」と使うことが多いようです。


「末筆ながら」とは、「最初に言わなくてはならない気遣いの挨拶を最後にしてしまい申し訳ありません」という意味で使われるおうです。「末筆ながら」や「末筆ではございますが」に続けて、園の発展を祈る言葉や先生方の健康を祈る言葉を添えましょう。



結語


頭語でも紹介しましたが、頭語にあわせて結語を書くようにしましょう。「拝啓」で始めた場合は「敬具」を使い、「謹啓」で始めた場合は「謹白」や「敬白」を使うようです。



日付と名前


結語の後は日付と自分の情報を記入するそうです。日付、学校名、氏名を書いていきましょう。縦書きの場合も横書きの場合、日付は上部または左部、自分の情報は下部または右部と書くときに寄せる位置が違うため、続けて書かないように意識するといいかもしれません。



送り先の名前


最後に実習をした保育園への宛名を書いて完成となるようです。


保育園名、園長先生やお世話になった先生方など、送る方によって宛先が変わるかもしれませんが、園長先生も宛名に入れる場合は、「園長◯◯先生」または「園長◯◯様」「◯◯園長先生」と書き、二重敬語にならないよう気をつけるとよさそうですね。



保育実後のお礼状の例文

保育実習では一人担任のクラスに入ったため、一番お世話になった先生に送りたいという場合や、お世話になった園を代表して園長先生に送りたいという場合の他に、複数担任のクラスに入ったり、複数のクラスで実習をしたりと、数名の先生に送りたいという場合など、お礼状を送る先にはさまざまあるようです。


送り先別に具体的な例文を見ていきましょう。



一番お世話になった先生に向けた例文


謹啓

 初春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 先日の保育園実習の折には、お忙しい中、二週間に渡り丁寧なご指導をいただきまして、本当にありがとうございました。◯◯先生には大変温かく指導してください心から感謝しています。

 今回の実習を通して0歳児から5歳児のクラスに入らせていただき、年齢による発達の違いと声のかけ方など対応の仕方の違いを知ることができました。また、0、1歳児は年齢だけでなく月齢や個人でも発達の違いが大きく、それぞれにあった対応をしていくことが大切だとわかりました。

 短い期間ではありましたが実習で将来は保育士になりたいという思いが、より一層増したように思います。これからも一人前の保育士になれるよう、努力してまいります。
 末筆ではございますが、皆様の後家鉛鉱とご多幸をお祈り申し上げます。

謹白

令和◯年◯月◯◯日

◯◯学校◯◯科 氏名

◯◯保育園 園長
◯◯先生



複数の先生に向けた例文


拝啓
 降雪の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 この度は14日間にわたり保育園実習をさせていただきまして、誠にありがとうございました。私にとって大変貴重な経験となり、心から感謝しています。

 今回の責任実習を通して、複数担任でのクラスの進め方を学ぶことができました。未満児クラスは発達の差が大きいことから、保育士同士で連携するために、報告・連絡・相談の大切さを実感しました。子どものためにさまざまな視点から考え援助している先生方の姿を拝見して、さらに勉学に励みたいと強く思いました。

 最後になりましたが、終始熱心にご指導くださいました園長先生をはじめ、諸先生方には感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
 末筆ながら、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

敬具

令和◯年◯月◯◯日

◯◯学校◯◯科 氏名

◯◯保育園
◯◯園長先生
職員の皆様



クラスの子どもたちに向けた例文


◯◯ほいくえん ◯◯ぐみのみなさん

 こんにちは、みなさんげんきにすごしていますか。
 みんなとすごした2しゅうかんは、とてもたのしくてあっというまでした。ありがとう。
わたしはほいくえんのせんせいになれるように、がっこうにもどってたくさんべんきょうしてきます。
 またどこかであったときは、こえをかけてくださいね。

令和◯◯年◯月◯日

◯◯学校◯◯科 氏名



保育実習後は、読み手に伝わるお礼状を贈ろう

今回は、保育実習後のお礼状について紹介しました。
保育実習を終えてお礼状を書くときは、マナーを心がけて書いてみると読み手にも感謝が伝わるかもしれません。


時候の挨拶から書き始め、お礼状が届く時期によって季語を使うといいでしょう。また、文中には学んだことや感想を具体的に書き、入ったクラスで行った責任実習で感じたエピソードや今後の抱負など具体的な内容を交えて書くと、読み手に伝わりやすいかもしれません。
そして最後は、「最後になりましたが」や「末筆ながら」と締めの言葉を添えると、お礼状の文を締めくくれるでしょう。


例文を参考にしながら、読み手に伝わる自分らしいお礼状が書けるといいですね。



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