東京都の保育士給与情報
2019年度、東京都全体の保育士の平均給与は男性が27万3800円、女性が29万4000円と全国の平均給与を上回る数字です。保育士の有効求人倍率は2020年4月時点で3.41倍となっているため、求人数が多い地域もあるかもしれません。世田谷区では保育士の処遇改善として、「世田谷区保育士等処遇改善助成金」という制度を導入しています。この制度は、区内の保育施設などに勤務する保育士の賃金を改善する目的で創設されたため、利用することにより保育士として働き続けやすくなりそうです。
世田谷区は東京都23区のなかでは西南端に位置しており、多摩川をはさんで神奈川県の川崎市と向かい合っています。土地の面積は約58キロメートルで、23区内で最も小さいといわれる台東区の約6倍もあります。世田谷区の地形は台地と低地から成り立っていて、多摩川に沿って一部の地域は崖になっているところもあるようです。区内ではさまざまな野菜が栽培されていますが、大根、小松菜、白菜は伝統品な野菜として特産品にもなっています。
世田谷区内には8本の私鉄が走っていますが、ほとんどが都心へ向かっている路線のため、通勤や通学がしやすいエリアとなっています。しかし、区内を南北に移動する場合は利便性が低い地域があるため、南北方向に新たな環状鉄道を整備する予定のようです。さらに、鉄道だけでなくバスを利用しやすくするために、路線網の充実だけでなく、区内のバス停留所にベンチや上屋の設置するなどの環境づくりを進めているので、利用してみるのもいいかもしれませんね。