1月の1歳児クラスの月案や週案、個人案の作成に悩む新卒保育士さんもいるかもしれません。子どもたちの健康に留意しながら、冬らしい遊びを取り入れたいですよね。今回は、1歳児クラスで使える1月の月案や週案、個人案の例文を紹介します。養護教育のねらいや貸し借りなどの子どもの姿に加え、安全や健康に関する配慮と反省の書き方についてもまとめました。
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月案・週案に使える1月の1歳児クラスの保育のポイント
新しい年を迎える1月。お正月遊びを通して、保育園にもにぎやかな雰囲気が漂う頃かもしれません。
この時期の保育では、以下のポイントを意識しましょう。
- 年末年始の休み明けは久しぶりの登園となることから、落ち着かない子どもが多いことが予想されるため、早く園生活に慣れるように優しく声をかけていく
- 子どもによっては言葉が出るようになり、自分なりに思いを表そうとすることが増えるような雰囲気づくりを心がける
- 友だちと玩具や道具の貸し借りができるよう、見立てやごっこ遊びを楽しめるような機会を増やしていく
- 自分でスプーンやフォークを使って食べる意欲が高まる時期でもあるため、できたときにしっかり褒めて自信を育てる
- 冬の寒さに応じて服の着脱や手洗い、うがいなどの生活習慣を少しずつ身につけられるようにサポートする
1月の休み明けには生活リズムが崩れやすいため、徐々に保育園の流れに慣れられるように配慮することが大切です。
このような保育のポイントを意識した1月の月案や週案、個人案の例文を紹介します。
今月のねらい【1月】1歳児の月案の例文
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養護と教育の2つの視点から、ねらいの例文をまとめました。
養護のねらい
- 園生活のリズムを取り戻し、落ち着いて過ごす
- 身の回りを清潔に保ち、健康に生活する
- オムツが汚れたときに不快に感じ、保育者に伝えようとする
- 寒さを感じたときに、保育者に上着を着せてもらうなどのサポートを求める
- 手洗いやうがいを習慣づけ、感染症予防に努める
教育のねらい
- 伝承遊びを楽しみ、お正月の雰囲気を味わう
- 保育者や友だちに自分の思いを簡単な言葉で伝えながらのびのびと過ごす
- ごっこ遊びや見立て遊びを通して、想像力を広げる
- 給食やおやつの時間に手づかみで食べたりスプーンを使うことに挑戦したりしながら、食事を楽しむ
- 戸外での活動を通して、冬の自然に触れ、季節を感じる
1月は年末年始の長期休みを経て、家庭での生活リズムが変わりやすい時期かもしれません。
園生活に戻る際に、子どもたちがいつも通りのリズムに戻るまで時間がかかることがあるでしょう。ゆったりとした活動を心がけ、徐々に園のリズムに慣れられるよう配慮することが大切です。
1月の月案のテンプレートはこちらを参考にしてください。
月案のテンプレートをダウンロード
週のねらい【1月】1歳児の週案の例文
続いて、週案のねらいの例文をまとめました
1週目
- 休み明けで生活リズムが乱れやすい時期であるため、徐々に園生活に慣れて安心して過ごす
久しぶりの登園で不安を感じる子どももいるため、無理なく生活リズムが整うようにしましょう。 - 寒い時期に外遊びを楽しめるよう、防寒具の着脱を保育者といっしょに経験する
子どもが帽子や手袋を自分で持ったり、保育者といっしょに着脱を体験したりして、寒さへの対策に慣れていけるようにしましょう。
2週目
- 保育者とのスキンシップを通じて、安心感を持ちながら園生活を楽しむ
抱っこや手をつなぐといった保育者とのふれあいを通じて、子どもたちの気持ちが落ち着くように配慮しましょう。 - お正月遊びや簡単な手遊びを楽しみ、季節を感じる
簡単な福笑いや手遊びを取り入れ、お正月の雰囲気を感じながら楽しく遊べる時間を作りましょう。
3週目
- 冬ならではの歌やリズム遊びを通して、音やリズムに親しむ
冬の歌やリズムに合わせて身体を動かす活動を取り入れ、音楽の楽しさを感じてもらいましょう。 - 戸外での自然体験を増やし、冬の自然に触れる
外での活動時に冬の空気や木の実、葉っぱに触れることで、冬ならではの自然に興味をもつ体験を増やしていきましょう。
4週目
- 保育者の援助を受けながら、食事の準備や後片づけに少しずつ挑戦する
スプーンを使った食事や食器の片づけを、保育者といっしょに少しずつ経験し、自分でできることが増えるようにしましょう。 - 室内遊びを通じて、玩具の貸し借りなど大切さを友だちといっしょに遊ぶ楽しさを知る
室内遊びの中で保育者の見守りのもとで玩具の貸し借りを行ないながら、友だちといっしょに遊ぶ楽しさを感じられるようにしましょう。
1月の週案のテンプレートはこちらを参考にしてください。
週案のテンプレートをダウンロード
前月の子どもの様子【1月】1歳児の月案の例文
続いて、1月の月案に活かせる1歳児クラスの前月の子どもの様子の例文を見ていきましょう。
- 季節の歌を繰り返し楽しみ、歌詞を真似たり曲に合わせて身体を動かしたりする姿が見られた
- 月初めは急な寒さのためか体調を崩す子どもが多かった
- こまめに声かけをすることで自発的に手洗いをしに行く姿が増えた
- ごっこ遊びや見立て遊びに興味をもち始め、保育者や友だちとの関わりが深まってきた
- 自分でスプーンを使って食べようとする姿が増え、食事の時間に少しずつ意欲が見られるようになった
上記のように、1月頃になると自分でやろうとする姿が見られたり、子ども同士での関わりが増えたりするかもしれません。
個人案の作成時にはクリスマス会などの行事に参加する様子を振り返り、子どもの成長を支えられるように計画を立てていきましょう。
子どもの育ちをしっかりと捉え、適切な援助を考えられるとよいですね。
活動内容・予想される子どもの姿【1月】1歳児の月案・週案の例文
1歳児に経験してほしい具体的な活動や予想される姿の例文をまとめました。
養護
生命
- 鼻水が出たら自分でティッシュで拭こうとする
- 個々の体調に配慮してもらうとともに、衣類の調整や手洗いを行ない、健康に過ごす
- 自分でスプーンを使って食べることに挑戦し、少しずつ食事の意欲が高まる
- オムツが汚れたときに不快に感じ、保育者に伝えようとする
- 寒い時期でも元気に過ごせるよう、保育者といっしょに身体を温める活動を行なう
情緒
- 休み明けで不安定になる気持ちを受け止めてもらい、安心感を得る
- 個々のペースに合わせてゆったりと過ごす
- 自分の思いを言葉でうまく伝えられず、泣くことがあるが、保育者がそばで支えてくれることで少しずつ気持ちを伝える力が育つ
- 仲のよい友だちや保育者といっしょにいると安心して過ごすことができ、笑顔が増える
- 言葉でのやりとりが少しずつ増え、保育者に気持ちを伝えられたときによろこびや安心感を得る
教育
健康
- 衣類の着脱など身の回りのことに意欲を持ち、自発的に行おうとする
- 戸外でのびのびと身体を動かして遊び、身体が温まる心地よさを味わう
- 体調が崩れたときに保育者に甘えたり抱っこを求めたりして、気持ちを伝えようとする
- 室内では、保育者の見守りのもとで簡単なリズム遊びを楽しみ、身体を動かす
- 身体を動かした活動後はゆったりとした時間を過ごし、休息する
人間関係
- 友だちと同じ遊びを通して、楽しさを共有する
- 「かして」「どうぞ」などの言葉を使って玩具をやり取りしようとする
- 友だちの動きをよく観察し、同じ動きを真似することで、いっしょに遊びに参加する姿が増える
- いっしょに遊んでいる友だちや保育者の存在に気づき、近くで過ごすことで安心感を得る
- 保育者の声かけや援助により、友だちとの関わりが増える
環境
- こま遊びや目隠しなしの福笑いなど、簡単なお正月遊びを楽しむ
- リズム遊びや手遊びを通して楽器にふれる
- 散歩や戸外活動の際、保育者といっしょに自然の変化を観察し、冬の寒さや木々の様子に興味をもつ
- 室内遊びでは、簡単な片づけを保育者といっしょに行ない、整理整頓の楽しさを経験する
- 自分で選んだおもちゃを保育者に見せながら、遊びの過程を楽しむ姿が増える
言葉
- 簡単な言葉で保育者友だちに思いを伝えようとする
- 保育者に自分の言葉を聞いてもらうよろこびを十分に味わう
- 絵本の読み聞かせを通じて、知っている言葉を繰り返して発音しようとする
- 友だちといっしょに歌を歌ったり、簡単なわらべ歌に合わせて手や身体を動かしたりして楽しむ
- 自分の気持ちや希望を少しずつ言葉で伝えられるようになる
表現
- 積み木やブロックを身近なものに見立てて遊び、想像の世界を楽しむ
- 季節の歌に親しみ、のびのびと表現するよろこびを味わう
- 保育者といっしょに積み木やブロックを使った遊びを通して、物を積んだり並べたりするよろこびを感じる
- 自然物を使った製作活動に興味をもち、葉っぱや木の実などを手で触れて遊ぶ
- 季節の歌に歌い、身振りや手振りを加えて身体を動かしながらリズムを楽しむ
前月から楽しんでいる遊びを引き続き取り入れて、1歳児の子どもが集中して遊び込めるよう配慮するとよいでしょう。
環境構成と保育者の援助配慮【1月】1歳児の月案・週案の例文
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1月のねらいや活動内容をもとに、月案に記入する環境構成や援助、配慮の例文をまとめました。
養護
生命
- 子どもたちが自分で取れる位置にティッシュを配置して、鼻水が出たら自ら処理できるよう声をかける
- 個々の体調に合わせて衣類や活動内容を調整する
- 活動の途中で疲れた様子が見られた場合は、保育者が抱っこや声かけをしながら休息の時間を設ける
- 寒さに応じて帽子や手袋を着ける場面で保育者が近くで援助し、子どもが安心して過ごせるようにする
- 体調不良時には、すぐに保育者が気づけるよう子どもの表情や動きを見守る
情緒
- 安心できるようスキンシップを取りながら関わり、情緒の安定につとめる
- 子どもの様子に合わせて気持ちを受け止めながら関わる
- 登園時に泣く子どもには、保育者がそばにいて安心感を与え、少しずつ落ち着いて過ごせるようにする
- 笑顔での言葉かけや手をつなぐなど、身体の接触を通じて子どもの情緒を安定させる
- 子どもの興味に合わせて保育者が柔軟に関わり、気持ちを引き出す
教育
健康
- 子どもの意欲を認め、着脱や排泄など自発的に身の回りのことに挑戦する姿を褒めるようにする
- しっかりと防寒対策をしたうえで戸外遊びを取り入れて、冬の自然のなかで遊ぶ機会を作る
- 室内遊びと外遊びを交互に取り入れ、活動にメリハリをつけ、子どもが飽きないように工夫する
- 簡単な体操やリズム遊びを通して、室内でも身体を動かす楽しさを感じられるようにする
- 衣類の着脱を繰り返し経験することで、少しずつ自分で挑戦する意欲が育つよう、頑張っている姿を褒めていく
人間関係
- 簡単な集団遊びを取り入れて、友だちと一体になって遊ぶ面白さを味わえるようにする
- 友だちとの関わりのなかで、玩具の貸し借りや挨拶のしかたなどを伝えていく
- 友だちと同じ空間で遊びを楽しむことで、互いの存在に気づき、いっしょに過ごすことを楽しむ
- 保育者がそばで見守る中、友だちと同じおもちゃを共有し、自然に関わりが増えるようにする
- 保育者が間に入って、簡単なやりとりをサポートしながら、遊びの幅が広がるよう援助する
環境
- お正月の挨拶の仕方や風物詩について簡単な言葉で伝え、遊びのなかで親しめるようにする
- 落ち葉や霜、氷など冬ならではの自然を発見し、子どもに伝えていく
- 自然物を使った製作や遊びを通して、季節の移り変わりにふれられる環境を整える
- ふれて楽しめる素材や玩具を用意し、五感を使って冬の自然を感じられるようにする
- 戸外でも室内でも安全に過ごせるよう、危険物の点検などをしっかり行なう
言葉
- 子どもの目を見ながら笑顔で話を聞くことで、伝わるよろこびを味わえるようにする
- 二語文、三語文に対して、さらに主語や目的語などを補い、言葉の土台を作っていく
- 子どもの発言を繰り返し受け入れ、会話を楽しむことで、少しずつ語彙を増やす
- 絵本の読み聞かせを通じて、知っている言葉を使って保育者とやり取りを楽しむ
- 子どもが発した言葉に反応しながら、少しずつ新しい言葉を覚えられるように関わる
表現
- 見立てを楽しめるような素材や玩具を揃えて、環境を充実させていく
- 雪や風を題材にした歌や手遊びを取り入れ、冬の自然を表現して楽しめるようにする
- 指先を使った遊び(シール貼りや簡単な絵描き)を通して、自由に表現する時間を増やす
- 身近なものに見立てて遊べる玩具を用意し、子どもの想像力を広げられるようにする
- 季節の歌や音楽を通して、表現の幅を広げ、のびのびと遊べる場を提供する
1月頃の1歳児クラスでは、友だちの様子が気になり、関わろうとする子どもが出てくるかもしれません。
個人案にも気になることがあればきちんと記入して、適切なかかわりができているのかを振り返られるようにするとよさそうです。
いっしょに遊ぶなど微笑ましい場面もある一方、関わり方がわからずトラブルになるケースもあるため、保育士さんは十分に注意して見守るようにしましょう。
職員との連携【1月】1歳児の月案・週案の例文
ここでは、1月の月案で使える職員との連携についての例文をまとめました。
- 登園時や午睡後の子どもの情緒や体調をこまめに共有し、スムーズに対応できるようにする
- 子ども同士の関わりが増える時期であるため、トラブルが起きた際の対応を統一し、安心感を与える
- お正月遊びや季節の製作活動で使用する道具や環境設定について、職員間で役割を明確にする
- 外遊びや室内活動の時間配分や順序を確認し合い、活動が無理なく進むように工夫する
- 気温や天候に応じて、外遊びのタイミングや内容を職員同士で柔軟に調整する
1月は、冬休み明けで子どもたちが不安定になる時期かもしれません。
お正月遊びや季節の製作活動など、行事に向けた準備も職員間でしっかり連携し、子どもたちが安心して楽しく過ごせる環境を整えていきましょう。
家庭との連携【1月】1歳児の月案・週案の例文
ここでは、1月の月案で使える家庭との連携についての例文をまとめました。
- 個人懇談について周知するとともに、子どもの姿を整理して保護者に伝えられるよう備える
- 年末年始の休み中の過ごし方や体調を聞き取り、子どもの様子を把握する
- 感染症や風邪の予防に向けて、家庭でも手洗いやうがいをお願いし、健康管理に協力してもらえるように伝える
- 1歳児の生活リズムを整えるため、家庭と園で一貫したリズムを作れるよう情報を共有する
- 寒さ対策や防寒具の使用について、保育園での取り組みを家庭にも伝える
1月には個人懇談を予定している保育園も多いようです。保育園での様子をわかりやすく伝えられるよう、あらかじめ情報を整理しておきましょう。
食育【1月】1歳児の月案・週案の例文
ここでは、1月の月案で使える食育についての例文をまとめました。
- 苦手な野菜も一口は食べられるよう励まし、食べることができたらしっかりと褒める
- 食材の名前や形に興味が持てるよう、クイズやペープサートにして遊びに取り入れる
- 自分でスプーンをもち、食べ物を口に運ぶ経験を増やし、少しずつ食べる意欲を育てる
- 食事中は子どもが安心して食べられるよう、楽しい雰囲気作りを心がける
- 食べ物の歌や絵本を楽しみ、食材に興味をもてる時間を設ける
1月は冬の食材を通じて、子どもたちに季節感や食べ物への感謝の気持ちを育てる機会になりそうです。
また、個人案では食事の様子を確認し、気になった点を記入していきましょう。
食事を楽しむ姿勢を大切にしながら、食育活動を行なっていけるとよいですね。
反省・自己評価【1月】1歳児の月案・週案の例文
1月の1歳児クラスの月案に記入する、反省や自己評価の例文を紹介します。
養護
- 防寒具の着脱をスムーズに行なうことが難しい場面があったが、時間に余裕を持って保育者が手伝えるよう工夫したい
- 発熱があった際には職員同士で連携し、さらなる感染を防ぎ、子どもが安心して過ごせるよう配慮できた
- 休み明けで不安定になった子どもたちに、保育者が優しく寄り添い、安心感を抱けるような声かけを行なえた
- 日々の健康観察を丁寧に行ない、体調の変化に早めに気づけた
- 感染症の流行について保護者に伝え、うがいや手洗いを行なってもらえるようにこまめに話すことができた
教育
- 子ども同士の関わりを仲立ちし、いっしょに遊ぶ楽しさを味わえるよう援助することができた
- お正月に行われる風習や伝統的な遊びを紹介し、親しむきっかけを作れた
- 外遊びの際、子どもたちが寒さで早めに帰りたがることが多かったので、もっと楽しめるような工夫を考えたい
- 戸外遊びの際、冬ならではの自然に触れる体験を十分に取り入れ、季節を感じられた
- 自分でやりたいという意欲を尊重し、物事に挑戦する姿をサポートできた
寒さや生活リズムの変化から体調を崩しやすい1月。
1歳児の子どもたちが健康に過ごせるような配慮事項を記載していきましょう。
月案・週案に活用できる1月の1歳児の活動アイデア
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最後に、1月の1歳児クラスに取り入れられる活動アイデアをまとめました。
休み明けは安心して過ごせるような遊びを準備
年末年始の休み明けは、久しぶりの登園で子どもたちも落ち着かないかもしれません。
まずは、甘えたい気持ちや不安な気持ちを受け止めて、安心して過ごせるように配慮しましょう。
お気に入りの車や人形などを用意し、保育者と遊べる環境を整えられるとよいですね。
簡単なお正月遊びを取り入れてみる
1月の遊びとして、簡単なお正月遊びを取り入れて新年の雰囲気を味わってみましょう。
例文でも紹介した、手で回せるこまや目隠しをしない福笑いのほかに、わらべうたやお手玉遊びなどは1歳児でも楽しめるでしょう。
さらに、掲示を通してクラスで行ったお正月遊びを紹介すれば、家庭で親しむきっかけを作れるかもしれませんね。
子ども同士の関係が深まる活動を
1歳児クラスでは、1月頃になると周囲の友だちの様子に関心を持ち、いっしょに遊ぼうとしたり話しかけたりと、関わりあう姿が増えてくるかもしれません。
ただし、まだ思いをうまく表現することができず、トラブルに発展することもあるでしょう。
いっしょに遊ぶ楽しさを味わえるように、保育士さんが関わりながら仲介することがポイントです。子ども同士で遊べる活動を増やし、玩具のやり取りを促したり、子どもの言葉を補ったりしながら見守っていきましょう。
1月の1歳児クラスの月案・週案を作成しよう
今回は、1月の1歳児クラスの月案や週案、個人案に役立つねらいや環境構成、反省の例文を紹介しました。
新しい1年が始まる1月、お正月遊びを取り入れたり、できるようになったことを伸ばしていったりと、子どもの関心に合わせて活動や援助を検討していきましょう。
また、休み明けで不安定になりがちな時期なので、個々のペースに合わせて過ごせるように職員の連携を深められるとよいですね。
12月と2月の例文はこちらをご覧ください。
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