保育学生さんの就職活動をサポートしてくれる保育士就活エージェント。効率よく進めるために使ってみたいけれど、選び方が分からない方もいるかもしれません。今回は、保育士就活エージェントを選ぶときのポイントについてくわしく紹介します。あわせて、利用の流れや注意点、サービスの概要も具体的にまとめました。
aijiro/stock.adobe.com
■目次
保育士就活エージェントとは
保育士就活エージェントとは、就職活動をフルサポートしてくれるサービスのことを指します。
担当のアドバイザーがついて、就活全般に関する相談や求人紹介、待遇の交渉など、さまざまなサポートを通して保育学生さんを援助してくれるようです。
実習やアルバイトで忙しい保育学生さんは就活の負担を抑えられるように、保育士就活エージェントを活用してみるとよいかもしれませんね。
また、就活エージェントとよく似たサービスとして就活サイトがありますが、求人のみが掲載されているものでサポートは受けられないため注意しましょう。
ここでは、保育士就活エージェントの選び方についてくわしく紹介します。
これから就活を始める保育学生さんはここで紹介した内容を参考に、自分に合ったサービスを選べるようになりましょう!
保育士就活エージェントの選び方
まずは、保育士就活エージェントの選び方を解説します。
保育士専門のものを選ぶ
保育学生さんが就活エージェントを使うときは、保育士専門のものを選ぶのがおすすめです。
保育園の求人に特化しているので、一般の就活エージェントより使いやすかったり求人を見つけやすかったりするでしょう。
また、アドバイザーも保育の専門知識を身につけている方が多いため、保育学生ならではの悩みや就活の進め方を教えてくれるかもしれませんね。
大手の保育士就活エージェントを選ぶ
大手のサービスを利用することも、保育士就活エージェントを選ぶときに意識するとよさそうです。
大手であれば保育学生さんを支援した経験も多く、アドバイザーはさまざまな状況に慣れているため、なかなか内定を得られない…などのトラブルがあっても臨機応変に対応してくれるでしょう。
面接対策や園の情報も深く理解しているので、安心してサポートを任せることができるかもしれません。
評判をチェックする
どの保育士就活エージェントを使えばよいか迷ったときは、評判をしっかり確認するとよさそうです。
どんなアドバイザーがいるのか、どんな求人を紹介してくれるのかなどを口コミから判断することができるでしょう。
実際にそのサービスを使った方の口コミを見れば、使い勝手などこまかなポイントも確認することができるかもしれませんね。
自分の地域に合ったサービスを選ぶ
自分の地域に合ったサービスを使うことも、保育士就活エージェントの選び方として挙げられます。
サービスによって特化している地域が異なることがあるため、働きたい地域の求人数は豊富にあるのかを確認しておけるとよさそうです。
サービスの求人検索画面から都道府県で検索してみれば具体的な求人数が分かるので、いくつかの保育士就活エージェントでチェックしてみるとよいかもしれませんね。
求人数を調べる
保育士就活エージェントを選ぶときは、求人数にも注目するとよさそうです。
サービス全体の求人数が多いほど自分に合った園が見つかりやすくなったり、希望に合った求人を紹介してもらえたりするでしょう。
求人数はサービスのトップページなどに書かれていることがあるので、事前に確認しておくとよいですね。
サポートの範囲を確認する
アドバイザーがどこまでサポートをしてくれるかも、あらかじめ調べておくことが大切。
一般的に、保育士就活エージェントでは下記のサービスを受けられるようです。
- 求人の紹介
- 面接対策
- 書類の添削
- 面接同行
- 条件の交渉
- 入職後のフォロー
しかし、サービスによって対応してくれる範囲が異なることが考えられます。
そのため、使おうとしている保育士就活エージェントが、自分が受けたいサポートを行ってくれるのかをしっかり確認しておくとよいでしょう。
保育士就活エージェントの利用の流れ
miya227/stock.adobe.com
続いて、保育士就活エージェントを使うときの流れについて解説します。
1.サービスに登録する
まずは、住所や氏名など基本的な情報を入力して就活エージェントに登録しましょう。
追加情報を入力する欄があるときは、しっかり埋めておくとアドバイザーも保育学生さんの情報を把握しやすくなるかもしれません。
また、面談予約の日時はサービスによってインターネット上で指定できたり、後から日程調整の電話がかかってきたりすることがあるようです。
2.アドバイザーと面談する
サービスに登録したら、アドバイザーと面談をして保育学生さんの要望や条件を伝えます。
面談はサービスによって特定の場所に行ったり、電話で対応したりする場合があるようです。
アドバイザーは保育学生さんの保育観や「残業が少ないところがよい」などの要望、就活における不安なども聞いてくれるので、この段階でしっかりと伝えておくとよいでしょう。
3.求人紹介を受ける
面談が終わったら、アドバイザーは保育学生さんの要望や条件に沿った求人紹介を行ってくれます。
興味がある園を見つけたときはアドバイザーにその旨を伝えることで、保育観や雰囲気、働く環境などを丁寧に教えてくれるでしょう。
実際に園の様子を見てみたい保育学生さんは、アドバイザーに園見学もお願いしてみるとよいですね。
4.園に応募する
魅力を感じる園が見つかったら、履歴書やエントリーシートを作成して応募をしてみましょう。
不安なときはアドバイザーから書類の添削やアドバイスを受けることができるので、初めての就職活動で心配な方も安心です。
また、新卒採用の面接の日程調整もアドバイザーが担ってくれるため、アルバイトや実習が忙しい方もスムーズに選考を受けられますね。
5.面接を受ける
面接の日程が決まったら、本番に向けて面接対策をしたり身だしなみを整えたりしましょう。
アドバイザーは就活のプロなので、必要な持ち物や受け答えの内容など、新卒採用の面接におけるアドバイスもしっかり受けることができます。
また、アドバイザーは園がどのような面接をするのかの情報も持っているため、聞かれやすい質問や雰囲気なども事前に教えてくれるでしょう。
6.結果をもらう
新卒採用の面接の結果は、基本的にアドバイザーから保育学生さんに伝えてくれるようです。
合格のときは入職手続きなどを手伝ってくれますし、万が一不採用になってしまったときは再度求人を紹介してくれます。
そして、次は内定を得られるように、園のフィードバックや保育学生さんの反省点をもとに的確なアドバイスを送ってくれるでしょう。
保育士就活エージェントを使うときのポイント
peach100/stock.adobe.com
最後は、保育士就活エージェントを利用するときに意識すべきポイントをまとめました。
就活エージェントの利用は一つに絞る
就活エージェントを使うときは、一つのサービスに絞るのがおすすめです。
複数の就活エージェントを使ってしまうとそれぞれに情報を登録したり、複数のアドバイザーに連絡したりする必要があり、手間がかかってしまうでしょう。
また、同じ園にそれぞれの就活エージェントから連絡が行ってしまい、採用担当者を混乱させてしまう可能性もあります。
保育学生さん自身の戸惑いを最小限にするためにも、一つの保育士就活エージェントに絞って利用できるとよいですね。
条件に優先順位をつける
自分の要望にすべて合った求人が見つかるとは限らないので、条件に優先順位をつけておくことが大切。
給与や福利厚生、通いやすさなど項目ごとに優先順位を決め、どこまで妥協できるか、何が譲れないかをまとめておくとよさそうです。
また、優先順位をアドバイザーにしっかり伝えることで、自分に合った求人を紹介してもらいやすくなるでしょう。
素早い連絡を心掛ける
素早い連絡を心掛けることも、保育士就活エージェントを使うときのポイントとして挙げられます。
連絡がこまめであれば「就活に対する意欲が高いな」と思われ、アドバイザーも熱意を持ってサポートしてくれそうです。
また、条件のよい求人はすぐに募集が締め切られる可能性があるため、素早い連絡を意識することでチャンスをつかみやすくなるかもしれませんね。
アドバイザーと相性が合わないときは変更する
アドバイザーと相性が合わないと思ったときは、担当者を変えたり他のサービスを使ったりするのも一つの方法です。
保育学生さんによってはアドバイザーと連絡できる時間が合わない、話しづらいと思う場合があるかもしれません。
我慢していると就活が進みづらくなってしまうことが考えられるので、「相性が合わないかも」と思ったときはメールなどで変更をお願いしてみてくださいね。
就活エージェントの選び方を参考に、保育士の就職活動を成功させよう!
今回は、保育士就活エージェントの選び方について紹介しました。
保育士就活エージェントを選ぶときは大手のサービスを選んだり、評判をチェックしてから決定したりするのがおすすめです。
サービスは一つに絞る、素早い連絡を心掛けるなどのポイントを押さえ、保育士就活エージェントを活用してうまく就職活動を進めましょう。
保育学生さんはここで紹介した内容を参考に、4月から楽しく働ける園を見つけてみてくださいね。
保育士バンク!新卒は、保育学生さんの就活をフルサポートする保育士就活エージェントです。
全国に対応しているサービスで、求人紹介から入職後のフォローまでアドバイザーが幅広く支援してくれます。
どの保育士就活エージェントを使おうか迷っている保育学生さんは、ぜひ保育士バンク!新卒に登録してみてくださいね。