就活を進める中で「早く終わらせたい…」と思う保育学生さんもいるでしょう。スケジュールに余裕がなかったり疲労が溜まったりなどの理由で、早く内定を獲得したい方は意外と多いかもしれません。今回は、就活を早く終わらせることはできるのかについて紹介します。また、行うべき方法も具体的にまとめました。
metamorworks/stock.adobe.com
■目次
就活を早く終わらせることはできる?
就活を「早く終わらせたい」と思い、どうすればすぐに内定を獲得できるのか、具体的なコツを知りたい保育学生さんもいるかもしれません。
就活は心身ともに負担がかかりますし、自分の将来と真剣に向き合わなくてはいけないので、辛いと感じる保育学生さんも多いでしょう。
結論、基本的に就活は3カ月〜半年くらいはかかるようですが、工夫次第では一般的な期間よりも縮めることができそうです。
保育学生さんはここで紹介する内容を参考に、自分に合った園から内定を頂いて就活を早く終わらせましょう!
就活を早く終わらせるメリット・デメリット
まずは、就活を早く終わらせるメリットとデメリットを解説します。
メリット
残りの学生生活を有意義に過ごせる
就活を早く終えることができれば、残りの学生生活を有意義に過ごせることが考えられます。
まとまった時間を取れるので、趣味や旅行などに時間を使うことができるかもしれません。
社会人になると自由に休日を取りづらくなるため、海外ボランティアなど、学生のうちにできることを経験しておくとよいでしょう。
入職準備をしっかりできる
入職準備をしっかり行えることも、就活を早く終わらせるメリットのひとつです。
子どもによろこばれる手遊びや製作など、入職後に役立つ遊びを事前に学んでおけるでしょう。
手作りおもちゃなども作っておけば、入職後に子どもを引きつけたいときなどに活かすことができそうです。
入職前に経験を積めるかも
就活を早く終わらせることで、入職前に経験を積める場合もあるでしょう。
園によっては内定者アルバイトとして、在学中から保育士として働かせてもらえることもあります。
周りより一足早く経験を積めるので、社会人としてスムーズにスタートを切ることができるでしょう。
デメリット
就活の意欲の高いライバルが集まっているかも
早くから就活を始める保育学生さんの中には、熱意のある方が多く集まっているかもしれません。
周りより早く就活を開始するということは、真面目で自分の将来を真剣に考えていると言えるため、特別な経験を積んでいる方が多いことが考えられます。
そのため、場合によっては書類選考で落ちたり、集団面接で差を感じて焦ったりしてしまうこともありそうです。
周りと比べずに自分は自分と捉えて、自信を持ってアピールできるとよいでしょう。
周りと就活スケジュールが異なる可能性がある
周りの友だちと就活スケジュールが異なる可能性があることも、就活を早くから始めるデメリットとして挙げられます。
自分が早く就活を終えたときに「就職先が決まった」などと友だちに話すと、まだ内定をもらっていない方は焦りを感じてしまい、結果的に関係の悪化につながることもありそうです。
反対に、同じスケジュールの友だちとスケジュールが合わず、孤独に感じてしまう可能性も考えられます。
そのため、就活を早く始める保育学生さんは、周りの友達と就活スケジュールが異なることを理解して開始できるとよいかもしれませんね。
就活を早く終わらせたい保育学生がすべきこと
comzeal/stock.adobe.com
続いて、保育学生さんが就活を早く終わらせるための具体的な方法を解説します。
実習園の選考を受ける
就活を早く終わらせたい保育学生さんは、実習園の選考を受けるのも一つの手です。
保育実習に参加した園であれば、採用担当者となる園長先生や理事長先生が保育学生さんのことを覚えていてくれるはずです。
「実習で活躍していたな」のように思ってもらえていれば、内定までスムーズにいくこともあるでしょう。
しかし、早く就活を終えたいからと「とりあえず実習園を受ける」という考え方だと、入職後にミスマッチを感じることが考えられます。
そのため、自己分析をしっかり行ったり保育実習の経験を思い出したりして、「自分は実習園に合っていそう」と感じたときに選考を受けるようにしましょう。
自分に合った園を選ぶ
就活を早く終わらせたい保育学生さんは、条件面だけでなく自分の保育観などに合った園を選ぶことが大切になります。
そうすることで採用担当者は「うちの園にマッチしている」と思ってもらうことができ、内定獲得しやすくなることにつながりそうです。
入職後もミスマッチを起こしづらく、長く働き続けることができるでしょう。
就活を始める前に、自己分析で自分の保育観や性格、長所・短所などをしっかり洗い出しておくとよいかもしれませんね。
早くから選考を行っている園を受ける
保育園の就活は私立保育園の場合、卒業年度の6月くらいから始めることが一般的ですが、中にはそれよりも早く採用活動を始める園もあります。
早く始めればその分ライバルが少なくなったり、求人の選択肢が増えたりするでしょう。
そのため、卒業年度が始まる直前くらいから就活準備を行い、卒業年度が始まったら選考を開始している園を探して受けてみるとよさそうです。
イベントに参加する
就活フェアなどのイベントに参加すれば、園の説明を受けるだけでなくその場で面接の予約をすることもできるかもしれません。
一度にさまざまな園を見られるほか、直接園の担当者とお話することができるので自分に合った園かどうかを見極めることもできるでしょう。
また、他にもその場で選考を受けられるイベントもあるようなので、自分の希望に合ったものに参加してみるとよさそうですね。
逆求人サイトを使う
就活を早く終わらせたい保育学生さんは、逆求人サイトを使ってみてもよいでしょう。
逆求人サイトとは保育学生さんが情報を登録し、それを見た園の採用担当者が魅力を感じた方にスカウトするサービスのことです。
待っているだけでスカウトが届くので、自分で求人を探しつつ逆求人サイトにも登録しておけば、効率的に就活を進められるかもしれませんね。
就活・転職エージェントを活用する
就活・転職エージェントとは、アドバイザーが保育学生さんに合った求人を紹介してくれるサービスのことです。
保育学生さんが忙しいときもアドバイザーが代わりに就活を進めてくれるため、早く終わらせたい方にはぴったりのサービスと言えるでしょう。
また、効果的な面接対策や書類の書き方も教えてくれるので、内定を獲得しやすくなるかもしれません。
就活を早く終わらせたいと思ったときの注意点
mapo/stock.adobe.com
最後は、就活を早く終わらせたいときに気をつけるポイントをまとめました。
同時に選考を進める
ひとつずつ選考を進めていたら時間がかかってしまうので、複数の園の選考を同時に受けることを意識しましょう。
その際は面接や説明会の日程がかぶらないように、しっかりとスケジュール管理を行うことが大切です。
また、自分で求人に申し込みつつ保育士就活フェアにも参加するなど、いくつかの方法を組み合わせてみてもよいかもしれません。
書類や面接の対策をしっかり行う
就活を早く終わらせたい保育学生さんは、書類や面接の対策をしっかり行うようにしましょう。
選考の対策に手を抜いていると面接に落ちる原因となり、就活を早くから始めてもなかなか内定を獲得できなくなってしまうかもしれません。
そのため、保育学生さんは面接前にあらかじめ質問の受け答えを考えたり、マナーを理解したりしておくとよさそうです。
就活を早く終わらせたいときはポイントを押さえよう!
今回は、保育学生さんは就活を早く終わらせることができるのかについて紹介しました。
基本的に就活を始めてから就職先が決まるまで、3カ月〜半年くらいはかかるようですが、工夫をすれば早く内定を頂くことはできそうです。
就活を早く終わらせたい方は保育士就活フェアに参加したり、就活・転職エージェントを活用したりなどしてみましょう。
保育学生さんはここで紹介した方法を参考に、自分に合った園から早期に内定を頂けるとよいですね。
保育士バンク!新卒は、保育学生さんの就活をフルサポートする就活支援サービスです。
「就活を早く終わらせたい…」「忙しくて就活がなかなか進まない」などの保育学生さんの悩みを、アドバイザーがしっかり解消いたします!
保育士バンク!新卒に登録して、効率よく就活を進めてみませんか?