新卒保育士さんに気を付けて欲しい保育士の職業病、そのひとつが腰痛です。保育をする中で腰に負担をかけてしまい、発症してしまう人がいます。腰痛は、保育だけではなく、新卒保育士さんの私生活やメンタル面にも影響を与えてしまうかもしれません。記事の内容を参考に、予防に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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腰痛は保育士職業病のひとつ!
新卒保育士さんは、職業病とはなにかご存知ですか。
職業病とは、働く中で生じてしまう病気や怪我など身体の不調のことです。
その中の一つに腰痛があります。
腰痛は、腰が痛くてつらいことはもちろん、身体を動かす度に感じる痛みに気持ちが参ってしまうこともあるかもしれません。新卒保育士さんの生活に大きな影響を与えるでしょう。
もちろん、保育士をしている全員が腰痛を発症するわけではありません。
しかし、病院に行かなければならない状況になる前に、新卒保育士さんは対策し、予防に努めることが大切です。
まずは、保育士が腰痛を発症してしまう原因を見てみましょう。
新卒保育士さんの腰痛予防:原因を知ろう
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腰痛予防のためにはまず、原因を知ることが大切です。なぜ腰痛が保育士の職業病となっているのか、紹介します。
抱っこ
保育士さんは、子どもとかかわる中で自然と身体に負担がかかっているようです。特に抱っこでは、抱きかかえるとき腰に負荷がかかります。腰痛につながる要因のひとつでしょう。
体勢
保育士さんは、子どもの視線に合わせる体勢をとるため、腰をかがめる姿勢や中腰、膝立ちなどが多くなります。特に乳児は、オムツ替えや着替えなどで腰に負担がかかる姿勢が多くなるでしょう。
力仕事
行事準備や環境整備など、力仕事の多い保育士さん。子どもが飛びついてきたり、身体の大きな幼児でもおんぶや抱っこを求められたりすることもあるでしょう。
重労働な場面が多く、身体を痛めてしまうことがあるのかもしれません。
事務作業
事務作業は、保育室内で取り組むことが多いでしょう。子ども用の椅子やテーブルを使用することがほとんどで、無理な体勢で作業しているのではないでしょうか。
日々の蓄積が、腰への負担につながっているかもしれません。
新卒保育士さんの腰痛予防対策
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腰痛は、なぜ保育士の職業病となるのかを紹介しました。次は、新卒保育士さんができる予防対策を見てみましょう。
適度や運動やストレッチを行う
ストレッチなどで腰回りの筋肉をほぐすことが、腰痛予防につながるようです。
寝る前などに行い、毎日の習慣となるとよいですね。子どもたちが活動の中で行うストレッチや体操を、保育士さんも積極的に取り組むことで、活動が盛り上がるだけではなく、健康にもよい影響があるかもしれません。
サポーターをつける
コルセットなどで腰を支えることで負担軽減につながるでしょう。ご自身の身体にあったものを用意できるとよいですね。病院などで相談してみるのもよいかもしれません。
体勢に気を付ける
保育中は、常に体勢や姿勢に気を付けるとよいでしょう。前かがみは控える、子どもを抱きかかえるときはしっかりしゃがむなど、腰の負担になる要素は避けた姿勢にしましょう。
環境を整える
事務作業は、できる限り事務所で行うようにしましょう。大人用の椅子やテーブルを使用することで、腰への負担が変わってくるのではないでしょうか。
しかし、事務所の作業しやすい環境で仕事をする余裕はない、という現状もあるのかもしれません。
そのような場合、ご自身の体調に合わせた働き方や職場環境を選択していく必要があるのかもしれないですね。
もし、腰痛を感じてひどくなる場合は、すぐに病院に行き、診察してもらうことも大切でしょう。
腰痛対策をして新卒保育士さんは健康に働こう!
保育士さんの職業病、腰痛の予防対策を紹介しました。
たくさん身体を動かし働く保育士さんには、日々少しずつ負担がかかっているのかもしれません。
記事の内容を参考にして、職業病予防の対策をしていきましょう。
また、体調で気になることを感じたら早めに病院に行くなどして、新卒保育士さんが身体を労わりながら働けるとよいですね。
もし、今の働き方に無理や不安を感じているのならば、ぜひ一度保育士バンク!新卒にご相談ください。
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