都会と田舎、新卒保育士さんは働く地域に希望はありますか?就活は、新卒保育士の大きなターニングポイントであり、就職先は今後の人生に大きくかかわってくるでしょう。今回紹介する田舎と都会の違いは、就職先を選択するうえで参考になるかもしれません。新卒保育士さんが魅力的に働ける場所を、見つけられるとよいですね。
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保育士の働き方に田舎と都会の違いはある?
そもそも保育士さんには、田舎と都会で働き方の違いはあるのでしょうか。
園によっての特色はさまざまですが、地域ならではの特徴もあるようです。
都会で働くか、田舎で地方移住するか、ご自身にあった選択をしていきましょう。
まずは都会の魅力を紹介します。
都会で保育士になる魅力と注意点
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新卒保育士さんの中には、東京などの都会に憧れている人もいるでしょう。都会で保育士になるメリットを紹介します。
魅力
求人数が多い
田舎と比べると、都会の方が求人数は多いようです。その分、新卒保育士さんの就職先の選択肢が広がりそうですね。
さまざまな園の特色がある
最近では、園舎のユニークさやICTシステムの活用、週休3日制の導入など、園の特色溢れる取り組みが話題になることもあります。
求人数が多い分、さまざまな保育や働き方を検討することができるでしょう。
好待遇な場合がある
東京都で働く保育士さんの給料は、全国的に見ても比較的高いとされています。他にも、家賃補助や福利厚生などさまざまな補助があるでしょう。
地方から上京する場合、引越し費用を負担してくれるところもあります。
勉強の場が多い
上京すると、勉強する場も広がるでしょう。研修も、リモートではなくオフラインでさまざまな講師の話が聞けるかもしれません。
都内だと、著名な方の研修も多いでしょう。
注意点
都会の求人は、情報だけでは分からない部分が多いかもしれません。
たとえば、給料だけで見れば高額のため余裕のある暮らしができるように思うのではないでしょうか。
しかし、特に都内は物価自体が高いため、想像しているほどゆとりある生活はできない場合もあります。
満員電車での通勤を苦痛に感じる人もいるため、思った以上に慌ただしい毎日になってしまうかもしれません。
田舎で保育士になる魅力と注意点
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最近よく耳にする「地方移住」「Iターン就職」。世間的に在宅勤務が増えてきた昨今、あえて地方に移り住む人も増えているようです。
しかし、現場あってこその保育士さん。田舎で働くメリットはあるのでしょうか。
魅力
通勤がしやすい
地方は、自動車や自転車通勤がしやすいでしょう。逆に電車での通勤が珍しい地域もあるかもしれません。
朝はゆっくりしたい、満員電車が苦手、という人に向いているのではないでしょうか。
自然豊かな場所が多い
都内に比べると、田舎の方が自然に触れる機会が多いでしょう。自然が身近にあるため、散歩や遠足、課外活動など、活動の幅も広がるかもしれません。
地域とのつながりがある
都会と比べると、田舎の方が地域の人とのかかわりが親密かもしれません。
ボランティアや老人ホームなど、さまざまな人とふれあう機会を持てるかもしれないですね。
町全体で子どもたちを見守ってくれている、アットホームな暖かさも感じられるのではないでしょうか。
支援制度がある場合も
地域によっては、移住者に対する家賃補助や支援金支給などをしているところも多くあるようです。
都内も同様ですが、就職先によって条件や金額が異なるため、事前に確認することが大切でしょう。
注意点
田舎で保育士を目指す場合、都会よりも求人数は少なくなるでしょう。選択肢が狭まるといえるかもしれません。
田舎では、保育の内容や働き方が昔と変わらず柔軟さに欠けるところもあるようです。
結果、必要以上に厳しい上下関係や業務量の負担などに苦労する場合もあるでしょう。
都会か田舎か。保育士として就職先に迷ったら
保育士として働く場合の都会と田舎、それぞれの魅力について紹介しました。
都会の保育士も田舎の保育士もさまざまな魅力がありますね。
新卒保育士さんが働く場所を決める際は、今回紹介した内容をさらに深堀っていきましょう!
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