1歳6カ月~1歳9カ月向けの個人案を作成する際に参考になる「環境構成と保育者の援助」の例文を紹介します。保育環境を整え、子どもが自分のペースで成長できるよう、優しく寄り添う援助を心がけましょう。安全な環境を整えながら、子どもたちの成長をしっかりサポートできるとよいですね。例文を参考にしながら、日々の保育に活かしてくださいね。
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環境構成・保育者の援助【1月/1歳6カ月~1歳9カ月向け】個人案例文
環境構成と保育者の援助の例文をまとめました。
ボール遊びが好きな〇〇ちゃんが自由に遊べるように広いスペースを確保し、身体全体を使う楽しさを感じられるよう援助する
一人遊びを好む〇〇くんが落ち着いて遊べるよう、静かなコーナーにお気に入りの積み木を置き、集中して遊べる環境を整える
保育者と手を繋いで踊ったりリズムをとったりして、安心感を育みながら楽しめる時間を提供する
自分で靴を履きたい気持ちが強いので、少しずつサポートしながら、自分のペースで靴を履く練習をし、成功したときにはたくさん褒めて自信をつけてもらえるように配慮する
音の出るおもちゃやカラフルな道具を手の届く範囲に配置し、さわったり操作したりする中で、発見を楽しめるよう援助する
スプーンの扱い方に慣れていない様子なので、手を添えてサポートしながら、少しずつ自立して食事ができるよう援助する
散歩や園庭で遊ぶ際には寒さを感じやすいため、こまめに防寒具の着脱を確認しながら、短時間でも遊びを楽しめるよう配慮する
オムツ替えの際にはリラックスできるよう、声をかけながら進め、安心して過ごせる雰囲気をつくる
友だちの遊びに興味を持ち始めたようなので、いっしょにおもちゃを使う機会を増やし、保育者が見守りながら遊びをサポートすることで、自然に交流を深められるよう援助する
歩いたり走ったりと身体を動かす遊びが好きな様子が見られるので、安全な環境を整え、いっしょに楽しむ
リズムに合わせて手拍子をしたり簡単な体操をしたりと楽しめるように音楽を流し、いっしょに身体を動かしながら遊ぶ
手先を使った遊びが好きな〇〇くんには、シール貼りや型はめなど簡単な遊び道具を提供し、集中して取り組めるようにサポートする
昼寝へなかなかスムーズに入れない〇〇ちゃんには、絵本の読み聞かせや静かな音楽を流して、リラックスした状態で安心して眠れるように環境を整える
冬の自然物に興味をもつ〇〇くんには、保育者が一緒に霜や木の実に触れながら、季節の変化を感じられる活動を取り入れていく
1歳6カ月~1歳9カ月向けの「環境構成・保育者の援助」の例文を参考に1月の個人案を作成しよう
1歳6カ月~1歳9カ月の子どもたちは、それぞれのペースで成長し、興味の対象も異なります。
子どもが安心して過ごしながら自分らしく成長できるよう、柔軟にサポートしていくことが大切です。子どもたちの発達に合わせて個人案を作成していきましょう