就職活動における面接では、なるべく良い印象を持ってもらいたいですよね。
気を付けるべきマナーはたくさんありますが、今回は、普段の生活であまり気にしない
「椅子への座り方」に注目して、印象アップを目指すコツをご紹介します。
好印象につながる面接時の「座り方」
面接会場に入室してから、椅子に座るまでの流れに沿ってみていきます。
入室後は、用意されている椅子の隣まで歩いて、椅子の横に気を付けの姿勢で立ちます。椅子の右に立つか、左に立つか迷った場合は、基本的にドアから近い方に立てばOKです。面接官から指示がある場合は、それに従いましょう。
ポイント1:勝手に座らない
面接官の指示があるまでは勝手に椅子に座ってはいけません。まず、椅子の横に起立し、お辞儀をしてから、出身校・学部・名前を大きな声ではっきりと面接官に伝えます。その後、面接官からの「お座りください」「どうぞおかけください」といった指示を待ってから、着席するようにします。
ポイント2:着席時にも一礼
無言で着席せず、「失礼します」などと一礼してから着席してください。
ゆっくりと落ち着いて座るようにしましょう。
<<着席時に気を付けたいこと>>
・椅子には深めに腰かける
・背もたれに寄りかからない
・顎を引いて姿勢を正す
・男性の場合、両膝を広げすぎない(目安はこぶし一つ分)
・女性の場合、膝を軽くつけて足を揃え、両手を重ねて膝の上に乗せる
NGな座り方とは?
就活における面接時間の平均は、30分~1時間と言われています。その間、面接官の前で座り続けることになりますが、緊張状態という事もあり、無意識のうちに座り姿勢が崩れてしまいがち。
よくあるのが、知らないうちに背もたれに寄りかかっているというケース。さらに、普段足を組んで座る癖がある場合、知らず知らずのうちに足を組んでしまっていた…という方もいるようです。
面接官からそうした姿勢に対する指摘がくることはまずないと思いますが、確実にチェックはされており、場合によっては大きなマイナスの印象を与えてしまうこともありますので、注意しましょう。
面接中に、姿勢にも気を配ることは勿論ですが、普段から正しい姿勢でいるようにすると、無意識に正しい座り姿勢をとれるようになりますよ。
普段から美しい姿勢で座ろう!
日本人は諸外国に比べて、椅子に座っている時間が長く「座りすぎ」と言われているようです。さらに、座っている状態というのは、腰や肩へ負担が大きく、健康を損ねやすいとも言われています。
背筋を伸ばした美しい姿勢で座ることは、座り姿勢の際に体の負担を軽減してくれます。面接対策だけでなく、普段から美しい姿勢で座ることを心掛けると、様々なメリットがありそうですね。