実習前に参加するオリエンテーションでは、どんなことを質問するとよいのでしょうか。服装や持ち物など、気になることを事前に確認できれば実習をスムーズに進められそうですね。今回は、オリエンテーションで聞くことを7つのジャンルに分けて紹介します。時間が短いときに優先すべき質問や聞き方のコツもまとめたので、当日の準備に役立ててくださいね。実習全体の流れは▶ 保育実習とは(全体ガイド)をご覧ください。

オリエンテーションで聞くことは7つ!質問事項をチェック
オリエンテーション(事前訪問)では、実習中の服装や1日の流れ、必要な持ち物などを確認します。
聞き忘れがないよう、事前に質問を準備しておくことが大切でしょう。
まずは質問事項を一覧で紹介します。
オリエンテーションで聞くこと7つ
気になる項目をタップすると解説にジャンプします♪
当日はこのリストを見ながら確認すると聞き漏らしを防げます
また、オリエンテーションの電話のかけ方や当日の流れについては▶ 保育実習オリエンテーションの記事をご覧ください。
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【質問】園の概要を聞く〜事前にHPを確認〜
- 保育理念・保育方針
- クラス名・子どもの人数
- 職員構成
養成校によっては、園児数や職員構成などについて実習日誌に記録が必要なケースもあるようです。
事前に園のホームページで情報を確認したうえで、わからなかった点を質問することがポイント。
ホームページに書かれていることをそのまま質問してしまうと、準備不足だと思われてしまうかもしれません。
【質問】実習内容を聞く〜ピアノの曲目は早めに確認〜
基本的な実習の流れ
出勤日や勤務時間などの基本情報を質問しましょう。
配属クラスや年齢についても確認しておきたいですね。
さらに、更衣室の場所や出勤後・退勤前の流れも聞いておくと実習当日に慌てずに済むでしょう。
なお、幼稚園実習や施設実習では、保育園とは一日の流れが異なることが予想されます。
出勤してからの過ごし方をあらかじめ聞いておけば、見通しを持って参加できるでしょう。
部分実習・責任実習の日程と内容
具体的な実習の内容について、気になる部分を確認しておきます。
- 部分実習・責任実習の日程
- 弾き歌いをするピアノの曲目
- 読み聞かせをする絵本の題名
- 実習初日の自己紹介について
- 実習中のメモについて
- 最終日にプレゼントをあげてもよいか
実習中にピアノや読み聞かせをする場合は、実習前に練習できるように曲目や題名を確認しましょう。
使用する楽譜や絵本を貸してもらえるケースもあるようです。
責任実習の内容や進め方については▶ 責任実習の記事をご覧ください。
また、実習中のメモは園によって方針が異なります。
メモの取り方については▶ 保育実習のメモの取り方の記事をご覧ください。
【質問】子どもとのかかわりを聞く〜どこまで関わってよいか〜
実習生が子どもとどこまでかかわってよいのかは、園によって考え方が違います。
- 抱っこや排泄介助をしてよいか
- 子どもとの関わりで気をつけること
- 園で実施している感染症対策・安全対策
- クラスの子どもの特徴や興味のあること
子どもたちにどこまでかかわってよいのかを確認しておけば、実習中に迷う場面が減るでしょう。
クラスの子どもの特徴や興味のあることも質問しておくと、部分実習の活動に活かせそうですね。
また、幼稚園実習・施設実習では、保育園との違いを踏まえた子ども・利用者へのかかわり方を聞いておくとよいかもしれません。
【質問】実習日誌・指導案を聞く〜修正のルールも確認〜
- 実習日誌の提出場所と提出時間
- 指導案の提出期限(初日から必要か)
- 修正時のルール(訂正印か修正テープか)
- 書き方で気をつけること
オリエンテーションの段階で、提出場所や注意点について質問すると安心ですね。
園によっては実習初日から指導案の提出を求められることもあるようです。
その場合は内容と期限をしっかりと確認しておきましょう。
また、修正する際は訂正印を使用するのか、修正テープを使用してもよいのかを質問しておくと慌てずに済みそうですね。
【質問】服装を聞く〜通勤時と実習中で分けて確認〜
通勤時の服装
行き帰りの服装については、スーツと私服のどちらにするべきか質問しておくと迷わずに済むでしょう。
私服の場合は、園の職員や保護者からの印象を考慮して、オフィスカジュアルを意識した服装を選ぶとよさそうですね。
トップスにはシャツやブラウスなどを着用し、ボトムスは丈が長く露出の少ないものを選びます。
実習中の服装
通勤時の服装とは別に、実際に子どもたちと接するときの服装についても聞いておきましょう。
- エプロンの貸与があるか、指定があるか
- キャラクターデザインの可否
- 名札の書き方(フルネームか)と留め方
- ジャージや短パンの可否
キャラクターデザインのエプロンや靴下は、子どもたちが保育学生さんに興味を持ってくれるきっかけになるかもしれません。
しかし、園によってはキャラクターグッズの使用を禁止しているところもあるようです。
季節ごとの服装については▶ 保育実習の服装の記事をご覧ください。また、髪色の判断に迷う場合は▶ 保育実習中の髪色の記事をご覧ください。
【質問】持ち物を聞く〜園独自のものがないか確認〜
主な持ち物は、着替え・水筒・日誌や指導案・筆記用具・上履きなどです。
そのうえで、園独自に必要なものがあるかを聞いておくとよいかもしれません。
- 配膳用のエプロンや三角巾
- うがい用のコップ
- お弁当が必要か(給食が出るか)
- タオルや着替えの枚数
特に、園の規則に沿って持参を求められるものとして、配膳用のエプロンや三角巾、うがいのためのコップなどが挙げられます。
さらに、実習生には給食が出ないこともあるため、お弁当が必要かどうかも確認しておくと安心ですね。
持ち物の準備全般については▶ 実習前の準備の記事をご覧ください。
【質問】その他に聞くこと〜駐輪場や諸費用の精算方法〜
その他、オリエンテーションで確認しておくとよいポイントは以下の通りです。
- 諸費用の精算方法(給食費など)
- 自転車の置き場所
- 傘の置き場所
- 欠席・遅刻時の連絡方法と連絡先
自転車で通勤する場合は、駐輪場を確認しておくと実習当日もスムーズに対応できるでしょう。
また、施設実習の場合は泊まり込みで参加することもあるため、宿泊のルールや食事・洗濯などについても聞いておくとよいですね。
欠席・遅刻時の連絡方法については▶ 実習を休む場合や遅刻のときの連絡方法の記事をご覧ください。
時間が短いときは?必ず聞くべき3つに絞る
オリエンテーションの時間は、園によって15分程度と短いこともあります。
すべてを聞けない場合は、実習前に準備が必要なものから優先して質問しましょう。
pickup:時間がないときに優先すべき3つの質問
① 部分実習・責任実習の日程と内容
ピアノや絵本の練習期間が必要なため、いちばん早く知りたい情報。
② 持ち物とエプロン・名札の規定
購入や手作りに時間がかかるため、当日までに揃えられないと困る。
③ 出勤時間と初日の集合場所
これがわからないと初日に動けないため、必ず確認する。
園の概要や子どもの様子は、実習が始まってからでも確認できます。
逆に、園のホームページに載っていることや、実習が始まれば自然にわかることは後回しでよいでしょう。
聞き方のコツ!メモの取り方と質問の順番
質問の内容が決まったら、聞き方も準備しておきましょう。
質問はメモに書き出して持っていく
質問したいことは、事前にメモに書き出して持参しましょう。
その場で思い出そうとすると、緊張して聞き忘れてしまうことがあります。
メモを見ながら質問しても失礼にはあたりません。
説明を受けてから、残った疑問だけ質問する
オリエンテーションでは、園側から実習の説明をしてもらえることが多いでしょう。
先に質問を並べるのではなく、説明を聞いたうえで残った疑問だけを質問するとスムーズです。
説明の途中で気になったことは、メモの余白に書き留めておきましょう。
「はい・いいえ」で答えられる形にする
「どうすればいいですか」と丸ごと尋ねると、園の方の手を長く止めてしまいます。
「エプロンはキャラクターものでも大丈夫でしょうか」のように、短く答えられる形にすると聞きやすくなるでしょう。
聞き忘れたことがあっても大丈夫
すべてを完璧に聞けなくても問題ありません。
実習初日に「オリエンテーションでお聞きし忘れたのですが」と前置きすれば、答えてもらえます。
聞かないまま自己判断で進めるより、後から聞く方がずっと安全です。
そんなときは、たくさんの園が一度に集まるイベントに足を運んでみるのもひとつの方法です。
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オリエンテーションで聞くことに関するよくある質問
Q. 質問がひとつも思い浮かびません。何も聞かなくてもいいですか?
質問がないと、意欲がないように受け取られてしまうことがあります。
この記事のチェックリストから、気になる項目を選んでおけば十分です。
Q. 園から先に説明があり、質問がなくなってしまいました。どうすればいいですか?
「先ほどご説明いただいた〇〇について、△△という理解で合っていますか」と確認すれば、話を聞いていたことも伝わります。
Q. メモを見ながら質問しても失礼になりませんか?
準備してきたことが伝わり、好印象につながることもあります。
その場で思い出そうとして聞き忘れる方が、実習に影響してしまうでしょう。
Q. 幼稚園実習や施設実習でも、同じことを聞けばいいですか?
幼稚園や施設は、保育園と一日のスケジュールが大きく異なります。
施設実習で泊まり込みの場合は、宿泊のルールや食事・洗濯についても聞いておくと安心です。
質問を準備してオリエンテーションに臨もう
今回は、オリエンテーションで聞くことを7つのジャンルに分けて紹介しました。
服装や持ち物、実習計画についてなど、実習前には気になることがたくさんあるでしょう。
質問したいことをメモにまとめておくと、当日あわてずに確認できます。
時間が短いときは、実習前に準備が必要なものから優先して聞きましょう。
聞き忘れたことがあっても、実習が始まってから確認すれば大丈夫です。
不安や疑問を解消して、実習に臨めるとよいですね。
実習日誌の書き方については▶ 実習日誌の書き方の記事をご覧ください。
また、実習全体の流れをおさらいしたい方は▶ 保育実習とは(全体ガイド)をご覧ください。
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