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保育実習前に必要な準備とは。実習先の下調べや持ち物、事前練習など

保育実習前にどのような準備が必要なのか迷う保育学生さんもいるかもしれません。実習先の園の下調べやエプロンやペンといった持ち物の確認、手遊びや歌の実践的な練習など、準備することはたくさんありますよね。このコラムでは、保育実習前の準備についてくわしく紹介します。


保育実習前に必要な準備とは。実習先の下調べや持ち物、事前練習など

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保育実習前に必要な準備とは?

保育実習は、保育学生のみなさんにとっ実践的な保育活動を学ぶことができる大切な機会でしょう。しかし、事前にどのような準備が必要なのかと不安になることもあるかもしれません。


主に保育実習前は以下の準備をすると、安心して当日を迎えることができそうです。

  • 実習先の園についての下調べ
  • 用意する持ち物の把握
  • 手遊びや歌などの実践的な練習

以上の準備する内容をもとに、具体的に紹介します。



保育実習前に必要な準備:実習先の園について調べる

保育実習をする際の実習園は、学校で決められる場合や自分から選択する場合など違いがあるようです。どちらにしても、実習先の園が決まったら、まずは園についてしっかりと調べておくとよいでしょう。



園の下調べ


実習園の所在地や方針などを調べて、どのような園なのか把握しておきましょう。


園の所在地、通う際の時間の確認

園の所在地を確認し、通う際にどの交通機関を利用するのか、徒歩で通えるのかなど実際に通うことを考えて調べておきましょう。保育実習前に、事前に自宅から園まで行き来してあらかじめ通う時間を把握するとよいかもしれません。


交通機関を使う場合は、平日と土日で時刻が違う場合があるので、しっかりと確認しましょう。時間にゆとりをもてるように、実習先に早めに着くようにするなど、考えて行動するように心掛けましょう。


園の方針の確認

事前に実習する保育園や幼稚園の特色を把握しておくことは、大切です。裸足保育やモンテッソーリ教育など園によってさまざま保育方針があります。実習先のホームページなどで見ることもできるので、園の方針につい確認しておくとよいでしょう。


園の方針で知りたいことや気になったことについてメモを取り、実習の際に担任の先生や園長先生等に聞いてみることも勉強になるでしょう。



園への挨拶について有無の確認


実習先が決まると、事前に電話で挨拶するべきかを学校の先生などに確認するとよいでしょう。園が忙しい場合などは挨拶はいらず、実習に関するプリントを渡される場合もあります。自分自身で判断するのではなく、しっかりと事前の挨拶の有無を学校の先生に確認するとよいかもしれません。


実習先に電話で挨拶する場合は、保育実習の際の持ち物や身だしなみについて質問することもできるため、事前に聞くことをまとめておくとよさそうですね。



保育実習前に必要な準備:必要な持ち物を確認する

必要な持ち物を確認することは、保育実習前の準備に欠かせないことです。ただし、持ち物をどのように選び、忘れないようにすればいいのでしょうか。



必要な持ち物を選ぶとき


まず保育実習では、


  • 外靴
  • 上靴
  • 帽子
  • リュック
  • 腕時計
  • 名札
  • エプロン
  • ハンカチ
  • 文房具

などが必要になるでしょう。
しかし、園の規定に沿ったものや素材、機能性の優れているものを選ばなければいけないものなど気をつける点もあります。


一つひとつ詳しく紹介します。



外靴


外靴は基本的にはスニーカーなどの運動靴を指定されることが多いようです。スニーカーの中には、底が厚いものや紐がほどけやすいものなど、実際に履いてみると動きにくいものもあります。子どもたちと過ごすことを考えて、動きやすいものを選ぶとよいでしょう。



上靴


上靴は、底が白いものやバレーシューズの指定される場合があるようです。靴ひもがほどけると子どもが踏んでケガをしてしまう場合もあるため、靴ひもがないものを用意するとよいかもしれません。上靴は使用せずに靴下のみで過ごす園もあるようなので、事前に確認しましょう。



帽子


帽子は、つばが大きいものだと子どもの顔が見えにくい場合があるので、保育活動のことを考えて選ぶとよいでしょう。季節によっては外遊びが多い場合もあるため、帽子は必須アイテムです。自分の体調管理のことを含めて、帽子を用意するようにしましょう。



リュック


保育実習の中で、外にお散歩や遠足に行くときにリュックが必要になる場合があります。実習中であることを考慮して、派手な色のリュックではなく、シンプルでポケットが多く、使いやすいものを選ぶとよいかもしれません。


リュックに特定のキャラクターやキーフォールダーをつけていると、子どもが気になってしまい、遊びに集中できないこともあるようです。そのような点も配慮して、リュックを用意するようにしましょう。



時計


腕時計は時間を把握するうえで、必要なアイテムですが実習先で乳児クラスがある場合は、赤ちゃんを抱くことも多く、時計を使わないように指示されることもあります。腕時計をつける場合は、ゴム製のものなど、子どもに当たってもケガがないようなものを選ぶとよいでしょう。



名札


実習先の保育園や幼稚園では、名札をつけるように指示されることもあるようです。子どもたちがわかりやすいように自分の名前をひらがなで書いたり、絵をつけてみたり、工夫して作ることもできます。


園から指定された名札を配布される場合があるので、事前に確認しておくとよいかもしれません。



ハンカチ


実習するうえで、衛生面を考えて手洗いやうがいは大切です。事前に、ハンカチやティッシュを用意しておきましょう。タオルハンカチなど吸収性のあるものを用意すると、使いやすいでしょう。



エプロン


実習先では、エプロンを使う園と使わない園があるので、必要かどうか実習前に確認しておきましょう。エプロンを使う場合は、ポケットがあるとメモ帳やペンを入れることができるので、使いやすいでしょう。洗いやすさや使いやすさを考えてシンプルなものを選ぶとよいかもしれません。



文房具


保育実習のときに手帳やメモ帳、ボールペンや色ペンなどさまざまな文房具を使う機会があります。担任の先生と話し合う際も、メモ帳の他にスケジュールを把握できる手帳を用意しておくと、日程を確認しやすいでしょう。


実習中にメモ帳を活用する場合もありますが、実習先によってはメモ帳の使用を禁止することもあるかもしれません。理由としては、子どもたちが気になってしまうこと、実習生がメモに集中してしまうことなどが挙げられるようです。あらかじめメモを取ってよいかどうかはしっかりと確認するとよいでしょう。


このように、必要な持ち物を準備するときは、選び方や気をつけるポイントを理解することも大切といえそうです。 次は、必要な持ち物が揃ったあと、忘れ物がないようにするための方法をみていきましょう。



持ち物のチェックリストを作ろう


保育実習に必要な持ち物を確認する際、チェックリストを作るとよいでしょう。必要な持ち物を表記して、まとめていきましょう。


<書き方の例「保育実習に必要なもの」

☐上靴 ☐帽子 ☐リュック ☐名札 ☐エプロン ☐メモ帳 ☐ペン ☐ハンカチ ☐ティッシュ

 

園の規定や季節によって必要なものが変わる場合もあるため、確認しながらチェックリストを作るとよいでしょう。お弁当などが必要な場合は、箸やランチョンマットなども忘れないように、チェックリストに追加するとよいかもしれません。



保育実習前に必要な準備:実践的な練習をする

保育実習前に必要な準備をするうえで、手遊び、ペープサートなどを活用した演習、指導案の書き方など実践的な練習は大切でしょう。


ここでは、保育実習前の準備の一つである実践的な練習について、具体的にいくつか紹介します。



歌や手遊び、ピアノ伴奏などの練習


保育実習の際に手遊びを子どもたちの前で行う場や歌をいっしょに歌うこともあるでしょう。歌は、挨拶や行事の歌など数多くあり、園によってさまざまな歌が歌われています。ピアノの練習などもふまえて、事前に練習しておくとよいかもしれません。


手遊びについて、動物や草花、季節にちなんだものなど歌同様、種類も豊富です。子どもの年齢によって取り組みやすい手遊びも違うため、年齢別に手遊びを練習して、用意しておくと実習するときに役立つかもしれません。


手遊びや歌の練習の際に、子どもにわかりやすく伝えられるような言葉がけを考えておくと、実習でスムーズに伝えられるかもしれません。



ペープサート、エプロンシアターなどを活用した演習


保育実習でペープサートやエプロンシアターを子どもたちに披露する場もあるかもしれません。ペープサートとは、「ウチワ型紙人形劇」と呼ばれ、物語を題材に2枚の紙に登場人物などを描き、持ち手として竹串や割りばしをはさんで貼り合わせて、うちわ形に切り取ったものです。身近な材料で作ることができるため、活用している保育士さんも多いようです。


エプロンシアターは、エプロンを舞台にポケットから人形や小物を取り出して、エプロンに貼り付けながら物語を展開していきます。エプロンシアター用の本も多く出版されているため、実習に活用するためにも事前に作っておくと役立ちそうですね。


実習先の保育士さんから「用意している手遊びやペープサートはありますか?」と聞かれることもあるかもしれません。ペープサートやエプロンシアターなどの製作物を作り、練習しておくとよさそうでうね。



指導案を書く練習


指導案は月案、週案、日案と種類がありますが、実習の際は日案や設定保育について書くことが多いようです。折り紙製作やゲームなどを子どもたちに提案する際に、場の設定、指導方法、注意する点など細かく書くことが求められるでしょう。


実践する際もスムーズに保育活動が進めることができるように、指導案の書き方を練習しておくとよさそうですね。



実習記録を書く練習


実習記録は、保育活動の内容や感想、反省点などを書き、提出します。子どもたちへの対応の仕方や設定保育の際に行動など、気づいた点を細かく書き、実習記録をつけていきましょう。


初めての保育実習の場合は、緊張と不安でいっぱいになってしまうこともあるかもしれません。保育実習の記録の書き方をあらかじめ練習しておくと、実習中も「感じたことを覚えておこう」「自分のこの行動が正しかったのか、先生に確認したい」など、ポイントを考えながら実習に取り組めることもあるかもしれません。


実習記録を書く練習の中で、自分の考えを文章でまとめる練習をしておくとよいでしょう。



保育実習前の準備で気をつけること

保育実習前の準備について紹介しましたが、いくつか気をつける点を紹介しましょう。基本的なことですが、忘れてしまいがちになることもあるかもしれないので、参考にしてみてくださいね。



スケージュールを立てて準備に取り組む


保育実習の期間はあらかじめ決まっていることが多く、比較的スケジュールは立てやすいでしょう。実習で使用するペープサートやエプロンシアターなどは製作に時間がかかる場合があるため、しっかりとスケジュールを立てて製作するよいかもしれません。


歌や手遊びを人前で披露すると緊張してしまう保育学生さんもいるでしょう。友人の学生同士で発表し合うなど、人前に立つことに慣れておくとよさそうですね。



生活習慣を整え、体調管理に気をつける


保育実習の前に早寝早起きをして生活習慣を整え、体調管理に気をつけましょう。実習する前に体調を崩してしまうと、実習にも影響してしまいます。笑顔で実習に取り組めるようにしっかりとした体調管理を行いましょう。



社会人としてのマナー、身だしなみの確認をする


社会人として敬語を使用したり、服装の身だしなみに気をつけたりすることは大切です。新社会人としての勉強にもなるため、実習の際もマナーと身だしなみに気をつけましょう。


言葉遣いについては実習中に気をつけようと思っていても、つい普段の言葉遣いが出てしまうこともあるかもしれません。普段から、いずれ保育士として子どもたちの前で話すということを意識しながら、言葉を発することの大切さについて考えて生活しましょう。



保育実習前に必要な準備をしっかりと行おう

保育実習前に必要な準備について、園の下調べや事前の挨拶、用意する持ち物、手遊びやペープサートなどの練習などを紹介しました。


保育実習の期間は、普段とは違った環境のため、緊張したり、体調を崩してしまったりと不安になることもあるかもしれません。


事前の体調管理や社会人としてのマナーなどさまざまな視点から備えて、学び多い実習となるように準備できるとよいですね。