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【新卒保育士必見】体調不良が起こる原因。休むときの連絡方法や日頃からできる対策

体調不良になってしまい、欠勤を考える新卒保育士さんもいるでしょう。日頃から健康に気を遣っていても、子どもと密接にかかわるため、時には体調を崩してしまうこともありますよね。今回は、新卒保育士さんに体調不良が起こる原因についてまとめました。また、休むときの連絡方法や対処法についてもくわしく紹介します。

体調不良の保育士

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新卒保育士が体調不良になる原因とは?

お腹が痛くなったり熱が出たりと、体調不良になるとさまざまな症状が出るでしょう。

学生のときは健康に自信があっても、保育士として働き始めてから体調を崩すようになった新卒保育士さんもいるのではないでしょうか。


まずは、新卒保育士さんが体調不良を起こしやすくなる原因について紹介します。



シフトが不規則である


保育士さんは早朝からの業務や、遅くまでの業務に対応することも多いため、生活リズムが崩れやすいと言われています。

場合によっては、睡眠時間を十分に取れないこともあるかもしれません。


特に新卒保育士さんは、学生のときと比べて生活リズムが大きく変わるので、体調不良を起こしやすくなってしまうようです。



長時間労働や残業が多くなりがち


園によっては持ち帰りの仕事があったり、大きな行事の前は残業が続いたりするなど、保育士さんは長時間労働や残業が発生しやすいようです。


業務に追われしっかり休めないことから、体調を崩してしまうこともあるかもしれません。



ストレスを溜め込みやすい


保育士さんは保護者対応で気を遣ったり、子どもを預かるという責任の重さを感じたりと、ストレスにつながる場面が多いようです。


特に新卒保育士さんは慣れていないことも多いため、保護者との関係や業務が思うようにいかず、精神的に疲弊してしまう場合もあるかもしれません。

ストレスが溜まると自律神経が乱れてしまうので、腹痛や頭痛など、体調不良が起こると言われています。



子どもの感染症が移ってしまう


保育士さんは、鼻水やよだれを拭くなど、日々密接に子どもとかかわるため、子どもから感染症が移ってしまうこともあるでしょう。


特に嘔吐物やおもらしの処理をする際は、しっかり消毒したり手を洗ったりして予防することが大切です。



新卒保育士が体調不良で休むときの方法

体調不良にもかかわらず無理に出勤してしまうと、感染症の場合子どもに移したり、症状が酷くなって長期休暇を取らざるを得なくなったりする可能性もあります。

そのため、体調不良の場合は休めないからと無理をせず、しっかり療養するようにしましょう。


ここでは、新卒保育士さんが体調不良で休むときの方法について解説します。



園に電話連絡をする


前日から体調が悪い場合、翌日の出勤が難しそうと判断した時点で電話連絡しましょう。そうすれば、園側が職員配置を変えたり代わりの保育士さんを見つけたりしやすいかもしれません。


出勤日の朝に体調が悪くなった場合は、出勤時間より前に連絡することを心がけましょう。無断欠勤はもちろん、ギリギリの連絡も控えることが大切です。

また園が状況を把握しやすいように、欠勤した日は夕方の落ち着いた時間にもう一度電話し、次の日出勤できるかを伝えるとよいですね。



園によっては代わりの保育士さんを見つける


園によっては少ない人数で回している場合もあるため、他の保育士さんの負担が増えないように、自分で代わりの保育士さんを見つける必要があるかもしれません。


出勤できるようになったら、代わってくれた保育士さんに謝罪とお礼を言い、感謝の気持ちを伝えましょう。



職場で体調を崩したときはすぐに伝える


万が一園で体調を崩してしまったときは、同じクラスの保育士さんや上司などに報告することが大切です。


早めに伝えておけば、配置を代わってくれる保育士さんを見つけるなど、早退できるように対応してくれるかもしれません。

感染症の場合、子どもや他の保育士さんに移してしまう可能性もあるので、無理せずに早退するように心がけましょう。



新卒保育士が体調不良を防ぐための対処法

体調不良でつらい保育士

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最後は、新卒保育士さんが体調不良に陥らないために、日頃から心がけたい対策方法をまとめました。



シフトに応じた予定を立てる


次の日が早朝からの勤務のときは前日の夜に予定を入れない、遅くまで勤務する日は午前中にゆっくりするなど、余裕のある予定を作ることが大切です。


事前にシフトをある程度把握しておき、心身を休められるタイミングを1日の中で確保できるようにしましょう。



栄養をたっぷり摂る


仕事が忙しいと食事がおろそかになり、インスタント食品を食べたり、外食をしたりする機会が増えてしまうかもしれません。

しかし、栄養が偏ると疲れやすくなる、免疫が落ちて病気にかかりやすくなるなど、身体に悪影響が起こると言われています。


そのため、意識的に果物や野菜を摂って栄養状態を整え、健康に気を遣うことが重要でしょう。どうしても難しい場合は、サプリメントなどを活用するとよいかもしれませんね。



手洗いやうがいを行う


手洗いやうがいは、風邪などの体調不良を防ぐうえで基本的な習慣です。日ごろから意識して取り入れましょう。


忙しいと怠ってしまう新卒保育士さんもいるかもしれませんが、感染症を防ぐためにも外出した後だけでなく、日中もこまめに行うことが大切です。



睡眠時間を十分に確保する


疲労を回復したり、体調を整えたりするためには睡眠が必須と言われています。


睡眠が足りていなければ集中力が欠けるなど精神面にも影響があったり、体調不良が起こったりするなど、仕事に影響を与えてしまう場合もあるかもしれません。

特に疲れているときは、いつもより長めに睡眠時間を確保したほうがよさそうですね。



休日はしっかり休んでリフレッシュする


休日は持ち帰り残業をするのではなく、心身ともにしっかり休むように心がけましょう。


仕事から離れて趣味に打ち込んだり、友人と会って遊んだりと、リフレッシュする時間を意識的に確保することで、ストレス解消にもつながるかもしれません。



新卒保育士が体調不良になる原因を知り、日頃から対策しよう

今回は、新卒保育士さんが体調不良になる原因や、休むときの方法について紹介しました。

保育士さんは、持ち帰り残業や長時間労働が多く、心身ともに休めないことがあるようです。また、生活リズムも不規則になりやすいことから、体調不良が起きやすいと言われています。


しかし、無理をすると長引くだけでなく、場合によっては子どもや他の保育士さんに移す可能性もあるので、体調が悪いときは早退や欠勤をして休むことが大切です。

新卒保育士さんが体調不良になる原因を理解し、日ごろからしっかりとした対策を心がけてみてくださいね。

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