保育学生さんが学校を辞めたい理由。異なる業界を目指すなどの対処法も紹介

忙しい学生生活に追われ、学校を辞めたいと思う保育学生さんもいるかもしれません。特に保育実習や授業が大変で、投げ出したくなることもありますよね。今回は、保育学生さんがつらいと感じる理由についてくわしく紹介します。あわせて、学校を辞めたいときの対処法を、生活や進路に関する内容に分けてそれぞれまとめました。

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保育学生さんが学校を辞めたいときはどうすればよい?

保育学生さんの中には実習や勉強が大変で、学校を辞めたいと思ってしまう方もいるかもしれませんね。十分な休息や自由時間が取れず、気が滅入ってしまう場合もあるでしょう。

しかし、つらい状態のまま過ごしているとせっかくの学生生活を楽しめなかったり、将来に期待を持てなくなったりしてしまうかもしれません。

そのため、辞めたいと思ってしまう原因をしっかり分析し、自分に合った対策方法を見つけることが大切でしょう。

保育学生さんが学校を辞めたいと思う理由

考えている女性

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まずは、辞めたいと思ってしまう理由からくわしく見ていきます。

保育実習が大変だから

保育学生さんが学校を辞めたいと思ってしまう理由として、保育実習が大変なことが挙げられそうです。

日中は保育園で実習を行い、夜は日誌を書くのに時間がかかって寝られないというケースもあるでしょう。

また、保育実習は長期休みに行う場合も多いようなので、休日が減ってしまうことにストレスを感じる場合もあるかもしれません。

授業が忙しいから

専門学校や短期大学の場合、授業が朝から夕方まであることも多いでしょう。

ピアノや製作など実技の練習をしなくてはいけない場合もあり、スケジュールが詰まってしまうかもしれません。

満足にアルバイトやサークルができず、勉強ばかりに追われることに不満が溜まってしまう保育学生さんも多いでしょう。

就活が始まるとさらに負担が増えるから

最終学年になり就活が始まると負担が増えてしまうことも、保育学生さんが辞めたいと思う理由として挙げられます。

勉強で忙しい日々の中に就活が入るため、スケジュール調整が大変になってしまうでしょう。

学校によっては実習日程と重なることもあり、さらに時間の管理が難しくなってしまうかもしれませんね。

クラスメイトと合わないから

学校をつらいと感じる原因として、クラスメイトと合わないことも考えられます。

学校によってはクラスが編成され、毎日同じメンバーで過ごすケースもあるようです。

そのため、気の合わない友だちがいる場合、学校が居心地の悪い場所になってしまうのかもしれません。

将来の選択肢が狭まれるから

保育学生さんは保育士以外の道に進むのが難しく、「将来の選択肢が狭まった」と感じる方もいるでしょう。

特に保育の養成校に通っている保育学生さんの場合、一般職を目指すのは勇気が必要かもしれません。

そのため、途中で違う道に進みたくなった保育学生さんは孤独を感じたり、授業を受ける時間がもったいなく感じたりしてしまうでしょう。


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保育学生さんが辞めたいと思ったときの対処法

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ここからは、保育学生さんが辞めたいと思ったときの対処法を紹介します。

学生生活に関する対処法

保育士として働いている姿を想像する

学生生活をつらいと感じたときは、保育士として働いている姿を想像してみるとよさそうです。

どのような保育士になりたいか、どのように子どもと接したいのかなど将来の姿を想像することでモチベーションが上がるでしょう。

自身の目標が明確になり、大変な勉強にも前向きに取り組めるようになるかもしれませんね。

アルバイトや趣味を楽しんで視野を広げる

アルバイトや趣味に打ち込み、視野を広げてみることもよさそうです。

保育以外のことも適度に行えば、気持ちをリフレッシュできてさらに勉強に集中できるようになるかもしれません。

そのため、保育に関係のないアルバイトや趣味など、自身が夢中になれるものを始めてみるとよいでしょう。

友だちと励まし合う

学生生活がつらいときの対処法として、友だちと励まし合うことも挙げられます。

保育士を目指している友だちに相談すれば、お互いに共感できて気持ちが晴れるでしょう。

また、話しているうちに勉強や実習の乗り越え方が見つかり、悩みの解決につながるかもしれませんね。

しっかり休息を取る

勉強ばかりしていると気が滅入ってしまうので、友だちと遊んだり家で休んだりするなど自分に合った方法で休息を取りましょう。

しっかりと休むことで疲れが回復し、また前向きな気持ちで勉強に打ち込めるかもしれません。

また、心の健康を保つには、栄養バランスのよい食生活や睡眠の質を保つことも大切だと言われています。

そのため、バランスのよい食事や十分な睡眠など、生活習慣にも気をつけたほうがよさそうです。

進路に関する対処法

異業界への就職を目指す

保育とは異なる業界への就職を考えてみるのも、辞めたいときの対処法として挙げられるでしょう。

保育士の養成校や保育学部に入学した方でも、保育士以外の仕事に就くことはできます。

子ども服店や子育て支援センターなど、保育士資格を活かして働ける職場を探してみるとよさそうですね。

他の学校への編入を検討する

保育以外の分野を見てみたいと感じる方は、自身に合った学校を見つけて編入を検討するのもよいかもしれません。オープンキャンパスに行ったり大学のパンフレットを取り寄せたりしてみてもよいでしょう。

特に専門学校から4年制大学への編入の場合、卒業見込みや1700時間以上の授業時間数などの条件を満たしていれば出願資格を得られるようです。

4年制大学に行けば、就職先の候補が増えたり、学べる内容が広がったりすることが考えられるため検討してみるとよいでしょう。

出典:専門学校から大学への編入学について/文部科学省

保育学生を辞めたいときはよく考えて後悔のない選択をしよう!

今回は、保育学生さんが学校を辞めたいと思う理由を紹介しました。

学生生活をつらいと感じる原因として実習が大変、授業が忙しいなどの理由が挙げられるでしょう。

そのようなときは友だちと励まし合ったり、他の学校への編入を検討したりするとよさそうです。

保育学生さんは周囲の方とよく相談し、後悔のない選択をできたらよいですね。

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