新卒一年目に付与される、有給休暇の日数が分からない保育学生さんもいるかもしれません。付与日数を押さえておけば、あらかじめ取得するタイミングなどを計画立てることができるでしょう。今回は、一年目の保育士さんがもらえる有給休暇の日数を紹介します。また、取得するときのマナーについてもまとめました。
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新卒一年目の有給休暇の付与日数について知ろう！
有給休暇とは一定期間勤続した労働者を対象に、付与が義務化されている法定休暇のことを指します。
「雇い入れの日から6カ月経過している」「全労働日の8割以上出勤している」という条件を満たせば、雇用形態によらず所定の年次有給休暇が付与され、給料をもらいながら休むことが可能です。
では、一年目の保育士さんは具体的にどれくらいの有給休暇を取得できるのでしょうか。
保育学生さんが保育士として入職するときのために、一年目の有給休暇の付与日数についてくわしくまとめました。
出典：年次有給休暇とはどのような制度ですか。パートタイム労働者でも有給があると聞きましたが、本当ですか。/厚生労働省
新卒一年目にもらえる有給休暇の日数とは
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フルタイムで働く一年目の保育士さんは、園に入職してから6カ月目に10日の有給休暇をもらうことができます。
園によっては入職後すぐに付与される場合もあるので、事前に雇用契約書などをしっかり確認しておくとよいでしょう。
また、年次有給休暇が10日以上付与される方において、使用者は付与日から1年以内に5日分を取得させることが義務化されています。
万が一5日分を消費できそうにない場合、使用者は労働者の意見を聞きつつ、意見を尊重しながら時季を指定して取得させる必要があるようです。
そのため、一年目の保育士さんは付与された有給休暇のうち、1年以内に5日は取得できるようにスケジュールを立てておくとよいかもしれませんね。
一年目の保育士が有給休暇を取る方法やマナー
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ここまで保育士一年目にもらえる有給休暇の日数について紹介してきましたが、そもそも取得するときはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。
最後は、一年目の保育士さんが有給休暇を取りたいときに気をつけるポイントや、マナーについてまとめました。
業務状況を見て判断する
有給休暇を取得するときに意識すべきマナーとして、業務状況を見て判断することが挙げられそうです。
有給休暇はいつでも使うことはできますが、3月や4月などの繁忙期や行事前などのタイミングで取ると、他の方に迷惑をかけてしまうことが考えられます。
そのため、有給休暇を使うときは、休んでも業務に支障のないタイミングで取得するとよいでしょう。
特に一年目の保育士さんは先輩保育士さんや園長などに、あらかじめ忙しい時期について聞いておくとよさそうですね。
余裕を持って申請する
急な体調不良などで有給休暇を使う場合を除き、申請は遅くても1週間前までに行うようにしましょう。
園長などは業務の状況を見て可否を判断する必要があるため、いきなり「明日有給休暇を使いたいです」などと言ってしまうと、迷惑をかけることにつながるかもしれません。
また、一方的なお願いではなく、「取ってもよろしいでしょうか？」のようにお伺いする形で聞くとポジティブな印象を与えられそうです。
自分の業務はしっかり引き継ぐ
自分の業務はしっかり引き継ぐことも、一年目の保育士さんが有給休暇を取るときのマナーとして挙げられるでしょう。
引継ぎをしておかなければ、業務の進捗が分からず他の保育士さんが困ったり、当日の保育に影響が出て子どもが戸惑ったりしてしまうかもしれません。
そのため、担当している業務がある場合は前日までに、進捗や対応しなければいけないことなどを他の保育士さんに伝えておくことが大切です。
保育士一年目に取れる有給休暇の日数について押さえよう！
今回は、保育士一年目に取得できる有給休暇の付与日数について紹介しました。
有給休暇とは一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しつつ、ゆとりのある生活を送るために付与が義務化された法定休暇です。
フルタイムで働く一年目の保育士さんは、入職してから6カ月目に10日の有給休暇をもらうことができます。
取得する際は業務状況を見たり余裕を持って申請したりして、マナーをしっかり守れるとよいでしょう。
保育学生さん・新卒保育士さんは一年目に取れる有給休暇の日数などを押さえ、入職後や日々の働き方に活かしてみてくださいね。
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