初めて保育実習に参加する際は、一日の流れがわからず不安を感じるものですよね。実習生としての動きや日誌への記入の仕方を知っておけば、スムーズに実習に入れるかもしれません。今回は、保育実習における一日の流れを徹底解説します。0歳児から5歳児までの年齢別スケジュールから、日誌への書き方例までくわしくまとめました。
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■目次
保育実習は一日の流れを把握することが重要!
保育実習を控えた学生さんの中には、「保育園の一日の流れってどんな風に進むんだろう?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
スムーズに保育実習に取り組むためには、参加する前に
一日の流れを抑えておくことが重要です。大まかな動きを知っておくことで、保育に入るときはもちろん、実習日誌や指導案を書くうえでも役立ちますよ。
今回は保育実習の一日の流れについて、
- 実習生さんの動き
- 園生活の流れ(0歳児~5歳児の年齢別)
- 実習記録への記載の仕方
の3点に分けて徹底解説します!
保育実習の一日の流れ:実習生さんの動き
まずは、保育実習の一日の流れを踏まえて実習生さんの動きをくわしく見ていきましょう。
基本的にはクラスに入り、子どもと関わりながら保育士さんの補助業務をすることとなります。
出勤・退勤時間は園によって異なるので、保育実習のオリエンテーションでしっかり確認するようにしましょう。
保育実習の一日の流れ:園生活の流れ
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続いて、年齢別に一日の流れを紹介します。
年齢によって流れが異なるため、
- 0歳児
- 1歳児・2歳児
- 3歳児・4歳児・5歳児
上記の区分でまとめました。
0歳児
0歳児クラスの一日の流れは一般的に以下のようです。
0歳児クラスは、まだ一人ひとりの生活リズムの差が大きいため、個々に合わせた流れで過ごすケースが多いでしょう。
保育士さんの指示を聞きながら、その日の子どもの様子や体調に合わせてスケジューリングすることが求められるかもしれません。
1歳児・2歳児
1歳児頃から徐々に生活リズムが安定し始めるため、クラス単位の集団で過ごす時間が増えてきます。
ここでは、乳児クラスのうち1歳児・2歳児を想定した一日の流れを見ていきましょう。
1歳児前半などまだ低月齢のうちや、休み明けなどリズムが崩れているときは、午前寝をしたり早めに午睡に入ったりなど流れが変わることもあるかもしれません。
徐々に集団保育に移行していきますが、幼児クラスよりも個々に寄り添った対応が求められる場面が多いようです。
3歳児・4歳児・5歳児
3歳児・4歳児・5歳児の幼児クラスにおける一日の流れを見てみましょう。
幼児クラスでは、子どもたちが当番制で係を担当したり、自分でやりたいことを考えて過ごしたりと自立心を育めるよう配慮されています。
クラスによって一日の流れや過ごし方は異なるので、上記の大まかな流れをおさえたうえで実習先のクラスに合わせて行動しましょう。
保育実習日誌における一日の流れの書き方
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最後に、保育実習日誌での一日の流れの書き方を紹介します。
日誌の書き方例
上記のように、「〇」などの記号を使って見出しを作ると見やすく記録できます。
何時に活動が始まったかがわかるように時間も忘れずメモしておくようにしましょう。
書くときのポイント
- 子どもの姿や環境図と合わせて書く
- 環境構成といっしょに記載する
- 見出しの頭を揃えて読みやすさを意識する
保育実習の日誌は、指導担当者に読んでもらうのはもちろん、自分が後から見返したときに実習での学びを思い出せるように丁寧に書くことが大切です。
学校・実習先で指導されたことを踏まえて、わかりやすい記載を心がけましょう。
一日の流れを知って保育実習に備えよう
今回は、保育実習の一日の流れについて年齢別に紹介しました。
一日の流れは年齢によって異なるため、保育実習に行く前に自身の担当クラスのスケジュールを知っておくことが大切です。
日誌の作成にも役立つため、実習前に流れを知って準備を進めておきましょう。
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