新卒保育士さんはまず、第一印象を意識してみてはどうでしょうか。第一印象で全てが決まるわけではありませんが、入職したばかりの新卒保育士さんをもっと知りたいと思ってもらえるきっかけを作るためにも好印象を与えられるとよいですね。これからたくさんの新しい出会いが待っています。好印象な立ち振る舞いを知り、人間関係を築いていきましょう。
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保育士さんは第一印象が大切!
人の第一印象は、出会って3から5秒くらいの短い時間で決まるそうです。
見た印象、話す内容や声のトーンなど、第一印象を決める要素はさまざまですが、必要なことを意識するだけで印象が変わるかもしれません。
保育士は、子ども、保護者、職員などさまざまな人間関係や信頼を構築することが必要です。
そのためには、好印象を与えることが大切かもしれませんね。
まずは、第一印象が悪いとどうなるのかを見てみましょう。
新卒保育士さんの第一印象:印象が悪いと起こるデメリット
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人との関係は、第一印象だけで決まるわけではありません。しかしなぜ、第一印象が大切といわれるのでしょうか。
関係を築きにくくなるかも
第一印象が悪いと、警戒されて今以上の関係を築きたいと思ってもらえないかもしれません。
相手の心を開き、関係性を築く入口として、第一印象はとても重要でしょう。
評価にかかわってくるかも
第一印象がよくないと、その後の評価にも影響する可能性があります。
第一印象だけで全てが決まるわけではありませんが、「この人のことをもっと知りたい」と思ってもらうことが、新卒保育士さんのよさを知ってもらうきっかけとなるでしょう。
新卒保育士さんの第一印象:好印象を抱くポイント
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第一印象が悪かった場合のデメリットを紹介しました。
では、初対面の際に好印象を抱いてもらうには、どういったことを意識したらよいのでしょうか。くわしく紹介します。
笑顔
第一印象でよいと感じられるポイントのひとつが笑顔です。楽しく子どもとかかわり保育していると、自然な笑顔になれるのではないでしょうか。
その姿が、職員や保護者とのかかわりでも発揮できるとよいですね。
挨拶
最初の挨拶は、新卒保育士さんの印象を大きく変えるかもしれません。
職員のみなさんは、自分の時間を割いて新卒保育士さんに仕事を教えてくれています。
「よろしくお願いします。」「ありがとうございました。」ときちんと伝えるだけでよい印象を持ってもらえるかもしれません。
保護者に対しても安心感を与えられるように、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」とあたたかな挨拶をするようにしましょう。
子どもに対しても、年齢にかかわらず優しい挨拶の言葉がけが大切ですね。
身だしなみ
清潔感のある身だしなみは、第一印象にとても大切な要素です。
長い髪は結ぶ、爪は短く切るなど、保育士ならではの身だしなみも整えていきましょう。
姿勢も大切です。新卒保育士だからといって自信がなさそうに見えるとよくありません。
身だしなみを整えたら、背筋も伸ばし綺麗な姿勢を意識しましょう。
話し方
明るい話し方は、子どもとのかかわり方も想像でき、保護者からも印象がよいかもしれません。
明るい声のトーンでハキハキとした口調で話すとよいでしょう。
また、目を見て話すことも大切ですがじっと見すぎることはよくないようです。
相手の鼻や眉間を見ながら話すことを意識するとよいでしょう。
話す内容
最初に話す内容は、前向きな話題にしましょう。
働くことに慣れてくると、緊張感が薄くなり深く考えずに発言してしまうことも出てくるかもしれません。
新卒保育士さんの今の緊張感を忘れずに、話の話題は慎重に選んでおきましょう。
深刻な話は、好印象を与えたうえで信頼関係を築いてから進めていくとよいのではないでしょうか。
第一印象をよくすると新卒保育士さんも働きやすい!
第一印象の大切さを紹介しました。
最初の印象で、人は無意識に判断してしまう部分があるのかもしれません。
しかし、第一印象だけで決めるのではなく、歩み寄ってみることも大切かもしれないですね。
現在、新卒保育士さんの中で、「あまり印象がよくない」「距離を縮められない」と感じる先輩や保護者の方がいる場合、自分から積極的にかかわりを持つことも大切でしょう。時間が経つにつれて関係性が変わってくるかもしれません。
頑張ってみたけど人間関係に悩んでいるという方がいたらぜひ一度、保育士バンク!新卒にご相談ください。
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