1歳6カ月~1歳9カ月の1月の個人案を作成する際に参考になる「ねらい」の例文を紹介します。この時期の子どもたちは、歩行が安定し、自分で行動する意欲が高まる時期でしょう。手先の器用さも発達し、製作遊びを楽しむ時間が増えるかもしれません。それぞれの子どもに合わせた目標を設定し、充実した保育を目指していきましょう。
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ねらい【1月/1歳6カ月~1歳9カ月向け】個人案例文
ねらいの例文をまとめました。
外遊びや散歩を通じて、身体全体を使い、寒さを感じながらも元気に歩いたり走ったりする楽しさを経験する
落ち葉や木の実を手でさわったり集めたりして季節の自然物にふれる中で、手先の感覚や興味を育てる
保育者のサポートを受けながら、友だちといっしょにブロックや積み木で遊び、おもちゃの共有や順番を待つ経験を少しずつ学ぶ
スプーンやフォークを使って自分で食べようとする気持ちを大切にし、少しずつ自立した食事の習慣を身につける
冬の寒い日には外の空気を感じながら散歩を楽しみ、季節の移り変わりを体験する
身近な段差を自分で登ったり降りたりしながら、身体のバランス感覚や足腰の力を養う
指先を使って、簡単なシール貼りや紙をちぎる遊びを楽しみ、手先の器用さを育てる
友だちが使っているおもちゃに興味を持ち、保育者の援助を受けながら関わりを深め、他者との交流を楽しむ
ブロックや積み木を手で積み上げたり崩したりしながら、自分なりに楽しむ
保育者といっしょに歌や手遊びを楽しみながら、音楽のリズムに合わせて身体を動かすことを楽しむ
雪や氷など冬の自然物にふれることで冷たさや硬さなど季節特有の感触を体験し、自然の不思議さに興味をもつ
簡単な型はめや形合わせのおもちゃを通じて、集中力や考える力を少しずつ養う
室内や園庭を探索する中で好奇心を発揮しながら自分の世界を広げていく
保育者の声かけに応じて簡単なルールを知り、守ろうとする
お片づけの時間に、保育者といっしょにおもちゃを片づける楽しさを感じながら、片づけの習慣を身につけていく
1歳6カ月~1歳9カ月向けの「ねらい」の例文を参考に1月の個人案を作成しよう
1歳6カ月~1歳9カ月向けの発達段階に合わせた「ねらい」の例文を紹介しました。
子どもたちは、歩くことや身の回りのことに興味を持ち始める時期かもしれません。
冬の季節や身近な自然にふれる機会を活かしながら、それぞれの子どもの成長に合わせた「ねらい」を設定していきましょう。