1月に2歳4カ月~2歳9カ月向けの個人案を作成する際に参考になる「子どもの姿」の例文を紹介します。それぞれの子どもの様子を観察し、活動内容をふまえながら個人案を考えていきましょう。具体的な内容を思いつかないときは参考にしてみてくださいね。
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活動内容・子どもの姿【1月/2歳4カ月~2歳9カ月向け】個人案例文
子どもの姿の例文をまとめました。
風船遊びでは、風船を追いかけたりジャンプしてふれようとしたりしながら、身体をたくさん動かし楽しんでいる姿が見られる
手遊びや絵本の時間に「ワンワン」「トントン」といった言葉を口にしながら興味を示し、歌や言葉にふれる場面が増えている
大きなぬいぐるみの取り合いが始まり、保育者が「じゅんばんね」と声かけすると交代で遊び、最後には「ありがとう」と伝える様子が見られた
トイレに行くたびにズボンやスカートの上げ下げを練習し、保育者のサポート受けながら少しずつできるようになり、自信がついてきている
好きな食べ物が出てくると「これ、すき!」と指さして伝えようとする姿があり、自分の好みがはっきりしてきている
保育室の窓から見える霜や雪に興味を示し、「なにこれ?」と保育者に話しかけることで、自然や季節に対する興味が広がっている
トイレの時間に保育者が「じょうずにおしっこできたね」と声をかけると、うなずいたり笑顔になったりして安心した表情を見せる
自分で食べようとする意欲が強く、「やる!」と言ってスプーンを持ち、一生懸命にごはんを口に運ぶ姿が見られる
音楽が流れるとおもちゃの鈴や笛を手に取り、リズムに合わせて身体を揺らしながら楽しそうに動く姿が見られる
平均台や大きなブロックの上にのぼり、自分のペースで慎重に足を踏み出す様子があり、バランス感覚が育ってきている
友だちといっしょに遊ぶ時間が増え、「かして」「いいよ」などのやり取りを通じて、関わり方が上手になっている
ブロックを高く積み重ね、崩れたときには「もう1かい!」と声を出して再挑戦するなど、あきらめずに取り組む姿が見られる
保育室や園庭を積極的に歩き回り、新しいものを見つけると「これ、なに?」と保育者に聞く場面が増えてきている
保育者の言葉に耳を傾け、「いっしょにやってみよう」と声かけすると積極的に動く姿が見られ、行動の理解が進んでいる
おかあさんごっこでは、友だちといっしょに「いらっしゃい」「どうぞ」と声をかけ合い、家族の役割を想像しながらやり取りを楽しんでいる
その他の1月の「2歳4カ月~2歳9カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
1月の2歳4カ月~2歳9カ月向けの「活動内容・子どもの姿」の例文を参考に個人案を作成しよう
2歳4カ月から2歳9カ月の子どもたちに合わせた活動内容や子どもの姿に関する個人案の例文を紹介しました。
日々の遊びや活動を通して、自発的に取り組む姿や友だちとの言葉のやり取りなどを見守りながら、必要な活動や子どもの姿などをイメージして、個人案を作成できるとよいですね。
上記の例文を参考に作成してみてくださいね。