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「認可外保育園」で働くメリット・デメリット

◆「認可外保育園」で働くのはアリ?ナシ?

大事な子どもを保育園に預ける保護者にとって「認可外保育園」の認可外という響きはあまり良くないイメージを抱くことに繋がっているようです。

保育士さんにとって「認可外保育園」で働くメリット・デメリット
保育園で働く保育士にとっても、認可保育園の方が待遇が良く、就職するなら認可保育園が良い、と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は認可外保育園で働くことのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。


◆認可保育園と認可外保育園の違いとは?

まず、認可保育園とは、園の施設や保育士の人数、給食の有無など、国の定める基準を満たし、各都道府県で許可された施設のことを指します。
一方、認可外保育園とは、上記の基準をひとつでも満たしていない場合を指します。
あくまでも、国から児童福祉法に基づく認可を受けていないということで、各都道府県が求める基準などは満たしています。
東京都独自の制度である「認証保育所」も認可外保育園のひとつです。


◆「認可外保育園」で働くメリット

以上のような違いがある「認可保育園」と「認可外保育園」ですが、保育士が認可外保育園で働くメリットとはどこにあるのでしょうか?

◯過度な残業がない
認可されている、というイメージから、保護者からの人気も高い認可保育園ですが、保護者の終了時間など入所基準が厳しかったり、延長保育が短かったり、実は忙しい保護者にとってはそれほどメリットがあるとは言えないかもしれません。
一方、保育士にとっては過度な残業がない、園に対して国から公的資金補助が出ているため、給与の待遇が安定している、などのメリットはあるようです。

◯保育士としてのキャリアアップに繋がる
認可外保育所は、基準という制約がないからこそ、様々なサービスを行えるというメリットもあります。
特に最近では、長時間の預りや幼稚園のような「教育」を保育園に求められることが増えてきているため、固定した基準のある認可保育園よりも、認可外保育園の方がそういったニーズに応えやすいということが言えます。
様々な教育法を取り入れるなど、仕事やりがいという点では大きなメリットがありますし、園の経営方針によっては、給与や残業などの待遇面も変わってくるため、認可より安い、残業が多いとは一概に言えません。
就職、転職時にどの面に重きを置くか、にもよりますが、安定を求めるよりも、ひとりの保育士として活躍をしたい!という場合は、認可外保育園の方がメリットが多いのではないでしょうか。


◆「認可外保育園」で働くデメリット

一方、「認可外保育園」で働くことのデメリットはどこにあるのでしょうか?

◯保育士に対する要望が大きくなりがち
まず、認可外保育園は、民間企業や個人によって運営されているため、園によって様々な規定があり、働く時間の融通が利きやすい、という点があります。
また、独自の教育法を取り入れていたり、様々な行事を行うなど、仕事へのやりがいが多いのも特徴です。
保護者が就労していなくても入所できる場合もあり、延長保育などのサービスが充実しているため、保護者にとっても様々なメリットがあります。
一方、デメリットは、それらのサービスによって、保育士の仕事がハードになる可能性があるという部分です。
長時間預かりや早朝保育、深夜保育、また24時間保育などを行っている施設もあるため、そういった園で働く保育士は、シフト制で勤務するなどの必要が出てきます。
保育士の仕事以外に時間を有意義に使いたいという人にとってはメリットにもなりますが、夜勤や休日保育などで、不規則な生活になるのは嫌だと感じる人にとってはデメリットでしょう。

◯イベントが多い、園庭が遠い、保育士の数が足りない可能性...
また、様々な行事を行っている園が多く、その準備が大変という声もあります。
業務量が多くなる恐れがあるというのは、デメリットのひとつかもしれません。
国の設置基準を満たしていないので、園庭や遊具など設備が不十分で、外遊びのために公園まで出かける必要があるなども、保育の手間が増えるわけですから、デメリットと言えばデメリットです。
その他、国の基準を満たしていない場合があるため、保育士の数が少ないなどのケースも存在し、ひとりあたりの保育士の負担が増えることも考えられます。


◆一概に良い・悪いは判断できない

認可でも認可外でも、労働環境が良いか悪いかは園ごとに異なります。
認可で働きにくい園もあれば、認可外でも働きにくい園があるのは当然です。
それぞれの園の特性を踏まえ、自分にあった保育園探しをするのが原則であり、認可外だから「一律にダメ」と判断するのは、自らの将来の選択肢を潰していることと同義であると心得ましょう。