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保育実習で「書き物」系に困ったら

「書き物」に困っていませんか?

保育士の仕事の中で欠かせない仕事のひとつが「書き物」ですよね。
保育士になるための保育実習中にも、様々な書き物があるため、悩んでしまう実習生も多いようです。

保育実習で「書き物」系に困ったら
今回はそんな悩める保育実習生の為に、「クラスだより」例として、書き物をする際のポイントをご紹介いたします。


困ったら「そのまま書いちゃう」のがベスト!クラスだよりの例から学ぼう

保育連絡帳のほかにも保育士さんの書き物として外せない「クラスだより」。
実習で書くことになるかどうかは、実習園の方針にもよりますが、将来的に保育士として勤務する際には、高い確率で書く場面に遭遇すると思います。
更に、保育士になってからのクラスだより制作は、同じく毎月書いていると目新しさが無くなったり、気がつけば読みづらい書き方になっていたりと頭を悩ますことになるようです。
そんな時に思い出してほしいポイントも含めてご紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。

○クラスだよりの基本
クラスだよりで大事なことは連絡事項やお知らせを伝え、園の保育内容や子どもの成長を保護者と共有すること。
けれどそれだけを並べて書いていても「読みたくなる便り」にはなりません。
保護者が読みたくなるのは保育園の様子がリアルに伝わってくるような記事。
保護者の方々は保育園の様子をゆっくり見ることが出来ないので我が子以外にも全体としてどんな雰囲気なのか気になっているのです。
その辺りを考えながら便りを書けばきっと読みたくなる便りが書けるはず。
ではリアルな様子を伝えるにはどうすればいいのでしょう? 当然ですが綺麗な文字やレイアウトは必須です。
綺麗な文字でも不必要な情報をつらつらと細かく書いていても読む気にはならないので注意が必要。
必要な情報を綺麗な字で簡潔に並べてあげて下さい。

○ネタはどうする?
ネタに困る・・・という場合、子どものつぶやきやセリフ、会話をそのまま書いてしまうのはどうでしょう?
実際に起きたことをそのまま書くのでリアリティもバッチリです。
子どもの様子を見ている時の自分の気持ちをその時にそのままメモしておくのもリアルタイムな感情として魅力的な文章になります。
文字に囚われる必要もありません。
便りは文字で埋めなければいけないわけではありません。
絵や写真を使ってみましょう。
連絡事項やお知らせ、お願いのような少し固い内容を絵で伝えるのもOK! その方が目を引いて確実に伝わることもありますし、お願いされる方も前向きに捉えられます。
保育園のルールもありますが伝えたいことが伝わればどんな方法を使ってもいいかと思います。
楽しく書いている便りの方が読み手も楽しく読めますからね。

○チェックは忘れずに!
どんな素敵なクラスだよりでも、絶対にやってはいけないことがあります。
それは、「間違い」。
特に子どもの名前を間違えると信頼関係にも影響が出かねません。
名簿などをしっかりと確認しましょう。
また、どんなに気をつけていてもひとつ便りを書けば誤字脱字、ミスは出てしまうものです。
可能であれば、家族などにも協力してもらい、数人体制でチェックしてみて下さい。
確認作業にやりすぎはありません。
万が一そのまま配布してしまった場合はとにかく早く対応するのが大事!! 混乱が起きてしまってからでは大変です。
すぐに謝罪・修正を心がけましょう。


意識し過ぎずありのままを思い出して書こう

今回は「クラスだより」例として、書き物をする際のポイントをご紹介しました。
書き物に困った時は、無理にお手本のような定型文にしようとこだわらず、困ったら子どもとの会話などを取り入れて、そのまま書いてみましょう。
書き手も読み手も楽しくなるような文章になると良いですね!


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