面接までに服装&持ち物の準備を!
これから保育士を目指すにあたって、避けては通れない就職面接。服装や持ち物の準備がしっかりできていれば、他のことに気を取られず、面接に力を入れられますよね。
一般企業とはやや異なる部分のある、保育士特有の服装マナーについて確認しておきましょう。ここでは、面接当日の服装・持ち物をチェックリスト化してお伝えします。ぜひ参考にしてくださいね。
保育士面接での服装
保育士として仕事をする際のスタイルは、動きやすい服装にエプロン姿というのが一般的ですが、面接時にはいわゆるリクルートスーツを着用するのが常識。以下、保育士面接で適切とされる服装について、チェックリスト化しています。
〇チェックリスト【服装編】
・スーツの色=黒・紺・ダークグレーなど、落ち着いた色合いのもの。
・スーツのデザイン=定番のもの(×派手なもの)
・スカート丈=ひざ丈(×ミニスカート・ロングスカート)
・パンツ=×ワイドパンツ
・ブラウス=白や淡い色(×フリルやタイ・胸元の開き注意)
・ストッキング=肌色(×黒・濃い色・ラメ)
・パンプス=高さ3㎝ほどのプレーンなもの(×高すぎるヒール・エナメル・ピンヒール・装飾過多)
〇保育士面接の服装選びのコツ
保育士面接の服装については、上記のチェックリストを参考に、準備をすすめてください。
一般企業と違い、保育士の場合は、いかに地味にまとめるかがポイント。真面目に子どもと向き合って仕事ができそうという印象を面接官に与えるような服装を目指しましょう。
また、一般企業を受ける就活生たちは、就職後のことも考えて、リクルートスーツ選びをするようです。保育士の場合は、現場でスーツを着る機会はそうそうありませんが、入園式・卒園式などではスーツを着用します。入園式・卒園式などで着てもおかしくないデザインのスーツを選ぶと良いでしょう。
保育士面接への持参物
続いて、面接時に持参したほうが良いものをご紹介します。参考にしてみてくださいね。
〇チェックリスト【持ち物編】
・予備のストッキング=伝線しにくいストッキングを予備に1足。
・室内履き=園の指定があれば従う(※指定なければ黒の携帯スリッパ)
・エチケットブラシ=面接直前にスーツの埃をとるため。
・ソーイングセット
・靴磨き用クロス
・ハンカチ・ティッシュ
・携帯電話=緊急連絡用に必要
・財布など
〇忘れがちな予備のストッキング
上記の中で、忘れがちなのは予備のストッキングです。伝線しにくいストッキングでも伝線や穴があくこともありますし、汚れることもあります。必ず1足は持ち物に入れておくと良いでしょう。
また、エチケットブラシやソーイングセット、靴磨き用クロスなどは「あれば安心」という程度なので、絶対というわけではありません。念には念を入れ、準備できたらいいですね。
保育士面接での身だしなみ
服装が整ったら、あとは身だしなみです。社会人として清潔を保つことは最低条件です。その他、気を付けるポイントをまとめました。
〇チェックリスト【身だしなみ編】
・髪の毛=前髪は目にかからない長さに。髪の毛が長い人は束ねること。色は黒がベストですが、落ち着いた濃茶ならOKの園も。
・爪=短く切りそろえる(×マニキュア)
・手先のケア=手荒れをしていないかチェック
・化粧=ナチュラルに薄くメイクを(×ノーメイク・濃いメイク・グロス・ラメ)
・アクセサリー=不可(※結婚指輪は可)
・香水=不可
・スーツにアイロンをかけておく。(※エチケットブラシ等で埃もとっておくこと)
〇真面目に、清潔に
保育士は子どもたちと接するお仕事です。アクセサリーは結婚指輪だけなど、最低限にしましょう。髪色は落ち着いた色にし、長い場合はまとめることをおすすめします。
アクセサリーはNGだと考えたほうが良いでしょう。ネックレスなど、子どもを抱っこしたときに引っ張られたりして、邪魔になるだけだからです。
手荒れをしがちな人は、手先のチェックも忘れずに。手荒れがひどいようだと、実際に保育の仕事をするのに不向きと判断されてしまうこともあるようですよ。
清潔を心がけ、相対的に地味にまとめるようにしましょう。
面接までに準備するのは服装&持ち物&髪型等の身だしなみ
面接を受けるにあたって大きな準備物といえばスーツですが、それに付随して様々な小物も準備することを忘れないようにしましょう。
また、髪型やメイク法などの身だしなみの準備も怠りなくするように。特に髪型は、面接直前に真っ黒に染めるなど乱暴なことをするのは辞めましょう。即席に繕われたものは、園の採用担当者には筒抜け、ということが多いようですよ。
以上のチェックリストを有効に活用し、準備に抜かりのないようにしてくださいね。