4月にぴったりの保育園の定番・人気の歌をお届けします。童謡「春が来た」などの季節を感じられる歌や「おはよう」「おかえり」など挨拶を覚えられる歌を動画付きで大公開!乳児・幼児クラス別に春の保育に取り入れやすい歌も紹介しているので、新卒の保育士さんも参考にしてみてくださいね。
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保育園で定番・人気の4月の歌は?
4月は新学期がスタートし、新しい環境に少しずつ慣れていく時期。
保育園で楽しく歌うと自然と笑顔が増え、保育室の雰囲気が和やかになりそうです。
また、歌には子どもたちの緊張を和らげたり、保育士さんや友だちとの関係を深めたりする力があるでしょう。
春の季節の変化を感じられる曲や気持ちがワクワクするような明るい曲を中心に取り入れて、子どもたちと素敵なメロディーに触れる時間を作れるとよいですね。
ここからは、子どもと楽しめる4月の歌を紹介します。
春が来た
春の訪れを感じられる、親しみやすい童謡です。
「山に咲く花」「里に吹く風」など、春の自然を表す歌詞が印象的!子どもたちと一緒に春探しに出かける前に歌うとよさそうです。
春ですよ!春ですよ!
春のワクワクした気持ちを表現した元気いっぱいの歌です。
リズムに合わせて身体を揺らしたり手をたたいたりしながら歌うと、よりいっそう楽しめそうです。
新しい環境に緊張している子どもたちも身体を動かしながら歌えば、少しずつリラックスできるでしょう。
幸せなら手をたたこう
手をたたいたり足をならしたりと、身体を思いきり動かして楽しめる定番ソング。
子どもたちと一緒に新しい動きを考え、「幸せなら〇〇しよう!」の歌詞に当てはめて身体を動かすと、盛り上がりそうです。
「おはよう」「きゅうしょく」「おやつ」
「おはよう」「いただきます」など、1日の流れに沿った挨拶を楽しく覚えられる歌です。
歌に合わせて周りの友だちや保育士さんに挨拶をすることで、クラスに慣れるきっかけになりそうです。
「おかたづけ」「おかえり」
おかたづけや帰りの準備の時間にぴったりな歌です。
子どもたちに「おかたづけは楽しいこと」と感じてもらえるよう、保育士さんが笑顔でいっしょに歌うことがポイントになるでしょう。
【4月の歌】乳児(0歳児・1歳児・2歳児)向けの保育園で人気・定番ソング
続いて、乳児クラス向けの童謡や手遊びを紹介します。0歳児クラスから取り入れやすい歌を紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
「チューリップ」「ちょうちょ」「ぶんぶんぶん」
春になると咲くチューリップや元気に飛び回るちょうちょ、ハチが登場する定番の童謡。
「ちょうちょ」と歌うときは手をひらひらさせたり、「ぶんぶんぶん」という歌詞の部分はハチになりきって飛ぶまねをしたり、簡単な動きを加えると楽しめそうですね。
おはながわらった
「おはなが わらった~♪」とかわいらしい歌詞が特徴の曲。
ゆったりした曲調なので、午睡前の落ち着いた時間に取り入れるとよさそうです。
つくしのぼうや
「つくしのぼうやがでてきたよ♪」と、春の訪れをやさしく伝えられる歌。
歌唱後は子どもたちと『つくし探し』に出かけてみましょう♪
まぁるいたまご
たまごが割れて、ひよこがピヨ!と生まれる様子を手遊びしながら楽しめる歌です。
かわいらしい振り付けに子どもたちがよろこんでくれそうですね。
コロコロたまご
昔から愛される手遊びの定番ソングのひとつ。
手をひらいたり、指を立てたりとさまざまな動きがあるので、指先を使う練習になりそうです。
はじまるよ
保育の活動の切り替えのときによく使われる手遊びです。
保育士さんは手や身体を大きく動かしながら、元気よく歌ってみてくださいね。
くるくる
「くるくる~♪」というリズムが覚えやすくて明るい曲。
短い歌なので、朝の会や活動前などで身体を動かしたいときに取り入れやすいでしょう。
【4月の歌】幼児(3歳児・4歳児・5歳児)向けの保育園で人気・定番ソング
続いて、幼児向けの童謡や子どもたちが楽しめる歌を紹介します。
春らしい曲や身体をたくさん動かして遊べる曲を取り入れて、子どもたちと元気いっぱい楽しんでみてくださいね。どの曲も3歳児クラスから取り入れることができそうです。
ふうせんのうた
春の風景を歌った素敵な曲♪
手を上に伸ばしたりふわふわ動かしたりしながら歌うと、風船になった気分を味わえそうです♪
風船を実際に用意して、歌うのもよいですね。
えがおのまほう
リズミカルで前向きな気持ちになれる歌。
手拍子をしたり友だちと顔を見合わせて笑顔で歌ったりと、曲の世界を楽しみましょう。
新しい環境に少しずつ慣れてきた頃に友だちと歌うと、距離がぐっと縮まりそうですね。
しゃぼん玉
あたたかくなった4月にしゃぼん玉遊びを取り入れるクラスもあるでしょう。
活動前の導入で歌うと、楽しい雰囲気になりそうですね。
さんぽ
春のお散歩にぴったりの元気いっぱいの曲♪
友だちと手をつないで歌ったり、歩くリズムに合わせてステップを踏んだりすると、楽しい雰囲気になりそうですね。
アブラハムの子
リズムに合わせて身体をたくさん動かせる、子どもたちに人気の曲ですね。
歌詞に合わせて少しずつ動きが増えていくので、全身を使って楽しめるでしょう。
やってみよう
前向きな歌詞が魅力の一曲。
新しいことに挑戦する気持ちを応援してくれるので、進級や入園の時期にもぴったりです。リズムにのって元気いっぱいに歌えるとよいですね!
ともだちになるために
優しいメロディーと歌詞が特徴の歌です。
友だちを大切にする気持ちや思いやりの心を育める歌ですよね。みんなで歌うことで、クラスの一体感が深まりそうですね♪
また、3月の保育に取り入れやすい歌はこちらをチェックしてみてくださいね!
【4月の歌】保育園で歌を楽しむポイント
最後に4月に保育園で歌を楽しむポイントを紹介します。
導入を工夫してみよう
初めて歌う曲は、歌詞に登場するモチーフの写真を見せたり歌詞の意味を伝えたりすると、子どもたちがイメージを持ちやすくなるでしょう。
例えば、「ちょうちょ」を歌う前に蝶の写真を見せたり、「しゃぼん玉」にちなんだ絵本を読んだりすると、歌に興味を持ってくれそうです。
子どもたちに歌の楽しさが伝わるような導入を考えてみてくださいね。
友だちと触れ合える歌を取り入れよう
新しいクラスでは、子どもたち同士の関係づくりが大切です。
歌を楽しむ時間に、友だちとペアになって手をつなぐ振り付けを取り入れたり、友だちと向かい合わせになって歌える曲を選んだりすると、自然に打ち解けるきっかけになるでしょう。
<歌の例>
- おはよう
朝の会で元気よく「おはよう」の挨拶の歌を歌いましょう。友だち同士で挨拶をすることで、仲よくなるきっかけになるとよいですね。 - 手をたたきましょう
友だちと向かい合い、リズムに合わせて一緒に身体を動かすと、まだ言葉が上手く出ない子どもも楽しめる歌でしょう。 - えがおのまほう
友だちと顔を見合わせながら歌ったり、一緒に考えた振り付けで踊ったりすると、より楽しい雰囲気になるでしょう。 - ともだちになるために
新しい友だちとの関係が始まる4月にぴったりな曲なので、歌いながら友だちの大切さを感じられそうですね。
保育園で4月の歌を取り入れて子どもたちと楽しい時間を過ごそう
4月は新しい環境での園生活がスタートし、不安を抱いている子もいるかもしれません。
歌を通して自然と気持ちがほぐれ、安心して過ごせる雰囲気を作れるとよいですね。
歌の歌詞をアレンジしたり、元気よく踊ったりしながら、楽しい時間を過ごしましょう。
なお、「保育士バンク!新卒」では、保育学生さんや新卒の保育士さんに向けて、日々の保育に役立つ情報を発信しています。
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