保育士の就活ガイド 志望動機の書き方 | 新卒保育士(幼稚園教論)の就活・就職・求人情報なら保育士就活バンク!

保育士の就活ガイド 志望動機の書き方

「さあ、履歴書を書くぞ!」となったとき、志望動機で手が止まる方は多いのではないでしょうか?熱意がある人ほど、文章がまとまらず、苦戦する部分かと思います。 今回は、志望動機の基本から「ぜひこの人を採用したい」と思ってもらえるポイントまで解説します!

志望動機の書き方

ステップ1 2つの志望動機を明確にしよう

志望動機は「保育士になろうと思った理由」と「数ある園の中で、なぜここを志望したのか」の2つを明確にして考えます。いきなり志望動機を書き出す前に、以下の点をメモ書きにして整理していきましょう。

保育士になろうと思った理由

まずは、保育の仕事に就きたいと思った動機をまとめましょう。

1、保育の仕事に魅力を感じたきっかけ

「小さい頃からの夢で~」など漠然としたものではなく、自分なりの体験を書くと伝わりやすくなるでしょう。 例えば、 「幼児期にお世話になった担任の保育士にあこがれて」 「中学・高校の職場体験で、懐いてくれた子どもがいて」 「幼い弟や妹の面倒をずっと見ていた」 など、一見、普通に見えるようなことでも、掘り下げれば自分なりのストーリーがあるはずです。

2、自分のどんなところが保育士に向いているか

保育士の採用、特に新卒で最も重視されるのは「人柄」です。 ・子どもと遊ぶのが好き ・健康で体力がある ・真面目で努力家 ・人とのコミュニケーションが好き ・細かい点に気がつく など、自分の性格で「これは保育士向きだな」と思うものがあれば、積極的にアピールしましょう。過去のエピソードや「中学・高校と皆勤賞をもらった」など分かりやすい実績があると、より伝わりやすくなりますよ。

3、どんな保育士になりたいか?

新卒の方は保育経験が少ない分、自分の将来性をアピールしましょう。 「私はこんな仕事をしたいです」と具体的な目標を書くと、採用側も「その目標が達成できるまで、長く働いてくれるだろう」と前向きに採用を考えることができます。 以上の3つの質問で、自分が保育の仕事にどんな考えを持っているか(=保育観)が整理できたと思います。 次に、数ある園の中で、なぜその園を志望したかを考えてみましょう。

なぜ、その園で働きたいと思ったのか?

保育士の仕事を長く続けるには、自分の保育観に合ったところで働くのが一番です。

1、応募する園のどこに惹かれたのか?

志望する園の魅力を分析し、なぜ自分がその園で働きたいと思ったのかを書きましょう。 例えば、 「見学に行った際、子どもたちと先生の雰囲気が温かいと感じた」 「絵画や制作に力を入れている点に魅力を感じた」 可能なら応募前に一度園に足を運び、そこで感じた素直な気持ちを書くと良いでしょう

2、自分の希望と園の方針が合致している点を探す

園の魅力が分かったら、次はその「魅力」と「自分の希望」が合致する点を探しましょう。 例えば、 「私は昔、保育園に預けられた経験があって、個性を生かす保育に憧れている。見学に行った際に保育方針を聞いて、ここでなら自分の希望が叶うと感じた」 「私は小さい頃から絵画を習っていて絵が得意。絵画や制作に力を入れる貴園なら、自分の力が発揮できると思った」 など、感想だけではなく、自分自身の背景を盛り込むことで、園を志望した理由に説得力が出ます。最後に、こんなポイントも加えましょう。

3、その園で自分がどう成長したいか

「子どもの個性を見つけて、伸ばせる保育士になりたいと思っている」 「保育士として、子どもたちに表現の喜びを教えたいと思っている」 など、未来への展望や、園のために自分が貢献できることまで書ければ、他の応募者に差を付けた、良い志望動機になるでしょう。

ステップ2 志望動機、書き方の基本

次は、志望動機の書き方の基本を解説します。

文章構成

結論→具体例(エピソード)→まとめ の流れを大切にしてください。 「私が貴園を志望した理由は〇〇です」 「私は〇〇のような保育士になりたいと考えています」 といった結論から書く方法が一般的です。 自分の言葉で、体験談を交えて書くことを心がけましょう。

手書きの場合の文字数、大きさ

文字数は少なすぎず、多すぎず。空欄の8割以上を埋めるように書きましょう。  文字と文字の間隔を開け、読みやすい字で丁寧に書くことが大切です。

良い印象を与える志望動機

子どもが好きということが伝わる

子どもが好きだという思いは、保育士の原点です。好きだからこそ成長をともに喜びたい、保育の安全性を高めていきたい、健康に気を配りたいなど、保育のプロとしての具体的な思いも付け加えましょう。

意欲が伝わる

「こんな保育がしたい」「この園のために尽くしたい」という点を強調すると、やる気が伝わりやすくなります。逆に言えば、意欲の伝わらない志望動機は、どんな良いことが書いてあっても採用には至りません。

悪い印象を与える志望動機

条件で園を選んでいる

「家から近いから」「給与が良いから」など条件で選んだことを書いてはいけません。採用側は「ほかに良い条件があれば、移ってしまうんだろうな」という気持ちになってしまいます。逆にPRになると思う場合は、前向きに見えるように表現を工夫しましょう。 例えば、 ×「通勤時間が長いと大変なので、家から一番近い保育園を選びました」 〇「貴園は私の自宅から歩いて5分の距離にあります。非常時にはすぐに駆けつけられますし、通勤時間が短縮されることによって、より仕事や子どもに向き合えると思います」 など、同じ内容でも、書き方によってガラッと印象が変わります。

ネガティブな表現がある

自分ではその気がなくても、書き方ひとつでネガティブに見える表現はたくさんあります。 例えば、 「公立は業務が大変と聞いたので、私立にした」→他園を批判する言葉はNG 「手に職がほしかった」→保育士じゃなくても良いのでは? 「保育士として成長させてほしい」→受け身な態度がNG など、受け取り方によってネガティブになる内容がないか、チェックしましょう。

ステップ3 志望動機の作成

ポイントが掴めたら、いよいよ執筆に移ります。 これまでのメモ書きを元に、採用してもらえる良い例文と、悪い例文を紹介します。

<良い例文、1>

「貴園を志望した理由は、子どもの個性を大切にする保育方針に強く共感したからです。 私は幼少期、保育園に通っていました。のんびりした性格で怒られることが多かったのですが、ある日『好きなことを好きなだけやっていいよ』と言ってくれる先生に出会いました。大好きだった、かけっこを思う存分させてもらったおかげで、中学では陸上の代表選手にまでなれました。幼少期の保育が人生を変えることを知り、私も保育の道を進みたいと考えるようになりました。 陸上で鍛えた体力と持久力を活かし、以前出会った先生のように、私も子どもの個性を見つけて伸ばせる保育士になりたいと思っています」 (分析) ・保育士を志したきっかけが明確 ・エピソードにオリジナリティーがある ・保育の仕事の責任を理解している ・保育士にふさわしい自己PRが自然に盛り込まれている

<良い例文、2>

「私は保育士として、子どもたちに表現の喜びを教えたいと思っています。そう思ったきっかけは、中学校で行った保育園の職業体験です。私は絵を描くのが得意で、子どもたちに描き方を教えていたのですが、最終日には思いもよらないような成長を見せてくれました。そのときの嬉しそうな顔を見て、保育の仕事に就きたいと感じるようになりました。 貴園は絵画や制作に力を入れています。保育の仕事はもちろんですが、美術講師のアルバイト経験もあるので、そちらでもお役に立てるのではないかと思っています」 (分析) ・保育士になろうと思ったきっかけは普遍的だが、自分なりの行動をして感想が持てている ・保育の仕事のやりがいを理解している ・得意分野(絵)があり、それを活かそうとしている

<悪い例文、1>

「私は小さい頃から子どもが好きで、ずっと保育士になりたいと思っていました。保育実習でも、先生方とは円滑にコミュニケーションを取り、子どもには慕われています。貴園のアットホームな雰囲気に魅力を感じています。保育士という仕事を通して、多くのことを学びたいと思っています」 (分析) ・園を選んだ動機があいまい ・「子どもが好き」以外、保育士になる動機が無い ・全体的にエピソードがなく、説得力に欠ける

まとめ

志望動機は、書類を通した面接のようなものです。 新卒の方は実際に社会で働いた経験がない分、特にしっかりと熱意を伝えなくてはなりません。どんなに能力が高くても、意欲がない人を採用する園はないでしょう。「自分なりの経験」を踏まえ、「志望する園でどんな保育士になりたいか」あなたなりの想いを正直に丁寧に、書いていきましょう。