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【新卒保育士さん必見】保育士にGWはある?休みの有無や連休の過ごし方

新卒保育士さんや保育学生さんのなかには、保育士はGWに休みを取れるのか気になる方も多いでしょう。入職して初めてとなる大型連休には、しっかりと休んでリフレッシュできるとよいですよね。今回は、保育士さんのGW事情を解説します。また、休みが取れた場合のGWの過ごし方や連休を取れない場合の対処法もまとめました。

ゴールデンウィークの保育士の様子

WHYFRAME/shutterstock.com



保育士はGWに休みを取れる?

一般的に長期のお休みが取りづらいと言われる保育士のお仕事ですが、5月の大型連休であるGW(ゴールデンウイーク)はお休みを取れるのか気になる方も多いかもしれません。


園の運営状況によるものの、祝日は国が定めた休日でもあるため、GWにまとまった休みを取れることが多いようですが、実態はどうなのでしょうか。


弊社姉妹サービス保育士バンク!では、2019年度に保育士のGWの休暇取得状況に関するアンケートを実施。


保育士のゴールデンウィークの休暇取得状況のアンケート結果

【調査概要】
調査対象:「保育士バンク!」登録の保育士
調査期間:2019年7月10日~7月16日
調査手法:インターネット調査
有効回答数:55人

2019年のGWでは10日連続のお休みがありましたが、上記の通り、10連休すべて休めたという保育士さんは65.5%、6~9日休めたという保育士さんは12.7%であることがわかりました。
この結果から見て、「土曜保育を行う」という保育園の運営状況が連休の取得に関係していると考えられます。


多くの保育園では、土曜日は交代出勤で運営しており、1カ月に1度ほど土曜保育のシフトが回ってくるケースが多いようです。 そのためシフトによっては、GWのうち土曜日のみ出勤となったという保育士さんもいたのかもしれません。


また、一般的には日曜日や祝日は閉園していることが多いですが、自治体によっては日曜保育や祝日保育を交代勤務で行う園もあります。 その場合シフトによってはGWのうち何日かが出勤になることも考えられそうですね。



【休みが取れた場合】GWの過ごし方の例

ゴールデンウィークの保育士の様子

metamorworks/shutterstock.com


新年度に入職した新卒保育士さんにとって、初めての大型連休となるGW。
連休を取れた場合、どのような過ごし方があるのか見ていきましょう。



趣味や遊びなどのリフレッシュに充てる


入職したての頃の就業後や週末のお休みは、体力を回復するので精一杯という新卒保育士さんも多いでしょう。


まとまったお休みを取れるGWには、思い切り趣味や遊びを楽しんで心身のリフレッシュを図りましょう。


やりたい趣味がないという保育士さんも、この機会に新しいことにチャレンジするのもよいかもしれません。



家族や友人とゆっくり話をする


入職したてで忙しく過ごす新卒保育士さんは、家族や友人などとゆったりと話をする機会も減ってしまったのではないでしょうか。


仕事の悩みや相談のほかに、何気ない話であっても、慣れ親しんだ人たちとゆっくり話すことで、張りつめていた気持ちが落ち着きそうですね。


さらに、就職を機に、実家を出たり地元を離れたりした新卒保育士さんも多いかもしれません。


コロナ渦のなかでも、チャットツールを活用して、オンラインでおしゃべりを楽しむという方法もあるのでコミュニケーションを楽しんでみてくださいね。



部屋の掃除や整理整頓をする


まとまった時間を取れるGWには、改めて自室の掃除や整理整頓をするのもよいでしょう。


就職にあたって増えた、園の資料や着替え、荷物などを整理してきれいに収納しておくと、GW明けも心地よく過ごせそうですね。


片付けとともに模様替えを行えば、すっきりと気持ちを切り替えることにもつながるかもしれません。



GWに連休を取れない保育士さんの対処法

新卒保育士さんのなかには、GWにまとまったお休みが取れなかったという方もいるかもしれません。
ここでは、連休を取るための対処法をまとめました。



有給休暇を取得する


GWにあわせて有給休暇を取得することで、連休の日数を増やすことができます。


例えば連休の前日にあたる金曜日や、連休明け初日などに有給休暇を入れることで、GWを長く楽しむことができるでしょう。


ただ、園によっては「入職〇カ月後に有給付与」など、しばらく働かないと有給休暇を使えないケースがあるので注意が必要です。


働く園の就業規則をチェックして、うまく活用しましょう。



休日出勤の代休を組み合わせる


有給休暇をまだ取得できない新卒保育士さんの場合、GWにある休日出勤の代休を、連休として取得する方法もあります。


例えば、GW初日に土曜出勤がある場合、その代休をGW明け初日に取得すれば、連休を伸ばすことができるでしょう。


なお、先述のアンケートによると、振替休日に関しては71.4%の保育士さんが「必ず取れている」「ほとんど取れている」と回答しています。


代休を活用して、連休を少しでも長くすることができるとよいですね。



連休を取れる保育園に就職する


園の運営状況によっては、日曜保育や祝日保育を行っていたり、代休を取れなかったりなど、なかなか連休を取れない場合もあるでしょう。


仕事とプライベートを両立することは働き続けるうえで非常に重要になるため、就職先の園を選ぶときは「年間休日120日以上」「日・祝は休園」など、お休みを取りやすい環境であるかを確認することも大切です。


入職前の対策として、「休日出勤の代休の取得状況」や「有給消化率」をチェックしておきましょう。


関連記事:保育士の年間休日はどれくらい?平均休日数や休みを取るときのポイント/保育士就活バンク!



保育士もGWにはしっかりとリフレッシュして、5月の活力にしよう

今回は、保育士さんはGWを休めるかどうか、休めない場合の対処法について紹介しました。


園の運営状況によって日数は異なりますが、保育士さんの多くはGWに連休を取れるようです。


日曜・祝日保育などの出勤で連休を取れない場合は、有給休暇や代休を活用して、連休を伸ばすことも検討してよいかもしれません。


慣れない仕事を一生懸命がんばった新卒保育士さんも、GWにはゆっくり休んで、リフレッシュしてくださいね。


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