就職先を決めるために必要な就活。内定を得るために頑張っているけれど、「メンタルがボロボロでつらい…」と悩む保育学生さんもいるのではないでしょうか。今回は、そんな方が就活を乗り越えられるように、メンタルのケア方法や保ち方をくわしく紹介します。あわせて、メンタルを崩しやすい場面や注意点もまとめました。
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■目次
就活でメンタルが崩れたときの対処法を知ろう!
就活でどんなに頑張っても内定をもらえず、「メンタルが崩壊しそう…」と感じる保育学生さんもいるでしょう。
就活がうまくいかない場合、「自分は保育士になれないのかな…」「このまま内定が出なかったらどうしよう」など、不安な気持ちが頭の中を渦巻いてしまうかもしれませんね。
今回は、そんな保育学生さんのためにメンタルのケア方法や保ち方を紹介します。
ここで紹介する内容を参考に、保育士の就活を切り抜けられるようになりましょう!
就活中の保育学生がメンタルを崩しやすい場面とは
まずは、就活において保育学生さんがメンタルを崩しやすい場面をまとめました。
就活全体に関する場面
園を選べないとき
就活中の保育学生さんは園をなかなか選べないときに、メンタルを崩してしまうことがあるかもしれません。
自分に合った園が分からなかったり、多くの求人があって選びきれなかったりするときに、「自分はどのように働きたいんだろう」と悩んでしまうことが考えられます。
保育学生さんは視野を広げるため、気になったら積極的に説明会に行くなど、園についてくわしく知ることから始めるとよさそうです。
自分と周りの友だちを比べたとき
友だちが内定をもらう中、自分の就活がうまくいかないときに追い詰められてしまう方もいるでしょう。
特に、周りの方が順調に就活を進めているにもかかわらず、自分だけ選考に落ちた場合、取り残された気持ちになってしまうかもしれませんね。
しかし、就活には人それぞれのペースがあるため、できるだけ周りには目を向けず「自分は自分」という意識を持っておくことが大切です。
プライベートの時間を取れないとき
就活中は自己分析や書類作成、面接対策などすべきことが多くあるため、プライベートの時間を取りづらい場合もあるでしょう。
特に保育実習が重なったり、複数の園を受けて同時並行で就活を進めたりしなければいけないときは、自由に使える時間が減ってメンタルがボロボロになってしまうかもしれません。
そのような保育学生さんは定期的にリフレッシュする日を設けるなど、心身ともに休息を取るようにするとよいですね。
履歴書の作成・面接に関する場面
書類をうまく書けないとき
履歴書やエントリーシートなどの書類が思うように書けず、「メンタルが崩壊しそう…」と思う保育学生さんもいるかもしれません。
自己分析をしたり、自分のアピールポイントを裏付けるためのエピソードを見つけたりするなど、難しいと感じる場面が多くあるでしょう。
書類作成につまずいている保育学生さんは学校のキャリアセンターなどに行き、他の方にアドバイスをもらいながら進めると効果的かもしれませんね。
面接で緊張するとき
面接を受けるたびに緊張してしまうのも、保育学生さんのメンタルが崩れてしまう原因の一つでしょう。
「落ちたらどうしよう…」「うまくアピールできるかな」のように思ってしまい、不安やプレッシャーを感じてしまうのかもしれません。
保育学生さんは面接対策をしっかり行うなど、緊張対策をしてから本番に臨めるとよさそうです。
選考に落ちたとき
書類選考を通過できなかったり、面接を受けても何度も落ちてしまったりすると、自分が否定されているように感じる方もいるでしょう。
特に準備に力を入れたにもかかわらず第一希望の園に落ちたときは、メンタルがボロボロになってしまう保育学生さんもいるかもしれません。
しかし、就活では少ない採用枠に保育学生さんが集まるため、落ちる人もいれば受かる人もいるのが当然でしょう。
そのため、「落ちるのは仕方ない」と前向きに捉え、他の園の選考に前向きに取り組めるとよいですね。
関連記事:【保育学生さん向け】面接で緊張しない方法!当日や事前にできる対処法を解説/保育士バンク!新卒
就活でメンタルがボロボロ…つらいときのケア方法
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続いて、「メンタルがボロボロでつらい」と感じている保育学生さん向けに、くわしいケア方法を解説します。
今すべきことに集中する
就活中は次から次へとすべきことが出てきて、ストレスに感じる方もいるかもしれません。
すべてを同時進行で進めると負担が多くなってしまうので、「今日は○○園のエントリーシートを終わらせる」のように、1日ごとに短期目標を作っておくとよさそうです。
そして、何かを行うときは今すべきことだけに集中して、他の内容はいったん頭の中から消すとよいかもしれませんね。
他の方に相談する
就活でメンタルが崩れそうな保育学生さんは、キャリアセンターのスタッフや学校の先生など周りの方に相談するとよさそうです。
誰かに悩みを打ち明ければ、今後どのように進めればよいかなどのアドバイスをもらうこともできるかもしれません。
また、友だちに話を聞いてもらうのも効果的ですが、周りと比べてしまう性格の保育学生さんは逆に落ち込んでしまうことも考えられるので注意しましょう。
休息を取る
休息をしっかり取ることも、メンタルをケアする方法として挙げられます。
好きなものを食べたり趣味に打ち込んだりなど、自分が一番リラックスできる方法を選べば、効率よく心身の疲労を回復させられるでしょう。
しっかり休んでリフレッシュできれば、新たな気持ちでまた就活に臨めるかもしれませんね。
考え方を変える
メンタルが崩れそうな保育学生さんは、考え方を変えてみるのもよいでしょう。
「落ち込んでいる時間がもったいない」「縁がなかっただけ」のように、ポジティブに捉えると心が軽くなるかもしれません。
園が求める人物像に合っていないという理由で不採用になることもあるため、「自分に魅力がないから落ちた」と捉えるのは控えたほうがよさそうですね。
就活のプロにアドバイスをもらう
就活エージェントに登録して、アドバイザーに相談してみることも効果的な方法として挙げられます。
アドバイザーは就活のプロとして何人もの保育学生さんをサポートしているので、面接対策や園の選び方、エントリーシートの書き方などをしっかり教えてくれるでしょう。
また、保育学生さんの相談に乗るだけでなく、求人を紹介したり面接の日程調整などもしたりしてくれるため、就活をスムーズに進めるうえでも役立ちそうです。
「メンタルがボロボロで就活がつらい…」と思っている方は、就活エージェントに登録することも考えてみてくださいね。
就活でメンタルが崩れてしまったときの注意点
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最後は、就活でメンタルが崩れてしまったときの注意点についてまとめました。
就活を完全に止めることは避ける
「メンタルが崩壊しそう」…と思ったときも、就活を完全に止めることは避けたほうがよさそうです。
就活を完全に止めると応募できる求人がどんどん少なくなり、入職できる園が見つからなくなってしまうかもしれません。
そのため、いったん就活から離れてリフレッシュしたいときは「3日間休む」のように、期限を設けることが大切。
しかし、身体に不調が現れているときは無理をせず、医療機関に相談するなどして体調を回復させることに努めましょう。
やみくもに応募するのは控える
就活がうまくいかないときにやみくもに応募をすることも、控えたほうがよいかもしれません。
なかなか内定がもらえないからと適当な園に応募をすると、熱意を持って対策できず、「何度も落ちて余計に落ち込む」という負のループに陥ってしまうことが考えられます。
また、内定をもらったとしても入職後にミスマッチを起こす可能性があるので、自分が魅力を感じた園に応募するようにしましょう。
メンタルの保ち方を押さえ、保育士の就活を成功させよう!
今回は、就活におけるメンタルのケア方法や保ち方について紹介しました。
保育学生さんがメンタルを崩しやすい場面として、周りの友達と比べてしまったときや、選考に落ちたときが挙げられます。
「メンタルが崩壊しそうでつらい…」と思っている方は、しっかり休息を取ったり、就職エージェントに登録してアドバイザーに相談したりするとよいでしょう。
保育学生さんはここで紹介した内容を参考に、うまく就活を切り抜けてみてくださいね。
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「就活のプロに相談したい!」「一人の就活が不安…」など、就活に悩む保育学生さんをしっかりサポートいたします。
メンタルがボロボロで辛いと思っている方は、ぜひ保育士バンク!新卒に相談してみてくださいね。