就活の面接に車で行っていいか、悩む保育学生さんもいるでしょう。自家用車で向かえれば移動の負担が減ったり、交通費を抑えたりすることにもつながりますよね。今回は、保育士の面接に車で行くのはよいのかについてくわしく紹介します。あわせて、控えるべき理由や、許容とされるケースも具体的にまとめました。
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■目次
保育士の面接に車で行くのはよい?
面接や園見学など、移動の機会が増える就活。時間や費用の負担を抑えるためにも、園まで車で行っていいか悩む保育学生さんもいるかもしれませんね。
しかし、園に車で行くのは基本的に控えたほうがよいでしょう。交通手段は公共交通機関が主流であるため、自転車やバイクも避けたほうがよさそうです。
「交通手段は評価の対象にならないのでは?」と思う保育学生さんもいるかもしれませんが、選考は面接の受け答えだけではなく、態度やマナーなどから総合的に評価をします。
保育学生さんが車で来た様子を園の職員が見かけた場合、ネガティブな印象を抱いて評価に影響してしまうかもしれません。
では、そもそもなぜ面接に車で行くと、マイナスのイメージを与えてしまうのでしょうか。
まずは、保育士の面接に車で行かないほうがよい理由を紹介します。
保育士の面接に車で行かないほうがよい理由
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車で面接に行くのを避けたほうがよい原因をまとめました。
迷惑がかかる可能性があるから
車で面接に行かないほうがよい理由として、園に迷惑がかかる可能性があることが挙げられます。
園の駐車場や近くのパーキングを使ってしまうと保護者などが駐車できず、迷惑をかけてしまいかねません。
マナー違反となってしまうので、公共交通機関や徒歩で行くのが賢明でしょう。
交通トラブルに巻き込まれやすいから
面接に車で行った場合、公共交通機関を使った場合より事故などのトラブルに巻き込まれやすいかもしれません。
また、車で行くと道の状態によって時間通りに着かないことも考えられるため、遅刻のリスクも高まります。
公共交通機関であれば遅刻をしても遅延証明書などが発行され、理解を得られやすくなるかもしれませんが、車ではトラブルがあっても自己責任と思われることが多いようです。
正確な通勤時間や道のりを把握できないから
入職してから車で通勤しない場合、公共交通機関で通うケースがほとんどでしょう。
その場合、公共交通機関の通勤時間や道のりを把握できなければ、「思ったより遠い」「道が複雑で通いづらい」などの問題に気づけないかもしれません。
通いやすい園であるかどうかをチェックするため、公共交通機関で通勤する方は特に車で行くことを避けたほうがよいでしょう。
保育士の面接に車で行くのを許容とされるケース
ここからは、車で面接に向かうのを許容とされるケースについてまとめました。
車で行くのを許可する文言が書かれている
求人票やメールに「お車でお越しの際は~」などの文言がある場合は、車で面接に行ってもよさそうです。
保育学生さんが使える駐車スペースがあることがうかがえるため、迷惑をかける可能性は少ないかもしれません。
しかし、車で行く場合の注意書きはよく確認し、ルールやマナーをしっかり守ることが大切です。
交通の便が悪い
園によっては駅から何分も歩かなければいけないなど、交通の便が悪い場合もあるでしょう。
その場合は園の保育士さんも車通勤の場合が多く、車で行っても受け入れてもらえるかもしれません。
しかし、勝手に車で行くのはマナー違反となるため、事前に電話・メールなどでしっかり可否を聞くことが大切です。
車での移動が多い地域に住んでいる
地域によっては公共交通機関より、車での移動が基本の場合もあるでしょう。
そのような地域では園が駅やバス停から離れており、車でなければ向かえない場合も多いかもしれません。
そのため、車で面接に行ってもネガティブな印象を抱かれることは少ないでしょう。
しかし、駐車する場所などを確認するためにも、車で行く旨をあらかじめ採用担当者に伝えておくとよさそうです。
保育士の面接に車で行く際の注意点
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最後は、車で面接に行くときに気をつけることを解説します。
園にあらかじめ相談しておく
車で面接に向かうときは、採用担当者にあらかじめ相談しておくことが大切です。
許可を取らずに車で行ってしまうとマナー違反となり、ネガティブな印象を抱かれてしまうかもしれません。
そのため、保育学生さんはあらかじめ電話やメールで、「車で行っていいか」「可能であればどこに駐車するべきか」などを聞くとよいでしょう。
駐車する場所に気をつける
園によっては駐車場があるものの、基本的に保護者用と職員用に設けられたスペースです。
保育学生さんが勝手に駐車場を使ってしまうと保護者などが駐車できず、迷惑をかけてしまうことが考えられます。
また、違法駐車は法律違反となり、処罰の対象になるので絶対に避けましょう。
処罰を受けなくてもその姿を職員に見られた場合、「マナーが悪い」「法律を守れなければ、園でのルールも守れないだろう」などと思われ、不合格につながるかもしれません。
そのため、車で行く保育学生さんは、事前に園から指定された場所に駐車することが大切です。
安全運転を心がける
安全運転を心がけることも、車で面接に行く場合の注意点として挙げられます。
ギリギリの時間に出発して焦っていたり、集中力がない状態で運転したりすると、事故につながってしまう可能性があるでしょう。
そのため、余裕を持って出発する、前日は早めに就寝するなどの対策をしておけるとよさそうです。
また、初めて通る道は慣れておらず戸惑うことも多いので、事前に下調べをしておくのも効果的でしょう。
保育士の面接に車で行く際は、事前にしっかり確認しよう
今回は、保育士の面接に車で行っていいかについて紹介しました。
面接に車で行くと迷惑がかかったり交通トラブルに巻き込まれやすかったりするため、基本的に控えたほうがよいでしょう。
しかし、交通の便が悪い、車移動が多い地域に住んでいる場合などは、許容とされるケースもあるようです。
その際は事前に「車で行っていいか」「可能であればどこに駐車すべきか」などを、園にメールや電話で聞くことが大切でしょう。
面接に車で行きたい保育学生さんは、ここで紹介したマナーや注意点などを参考にできるとよいですね。
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