【保育士】臨機応変に動けない原因とは?その対処法についても紹介

多くの子どもと接する保育士さんの仕事では、予期せぬ出来事が多く起こるもの。その際、臨機応変に動けない、という方も多いのではないでしょうか。ですが、できるだけとっさの対応ができるようになりたいですよね。今回は、新卒保育士さん向けにどうして臨機応変に動けないのか、その原因と対処法を詳しくお知らせします。

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臨機応変に動けないと悩む保育士さんは多い

1人で30人程度の子どもの保育を担当することのある保育士。どの仕事でも予想外の出来事は起こるものですが、子どもを相手にするため、より多く起こると考えられます。

子どもの行動はただでさえ予想ができないもの保育士さんには臨機応変な対応が求められますよね。子どもの安全を守るためにも、できる限りとっさに対応したいという気持ちを持っているのではないでしょうか。

ただし、うまく対応できずに悩む保育士さんも多いようです。

まずは、悩んでいるのは自分だけではないということを認識してくださいね。

保育士さんが臨機応変に動けない原因とは?

保育士さんが臨機応変に動けない原因はいくつかあります。見ていきましょう。

余裕がない

子どもと接する保育だけでなく、書類仕事なども多い保育士さんの仕事。目の前の子どもたちにだけ向き合いたくても、気持ちに余裕がないと、判断力が鈍ってしまいますよね。

また、配置基準ギリギリの園という場合、1人の保育士さんが見る子どもの数も増えていきます。その場合、全ての子どもに平等に目を配ることが難しくなり、臨機応変な対応ができないようです。

ミスを恐れすぎている

保育士さんは子どもたちの命を預かる仕事。1つのミスが子どもの安全を損なう可能性も。そう思うと大胆な行動や決断がしにくくなるということもあるでしょう。

自分で責任を負えない……と先輩保育士の指示待ちになっている人もこのような考え方になってしまっているのではないでしょうか。

対応の選択肢が少ない

とっさの出来事に対してどう対応したらいいのか、その選択肢を持てていないことも原因に挙げられます。

予想できない子どもの言動とはいえ、ある程度のパターンはあるはず。選択肢を持てていれば、「このような場合は、〇〇という対応か△△という対応が望ましい」ととっさに出てくるでしょう。

経験の浅い新人保育士さんはこれが原因であることが多いかもしれません。

保育のねらいを理解していない

保育士さんは“子どもにこうなってほしい”という「ねらい」を持って保育活動を進めています。

そもそも、どうしてこの保育をしているのかを理解していれば、そのねらいにあった対応ができるもの。目先の行動だけに目を向けているため、臨機応変に動けないのかもしれません。

保育士さんが臨機応変に動くための対処法

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臨機応変な対応ができない原因を挙げましたが、次で対処法を紹介します。

業務量の調整を行なう

余裕をもって保育に向き合えるよう、自分でできる範囲で業務量を減らす調整を行なうことは1つの方法です。

  • スケジュール管理を徹底して行なう
  • 仕事に優先順位をつける
  • スキマ時間をうまく活用する

上記のような方法は自分の意識次第で取り入れられることなので、取り組みやすいでしょう。

先輩や上司に相談する

園によって保育観は違うため、求められる対応もそれぞれ異なってきます。

その園で長く働いている先輩や上司、園長に「こういう場合はどう対応したらいいですか?」と都度相談してみるとよいでしょう。都度での相談が難しい場合はメモしておいて、後ほどまとめて質問できればよいですね。

余裕がないことが原因の場合、自分での業務量の調整が難しいときも、業務効率化の工夫を先輩や上司に相談してみるとよいかもしれません。取り入れやすい方法を知れるかもしれませんよ。

どうしても余裕がないという場合は、人員の増加ができるかどうかも聞いてみましょう。

目の前の仕事以外のことに目を向けてみる

臨機応変な対応を心がけると、つい目の前のことに集中しがちです。しかし、そういうときこそ周りに目を向けてみてください。

先輩保育士さんのやっていることや子どもとの関わり方に気づけるはずです。そこで得たことが臨機応変な対応のヒントとなるでしょう。

「ねらい」を理解することを心がける

保育現場では、ねらいをもって子どもと関わります。ねらいがあれば、それを達成するための手段がたくさんあります。

目的を理解することで、おのずとその手段が見えてくるでしょう。自分が取るべき言動に、よりたどり着きやすくなるはずです。

子どもの安全のためにも保育士さんは臨機応変な対応を

今回は、保育士さんが臨機応変に動けない原因、そしてその対処法を紹介しました。

特に新人保育士さんは、予想外の出来事にあたふたしてしまうこともあるでしょう。こちらの記事を参考にしながら、保育現場に慣れていけるといいですね。

先述したとおり、業務量の多さが判断を鈍らせる原因ということも。もし現在働いている園がどうしても業務量が減らない園なのであれば、転職を考えるということもひとつの方法です。

保育士バンク!新卒では、ICTを取り入れて業務の効率化を図っている園なども紹介しております。現在の園では、臨機応変に対応するのは難しいと感じているのならば、ぜひお気軽に相談してみてください。あなたに合う園をご提案いたします。

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