1歳2カ月~1歳5カ月の子どもたち向けに、個人案を作成する際の「環境設定と保育者の援助」に関する例文をご紹介します。冬の寒さが厳しい時期でも、子どもたちが快適に過ごせるよう、体調管理に気を配りながら適切な環境を整えていきましょう。この例文を参考に、日々の保育に取り入れてみてください。
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環境構成・保育者の援助【1月/1歳2カ月~1歳5カ月向け】個人案例文
環境構成と保育者の援助の例文をまとめました。
室内を適温に保ちながら、寒さを感じる子どもには厚手の靴下を履いてもらうなど、暖かい場所で安心して遊べるよう配慮する
床が冷たくならないよう、また、ハイハイや歩行練習をしやすいように厚手のマットを敷き、転んでも安全に探索できる環境を整える
手や指が乾燥している子にはこまめに保湿ケアを行ないながら水分補給を促していく
外遊びが難しい日は短時間の外気浴を取り入れ、保育者がいっしょに手を繋いで歩きながら自然遊びを楽しむ
コートを脱ぐ際に少しずつ自分でチャレンジできるように声をかけ、着替えの際に腕を自分で通せたときなどはほめていく
楽しい歌を歌いながら手洗いの習慣を身につけられるようサポートし、感染症予防を徹底する
食事の時間には、スプーンを自分で使えるよう、手を添えていっしょに食べる練習をしてフォークで食べるのを手伝いながら、少しずつ自立心を育む
大きなボールを転がしたり走り回ったりできるスペースを確保して、身体を動かす活動を取り入れる
手の届く範囲に音の出るおもちゃを配置し、指先を使った遊びで集中力を養う活動を取り入れる
安定した家具や手すりの配置を見直し、厚手の服を着ていても安全に立ち上がれるよう配慮する
自分でおもちゃの片づけの時間を意識できるよう、音楽を流しながら笑顔で声かけしていく
オムツ交換の際、身体を冷やさないように暖かい布をかけてケアを行ない、リラックスできるように優しく声をかけながら対応する
午睡中は足元が冷えないようにチェックしながら体温を保つようにする
外遊びを楽しんだあとは絵本の読み聞かせの時間を設けるなど、メリハリをつけて休息をとれるように配慮する
靴を履く練習をしている子には、靴を自分で履くチャレンジを促し、途中でサポートしながらも最後までやり遂げた際は笑顔で褒めて自信をもってもらう
1歳2カ月~1歳5カ月向けの「環境構成・保育者の援助」の例文を参考に1月の個人案を作成しよう
1歳2カ月~1歳5カ月の子どもたちが安全で楽しく遊べるように、環境構成と保育者の援助を工夫することが大切です。
子どもたちのお気に入りの遊びなどを確認しながら、成長に合った遊びや活動を楽しめるような配慮を記入するとよいですね。
例文を参考にして、個人案を作成してみてください。