新卒に役立つWEB履歴書とは。書き方やポイント、ダウンロードするツールの選び方

オンラインで簡単に作成することができるWEB履歴書。新卒の就活において、求人へ応募する際にWEB履歴書の作成が求められることもあるかもしれません。今回は、新卒時に役立つWEB履歴書の書き方を、作成するときの注意点やダウンロードするツールの選び方とあわせて紹介します。

パソコンを使う女性の写真

aijiro/shutterstock.com

オンライン上で簡単に作成できるWEB履歴書とは

WEB履歴書とは、さまざまなサイトで用意されているテンプレートに入力するオンライン上の履歴書です。手書きよりも簡単に作成でき、編集可能であることが特徴と言えるでしょう。

近年、面接などもオンライン化が進んでいるため、新卒の求人サイトによってはWEB履歴書を採用している場合があるかもしれません。

WEB履歴書の作成方法やポイントを知っておくことで、スムーズに応募することができそうですね。まずは、新卒保育士のWEB履歴書に活用できるツールについて見ていきましょう。

新卒のWEB履歴書用にダウンロードするツールの選び方

WEB履歴書を作成できるツールはさまざまあるようです。
ここでは、ダウンロードするツールを選ぶときの基準となるポイントを紹介します。

履歴書に入力する項目が選べるか

WEB履歴書には志望動機や自己PRの他にも、趣味や特技、長所・短所などいろいろな項目があります。

長所・短所の欄ならよい文章が書けるけれど、趣味欄にはあまり書くことがないなど、書く項目によって得意・不得意のある保育学生さんもいるのではないでしょうか。

入力したい項目を選んで作成できるツールを使うことで、得意な項目をしっかりと書き込んだ履歴書になり、自分自身をアピールすることができるでしょう。

スマートフォンでの作成に対応しているか

ツールによっては、スマートフォンでの作成に対応していない場合があるようです。

PCを持っていない、外出先でもスマートフォンから履歴書の作成をしたいという保育学生さんは、スマートフォン作成に対応したツールを選ぶとよさそうです。

一度作った履歴書を保存できるか

ツール内に一度入力した文章を保存しておくことができる機能も重要といえそうです。

他の園や企業へ応募する際、学歴や資格などの内容が共通している項目は以前書いて保存しておいたデータを使うことができます。
日付や志望動機などを書き換えるだけですむため、作成の手間が省けそうですね。

また、応募後に送付した履歴書の内容を確認するのにも役立ちそうです。

保存しておいた文章をあとから読み返して添削を重ね、完成度を高めていくといった使い方もできそうですね。

希望の形式で出力できるか

応募した園や企業によっては、提出する履歴書の形式を指定されることもあるでしょう。
記入したあとで希望の拡張子に変換できなかったとなると、余分な労力がかかってしまうかもしれません。

事前に、指定された拡張子に変換して出力できるツールであるかどうか確かめておくようにしましょう。

これらのポイントに沿ったツールをダウンロードすることで、快適にWEB履歴書を作成することができそうですね。

新卒のWEB履歴書の書き方

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新卒保育士として働く保育学生さんに役立つ、WEB履歴書の書き方を紹介します。

改行や括弧を適度に使い、読みやすさに配慮する

WEB履歴書の入力フォームによっては、改行をせずに打ち込んで送付してしまいそうになることもあるでしょう。

採用担当者のPCの画面上で表示された際、改行がされてないと文字が羅列してしまい読みづらくなることが予想されます。

適切な位置で改行することで、読みやすくすっきりとした文章になりそうです。
括弧や中点といった記号や、箇条書きなどの工夫を交えながら文章を読みやすいよう整えていくとよいですね。

ただし、基本的なマナーとして「☆」「♪」などの絵文字は使わないようにしましょう。

情報の正確さを確認する

PCやスマートフォンで入力していると、手書きで履歴書を書いているときより情報の間違いに気がつきにくい傾向があるようです。

気がつかずにそのまま送付してしまうと、「雑な人」「うっかりしている」といった印象を与えてしまうおそれがあります。

特に卒業年数や資格の名称などは間違いの多い部分といえるため、入力する際はWチェックをしたり、直接打ち込む前にテキストメモに記録したものを添付したりするなど、慎重に記入していくとよいかもしれません。

フリー入力欄もきちんと入力する

入力必須項目から順に入力していった際、フリー入力欄はつい飛ばしてしまう保育学生さんもいるかもしれません。

履歴書では基本的に空欄をつくらないのが望ましいとされています。
空欄を作ってしまうと、「記入漏れ」とみなされ評価を下げられる場合もあるようです。

そのためフリー入力欄に記入することがない場合は「特になし」と記入しておくのがよいでしょう。

新卒のWEB履歴書を作成するときの注意点

ここからは、WEB履歴書を作成するときに気をつけたいポイントを紹介します。

入力ミスや誤変換に注意する

PCやスマートフォンの入力の場合、入力速度が速いぶんタイピングミスなどを見落としてしまうことも多いようです。
また、漢字が正しく変換されているかにも注意して見直していくとよさそうです。

また、プルダウン形式の入力欄では、間違えて1つ上や1つ下の項目を選んでないか注意しましょう。

自分ひとりでは気がつかない場合もあるので、念のため知人などにもチェックをお願いするとよいかもしれませんね。

求められる形式に合わせて提出する

園や企業によっては、提出する履歴書のデータ形式を指定する場合があるようです。
指定された拡張子に変換して送付するように気をつけましょう。

また、変換した際に文字化けしてしまうこともあるようです。
変換したあとに一度内容を確認しておくとよさそうですね。

ファイル名で氏名がわかるようにする

履歴書をデータ化して送付する際、ファイル名を見て自分の氏名がわかるようにしておきましょう。
応募先の企業や園の担当者が、ファイルの管理がしやすくなるというメリットがありそうです。

「履歴書○○○○(氏名)○月○日」といったように、氏名に加えて日付も明記しておくとわかりやすいですね。

メールで送信する際はパスワードを設定する

メールでWEB履歴書を送信する際には、必ずパスワードをかけるようにしましょう。
自分の個人情報を守るだけでなく、応募した園や企業の採用情報を守ることにもつながると言えます。

ファイルのパスワードを送るときは、履歴書のデータを添付したメールとは必ず別のメールで送信するのがよいでしょう。
「パスワードは別のメールにて送付いたします」といった一言を添えると丁寧ですね。

WEB履歴書を作成して、新卒保育士の就活に活かそう

今回は、WEB履歴書とは何か、その書き方やダウンロードするツールの選び方を紹介しました。

WEB履歴書は手書きの履歴書よりも簡単に作成することができ、入力内容を保存しておくことで履歴書の入力を簡略化したり内容の添削をしたりと新卒保育士さんに役立ちそうですね。

実際に作成するときは、改行や記号をうまく使うことで読みやすくする、入力ミスや誤字に注意する、パスワードやファイル名を適切に設定するなどの注意点をおさえて対応するようにしましょう。

WEB履歴書の作成のポイントを知って、新卒の就活に役立ててみてくださいね。

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