男性の保育学生さんにとって、ネクタイは就活に必須のアイテムとなるでしょう。しかし、さまざまな色や柄のものが展開されているため、どれを選べばよいか悩んでしまいますね。今回は、赤色や無地、ドット柄など就活に合ったネクタイの選び方をまとめました。あわせて、避けたいデザインや使うときのポイントも紹介します。
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就活に役立つネクタイの選び方
男性がスーツを着るときに必要となるネクタイ。色や柄などの選び方をおさえておけば、思い通りのイメージを採用担当者に与えられるようになるかもしれません。
ここで紹介する選び方を参考に、自分にぴったりのネクタイを用意できるようにしましょう。
素材
就活で使うネクタイを選ぶときは、素材に注目するとよさそうです。
特にシルクは程よい光沢があるため、上品な印象を与えられるでしょう。
また、ポリエステルのネクタイはリーズナブルに購入できて洗濯も可能なものが多いですが、結び目がゆるみやすいので就活の場ではできるだけ避けたほうがよいかもしれませんね。
幅
ネクタイの幅は一般的な7~9cmのものを用意するとよいでしょう。
細すぎるとファッション性が強くなるので、採用担当者に華美なイメージを与えてしまうかもしれません。
スーツのジャケットの襟部分と同じくらいの太さを目安にネクタイを選べるとよさそうですね。
長さ
ネクタイを購入するときは、大剣がベルトのバックルに少しかかるくらいの長さのものを選びましょう。
それより長くなるとネクタイがジャケットの下から見えてしまい、だらしない印象を与えるかもしれません。
一方、短すぎる場合は、ジャケットを脱いだときに不格好なイメージを持たれてしまうでしょう。
心配な保育学生さんはスーツを着用して店舗に行き、試着をして長さを確認するとよいですね。
色
ネクタイの色は保育学生さんの雰囲気を大きく左右するため、自分が与えたいイメージに合わせて選ぶことがポイントでしょう。
代表的なのカラーの特徴をくわしく説明していきます。
青色
青色のネクタイを身につけることで、誠実で真面目な印象を与えることができるでしょう。
就活用のネクタイの中ではもっとも基本的なカラーと言われており、特に白とのレジメンタルストライプは無難なデザインと言われているようです。
水色
水色のネクタイを使えば、明るく清潔感のあるイメージを持ってもらえるかもしれません。
特に夏の季節に取り入れることで、さわやかな雰囲気を出せるでしょう。
しかし、冬に着用すると季節外れなイメージになり、冷たい印象を与える可能性があるため避けたほうがよさそうです。
赤色
赤色のネクタイを付ければ情熱のあるイメージを与えられるでしょう。
熱意ややる気を表現できるため、運動遊びがメインなど活発な保育方針の園では好印象を与えられるかもしれません。
しかし、真っ赤なネクタイは派手すぎるので、少しくすみのあるエンジやワインレッドのカラーを選ぶようにしましょう。
黄色
黄色は社交的で明るく、コミュニケーション能力が高いイメージを与えられそうです。
保育士は子どもや保護者とたくさんかかわるため、黄色のネクタイを付けることで快活な印象は高評価につながるかもしれません。
少しくすみのある黄色や淡い黄色を選ぶと、落ち着きのある雰囲気も出せるでしょう。
グレー
グレーは知的でおだやかな印象を与えられるので、幼稚園やインターナショナルプリスクールのように学習をメインで行う園に合っているかもしれません。
しかし、採用担当者の印象に残りづらくなる可能性があるため、柄がついているネクタイを選んで程よく自己主張できるようにしましょう。
柄
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ネクタイを用意するときは色だけでなく、柄にもこだわることでより自分の個性をアピールできそうです。
就活に合う柄の種類をそれぞれ解説していきましょう。
レジメンタルストライプ
レジメンタルストライプとは、正面から見て斜め右上に伸びるストライプ柄のことです。
イギリスの連隊旗から誕生したデザインで、知的で落ち着いた印象を与えられるかもしれません。
就活で使うネクタイの中ではオーソドックスな柄のため、一つは持っておくとよさそうですね。
チェック
チェックは親しみやすく活発な雰囲気を出せるので、子どもとたくさんかかわる保育士にはぴったりな柄と言えそうです。
華美な印象を与えないように、チェックに使われている色は3色くらいに収めておくとよいかもしれません。
ドット
ドット柄のネクタイを身につければ、落ち着いたイメージを持ってもらえるでしょう。
一つひとつのドットが大きいとかわいらしい印象になってしまうため、できるだけ小さめのものを選ぶことがポイントです。
しかし、レジメンタルストライプやチェックと比べるとややカジュアルなデザインなので、公立保育園などかっちりした雰囲気の面接では控えたほうがよいかもしれませんね。
小紋柄
小紋柄のネクタイは、誠実で落ち着いた印象を与えられるでしょう。
外国風の紋章は派手なイメージを持たれることがあるため、小さめの四角やダイヤなどの柄を選んだほうがよさそうです。
無地
無地のネクタイは真面目で誠実なイメージを持ってもらえそうです。
しかし、採用担当者によっては自己主張が弱いと感じることも考えられるので、青色や赤色など印象に残りやすい色を選ぶとよいかもしれませんね。
保育士の就活で避けたいネクタイ
ここからは、保育士の就活で避けたほうがよいネクタイを具体的にまとめました。
派手な色や柄のもの
キャラクターのデザインやペイズリー柄、ブランドの柄のネクタイは、華美すぎる印象を与えるため控えほうがよさそうです。
大きすぎる柄も大雑把なイメージを持たれる可能性があるので、できるだけ小さめの模様を選びましょう。
また、ネクタイを選ぶときは派手な色のものを避けることもポイントです。
カジュアルな印象を与えるピンク、高貴な雰囲気を出す紫、華美なシルバーやゴールドはどれも控えたほうがよいかもしれませんね。
黒色や白色
無地の黒色や白色のネクタイは、冠婚葬祭を連想させるので避けましょう。
黒色はお葬式で、白色は結婚式で新郎が身につけるものなので、就活で着用していると非常識と思われてしまいます。
そのため、保育学生さんは青色や黄色など、自分が与えたいイメージに合わせてカラーのあるネクタイを選ぶようにしましょう。
クレリックタイプ
クレリックタイプとはネクタイの太いほうである大剣と、細いほうである小剣の色や柄が異なるタイプのものを指します。
おしゃれですが就活で使うと派手な印象を与えてしまうため、避けたほうが無難でしょう。
就活でネクタイを使うときのポイント
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最後は、就活でネクタイを使うときのポイントについて解説します。
2本以上を準備する
ネクタイを用意するときは、違うデザインのものを2本以上購入するとよいでしょう。
2本以上あれば1本が汚れてしまっても替えがありますし、園の雰囲気やアピールしたい内容に合わせてネクタイを変えることができそうです。
どのような場面でも使える青色のレジメンタルストライプのようなデザインと、自分のイメージに合ったものを複数個持っておくと便利かもしれませんね。
汚れたときはクリーニングに出す
汚れたネクタイは不格好な見た目になり、だらしない印象を与えてしまうでしょう。
ネクタイをこすり洗いしてしまうと色落ちや毛羽立ちの原因になるので、汚れたときはクリーニングに出すとよさそうです。
シワに注意する
形を整えずにタンスなどに入れてしまうと、ネクタイにシワがついてしまうことが考えられます。
面接の直前にシワがあって焦らないように、日ごろからネクタイハンガーにかけたり、丸めて収納したりしてきれいな状態を保てるようにしておきましょう。
就活に合ったネクタイの色や柄を知り、好印象を与えよう
今回は、就活で使うネクタイの選び方を紹介しました。
ネクタイは保育学生さんの印象を大きく左右するアイテムなので、色や柄にこだわって選べるとよさそうです。
しかし、黒色・白色のものやクレリックタイプは、ネガティブなイメージを抱かれてしまうため避けたほうが無難でしょう。
男性の保育学生さんはネクタイの選び方を理解し、採用担当者に好印象を与えられるとよいですね。
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