1歳6カ月～1歳9カ月向けの1月の個人案を作成する際の「子どもの姿」の例文を紹介します。この時期の子どもたちは歩行が安定し、走ったり飛び跳ねたりと身体を動かすことを楽しむ姿が見られるかもしれません。冬の季節感を取り入れながら、それぞれの子どもの興味や発達に応じた活動を計画し、日々の保育に役立ててください。
folyphoto / stock.adobe.com
活動内容・子どもの姿【1月/1歳6カ月～1歳9カ月向け】個人案文例
子どもの姿の例文をまとめました。
室内でボールを投げたり蹴ったりして遊びながら、身体全体を使って楽しむ姿が見られる
自分の名前が呼ばれると手を挙げて反応し、保育者とのやり取りを楽しむ様子が見られる
スプーンやフォークを使って自分で食事をしようとする意欲が強まり、少しずつ食事のリズムをつかんでいる様子が見られる
冬の散歩では、友だちと手をつないで歩きながら、寒さを感じつつも楽しく外の景色を楽しむ姿が見られる
おもちゃの取り合いになる場面では、保育者の声かけで気持ちが落ち着く姿もあれば、泣く姿も見られる
室内では大きなブロックを積んで崩して遊びながら、何度も積み上げるために挑戦する姿が見られる
冬の季節にちなんだ遊びや製作活動を通して、雪や霜など自然の変化に興味を示す姿が見られる
オムツ交換時に保育者と「いないいないばあ」を楽しみ、リラックスしながらケアを受ける姿が見られる
自分で靴を履こうとする姿が増え、少しずつ着脱の練習にも意欲的に取り組んでいる
友だちが持っているおもちゃに興味を示し、自分もさわりたいという気持ちを表情や声で伝える姿がある
園庭で遊びながら、簡単な坂や段差を自分で登り降りし、バランス感覚を養いながら身体を動かす姿が見られる
窓の外を見て雪や霜に興味を持ち、「さむい」「つめたい」と言葉に出しながら季節を感じる様子が見られる
音楽に合わせて身体を動かしたり手拍子をしたりしながら、リズム感や音楽への興味をもつ姿が見られる
友だちの様子を見ながら遊びを模倣する姿が見られ、やり取りを楽しむ
保育者の動作を見て手洗いや片づけを楽しく行なう姿が増えている
1歳6カ月～1歳9カ月向けの「活動内容・子どもの姿」の文例を参考に1月の個人案を作成しよう
1歳6カ月～1歳9カ月の活動内容や子どもの姿に関する個人案の例文を紹介しました。
この時期の子どもたちは、遊びや日常生活の中で、自分でやってみようという意欲が強まり、さまざまなことに挑戦します。
日々の活動を通して見られる成長や興味の変化を捉えながら、個々に合わせた個人案を作成できるとよいですね。
