2歳7カ月～3歳0カ月向けの個人案を作成する際に参考になる、4月の「ねらい」の例文をご紹介します。新年度が始まり、子どもたちが新しい環境に少しずつ慣れていけるようにサポートすることが大切です。それぞれの発達段階や様子をしっかり観察したうえで、目標を考えてみてくださいね。
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ねらい【4月/2歳7カ月～3歳0カ月向け】個人案例文
ねらいの例文をまとめました。
新しい環境に慣れるために、安心できる場所や遊びを見つける
散歩中に保育者といっしょに横断歩道を渡り、手を挙げる経験を通じて交通ルールを意識しながら渡れるようになる
園庭で春の花や草にふれ、「これなあに？」と保育者や友だちに聞きながら自然への興味を深める
友だちとお気に入りのおもちゃを使い、「かして」「どうぞ」とやり取りをしながらかかわる楽しさを感じる
鬼ごっこを通じて身体を動かす楽しさを味わい、友だちを追いかけたり逃げたりしながらかかわる機会を増やす
上着を脱いだり靴を履いたりする中で、「じぶんでできた！」という達成感を感じ、自分で身支度を整える意識をもつ
保育者といっしょに手洗いや片付けを行ない、「きれいになったね」と声をかけられる中で清潔を保つ意識を育てる
お花屋さんごっこで「どのおはなにしますか？」とやり取りを楽しみながら、季節の花に親しむ
野菜スタンプ遊びを楽しみ、野菜の形や色に興味をもつ
おままごとで友だちと役割になりきって遊ぶ楽しさを知る
苦手な野菜を一口食べ、「たべられた！」とうれしく感じる経験を通して、自分で挑戦する気持ちを育む
「だるまさんがころんだ」に挑戦し、動いたり止まったりするルールを覚えながら遊びを楽しむ
友だちといっしょに遊ぶ中で、「ぶつからないように気をつけようね」などと保育者の声かけをきっかけに安全を意識しながら楽しく過ごす
簡単なルールのある遊びに取り組みながら、「次は〇〇ちゃんだね」と順番を守る経験を通じて友だちとかかわる
トイレトレーニングを通じて「できたよ！」と保育者に伝え、自分でできたよろこびを味わう
その他の4月の「2歳7カ月～3歳0カ月向け」項目別の個人案例文はこちらをご覧ください。
2歳7カ月～3歳0カ月向けの「ねらい」の例文を参考にして、4月の個人案を作成しよう
2歳7カ月～3歳0カ月の子どもたちは、春の心地よい季節の中で自然に興味をもち、友だちとのかかわりが増えそうです。
新しい環境に少しずつ慣れ始める時期なので、子どもが安心してのびのびと過ごせる環境を整えながら、それぞれの個性や成長に寄り添った「ねらい」を立てることが大切です。
例文を参考に、子どもたちが笑顔で園生活を楽しめる個人案を考えてみてくださいね。
