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卒園メッセージの書き方と心温まる例文23選~保育士から子どもに贈る言葉~

卒園は子どもたちが新たな一歩を踏み出す大切な節目。今回は、保育士さんから子どもへ贈る卒園メッセージの書き方と例文を23選紹介します。卒園メッセージを作成するときのポイントを知り、心温まる言葉を贈りましょう。卒園式当日の黒板・ホワイトボードや卒園文集向けの例文を紹介しているので、新卒の保育士さんも参考にしてみてくださいね。

yuko / stock.adobe.com

卒園メッセージの書き方の3つのポイント

子どもたちと過ごす最後の卒園式。門出をお祝いする気持ちを込めて、素敵な卒園メッセージを贈りたいと考える保育士さんもいるのでしょう。

ただ、何を書けばよいのか悩むこともありそうです。

一人ひとりにメッセージを考えているけれど、同じような言葉が並んでしまうことが多いです。

卒園式の準備や毎日の保育で忙しくて、なかなかよい言葉が思いつきません。

卒園式の準備や小学校への引継ぎの児童要録の作成で忙しい保育士さんもいるかもしれません。

少し気持ちを落ち着かせたうえで、例文などを参考にして心のこもった卒園メッセージを作成できるとよいですね。

ここからは、卒園メッセージの書き方のポイントを紹介します。

子どもがわかりやすい言葉を使う

卒園メッセージを書くうえで大切なのが、子どもが自分で読めるようにひらがなでわかりやすい言葉を意識して書くことです。

すてきだったね」「たのしかったね」「かっこよかったね」などといった普段子どもたちに伝えている言葉を使用しましょう。

一人ひとりの成長や個性を盛り込む

子ども一人ひとりとの思い出を振り返り、その子ならではの頑張りやエピソードを取り入れましょう。保育日誌連絡帳などを振り返り、具体的に書くことで心に響く内容になりそうです。

また、なかなか言葉が思いつかないときは以下の行事を振り返り、子どもの姿を思い出してみましょう。

  • 進級式
  • プール開き
  • お泊り会
  • 夏祭り
  • 遠足
  • 運動会
  • ハローウィン
  • おいもほり
  • 作品展
  • クリスマス会
  • お餅つき
  • 豆まき
  • 生活発表会

新たな門出の応援の気持ちを伝える

子どもたちがこれから前向きな気持ちで過ごせるよう、新しい生活に対する期待や応援の言葉を伝えましょう。

〇〇ちゃんのことずっとおうえんしているよ」「これからもいろんなことにちょうせんしてね」などといった言葉を添えましょう。

【卒園メッセージの書き方】心温まる例文23選

子どもへのメッセージmetamorworks / stock.adobe.com

ここからは卒園メッセージの例文を紹介します。

〇〇くん、そつえんおめでとう!
いつもせんせいに「だっこ」といっていた〇〇くんが、あるひ「ぼくがてつだうよ!」とせんせいをたすけてくれたとき、せんせいはとてもうれしかったです。そのやさしいきもちを大切にして、しょうがっこうでもいろんなことにチャレンジしてね。せんせいはいつまでも〇〇くんをみまもっています!

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!
おとまりかいではみんなでおどるとき「できるかな」とちょっぴりしんぱいそうだったけれど、にっこりえがおでおどっていてすてきでした。〇〇ちゃんのがんばるすがたをみて、せんせいはたくさんパワーをもらいました。しょうがっこうでも、あたらしいことにどんどんチャレンジしてくださいね。

〇〇くん、そつえんおめでとう!
おともだちといっしょにかけっこをして、「もっとはやくなりたい!」とおおきなこえでいっていた〇〇くん。はしっているすがたがかっこよくて、おいかけっこもじょうずだったね。これからもせんせいはいつも〇〇くんをおうえんしているから、がんばってくださいね。

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!
えんそくで〇〇ちゃんが「がんばってあるく!」といって、みんなにたくさんのげんきをくれたこと、せんせいはとてもうれしかったです。そのがんばるきもちをわすれずに、しょうがっこうでもたくさんのおともだちとたのしくすごしてね。せんせいは、〇〇ちゃんのことがだいすきです!

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!
おともだちが「ボールがじょうずになげられない…」といったとき、「いっしょにやろう!」とてをさしのべていた〇〇ちゃん。そのすてきなすがたは、まわりをえがおにしてくれるやさしさでした。ちいさいこのおせわもたくさんしてくれていたね。せんせいはいつまでも〇〇ちゃんをおうえんしています!

〇〇くん、そつえんおめでとう!
おさんぽで「みてみて!」とちいさなおはなをみつけておしえてくれたこと、おぼえていますか?〇〇くんはじぶんできづいたことをたくさんみんなにおしえてくれていたね。しょうがっこうでも、そんなすてきなところをたいせつに、たのしんでくださいね!

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!
みんなであそんでいるとき、「もういちどやりたい!」といっしょうけんめいとりくむ〇〇ちゃんのすがたに、せんせいはたくさんげんきをもらいました。チャレンジすることのたのしさをおしえてくれて、どうもありがとう!せんせいはこれからも〇〇ちゃんのせいちょうをたのしみにしています。

〇〇くん、そつえんおめでとう!
はじめはなかなママやパパとはなれるのがさみしくてないていた〇〇くん。でも、いまではおともだちといっしょにえがおでげんきにあそんでいるね。ともだちがひとりでいたら『あそぼう!』とこえをかけてくれたね。〇〇くんのやさしいきもちをたいせつにしょうがっこうでもがんばってね。

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!
うんどうかいではなわとびがなかなかできなくて、くやしそうにしていた〇〇ちゃん。でも、あきらめずにれんしゅうして、さいごには「とべた!」とすてきなえがおをみせてくれましたね。そのがんばるきもちをたいせつにして、しょうがっこうでもいっぱいちょうせんしてくださいね!

〇〇くん、そつえんおめでとう!
せいかつはっぴょうかいでいっしょうけんめい△△をえんじていた〇〇くん。せりふがおおかったのにいっしょうけんめいおぼえていたね。〇〇くんがさいごまであきらめずにがんばったこと、とてもすばらしいとおもいました。しょうがっこうでは、〇〇くんのすてきなところをいかして、いろいろなことにチャレンジしてくださいね!

【卒園メッセージの書き方】心温まる例文~子どもへの一言(短文)~

卒園式の日に子どもに一言ずつ言葉を伝えてお別れを言うことや、短文でメッセージを伝えたいときもあるでしょう。

ここでは、子どもへの一言(短文)の例文を紹介します。

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!おにわでみんなとつくったおおきなおやま、とてもすてきだったね。しょうがっこうでもげんきにすごしてね!

〇〇くん、そつえんおめでとう!うんどうかいでさいごまであきらめないでがんばってはしっていたすがたを、せんせいはわすれません。しょうがっこうでも、じぶんのちからをしんじてがんばってくださいね!

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!せいかつはっぴょうかいでみんなをひっぱってくれたリーダーの〇〇ちゃん、とてもかっこよかったよ。しょうがっこうでも、あたらしいじぶんをたくさんみつけてくださいね!

〇〇くん、そつえんおめでとう!えんそくで「せんせい、みて!」といって、いろいろなはっけんをしてたのしいことをみつけるのがじょうずだったね。しょうがっこうでもたのしいことをたくさんみつけてくださいね!

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!ちいさなおともだちのてをひいてあそんでいた〇〇ちゃんのやさしいきもちが、せんせいはだいすきです。しょうがっこうでもやさしいきもちをたいせつにすごしてね!

〇〇くん、そつえんおめでとう!ブロックでつくったおおきなおしろをいまでもおぼえています。しょうがっこうでも、いろんなものをつくるたのしさをみつけてくださいね!

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!げんきいっぱいの「おはよう!」のあいさつに、せんせいはいつもげんきをもらっていました。しょうがっこうでもそのえがおをわすれずにすごしてね!

〇〇くん、そつえんおめでとう!なわとびのれんしゅうをあきらめずにがんばったすがた、とてもすばらしかったよ。しょうがっこうでも、ちょうせんするたのしさをみつけてくださいね!

〇〇ちゃん、そつえんおめでとう!おともだちに「いっしょにあそぼう!」とやさしくこえをかけるすがたが、ほんとうにすてきでした。しょうがっこうでも、たくさんのおともだちとわらいあってくださいね!

〇〇くん、そつえんおめでとう!おえかきで「これ、せんせいにみせたい!」とせんせいのえをかいてくれたこと、とてもうれしかったよ。しょうがっこうでも、たのしいことをたくさんみつけてくださいね!

【シーン別】クラス全体に向けた卒園メッセージの例文

子どもへのメッセージMasato / stock.adobe.com

最後にシーン別のクラスのみんなに向けた卒園メッセージの例文を紹介します。

卒園式当日の黒板・ホワイトボード

みんな、そつえんおめでとう!

〇〇ぐみでのまいにちは、たくさんのわらいごえやすてきなはっけんでいっぱいでした。

たのしいえんそくや、みんなでいっしょうけんめいはしったうんどうかい、ひとつひとつのきらきらしたじかんはすてきなたからものです。

これからは、しょうがっこうであたらしいことにどんどんちょうせんしてくださいね。みんなのえがおがこれからもかがやきつづけることをねがっています!

卒園文集

〇〇ぐみのみんなへ

そつえんおめでとう!

にゅうえんしたときのかわいらしいちいさなてがいつしかおおきくなって、せんせいをたくさんたすけてくれました。

いまではたくさんのことができるようになり、たのもしいおにいさん・おねえさんになりましたね。

うんどうかいでさいごまであきらめずにちからをあわせてがんばっていたすがた。

はっぴょうかいではみんなでおおきなこえをだして、すてきなうたごえをきかせてくれたすがた。

みんなとのおもいでをおもいだすと、せんせいはげんきいっぱいになれます。

いつもすてきなえがおをみせてくれてどうもありがとう。

しょうがっこうでは、あたらしいおともだちやせんせいと、たくさんのおもいでをつくってくださいね。

〇〇ぐみのみんなのまいにちがたのしくなることをこころからいのっています!

寄せ書き

〇〇ぐみのみんな、そつえんおめでとう!

みんながあそんだえんていのすなばや、いっしょにつくったおおきなこいのぼり、おともだちとかたをくんでたのしんだうたやおどり。すべてがせんせいたちにとってのたからものです。

しょうがっこうでも、あたらしいことをたくさんみつけて、わくわくするまいにちをすごしてくださいね。せんせいたちはいつまでもみんなのことをおうえんしています!

卒園メッセージの書き方を工夫して子どもに心温まる言葉を贈ろう

卒園メッセージは、子どもたちへの大切な贈り物であり、新しい生活が始まることを応援する気持ちを表現するとよいでしょう。

新卒の保育士さんの中には、どんな言葉を選べばよいのか悩む方もいるかもしれません。

一人ひとりの成長や思い出を振り返りながら、心のこもったメッセージを書くことを大切にしましょう。

大きく羽ばたいていく子どもたちを思いながら、今回の例文やポイントを参考にしてみてくださいね。

また、「保育士バンク!新卒」では、保育学生さんや新卒の方が向けに保育に役立つ記事を配信しています。

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