今回は、保育士として働くときに、清潔感があり保育に適している髪型を紹介します。保育士が仕事をする上で、保育がしやすい髪型にするのはもちろんのこと、保護者からの印象を大切にしなければならないことは忘れないようにしましょう。ロングヘアだけでなくショートヘア、ボブヘアでもアレンジに適している髪型も紹介します。
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保育士の髪型のポイント
保育士の髪型選びのポイントを紹介します。子どもの安全を考えたものや、保護者からの印象がよく、信頼を得られる髪型を選ぶことが大切です。
保育を行うのに適した髪型
保育を行うのに適した髪型とは、保育がしやすい髪型が適しています。
保育士は子どもたちといっしょに遊んだり、だっこをしたり、子どもたちと接する時間が多い職業です。ヘアピンや髪飾りなどが子どもの目に当たってしまい、けがにつながる可能性がないとは言い切れません。
髪をまとめたりするときは、先がとがっていないヘアゴムなどを使うなど配慮しましょう。また、前髪の長さが長すぎると、目にかかってしまい、子どもたちに暗い印象を与えてしまいます。前髪が長い場合は、前髪なしのヘアスタイルにするか、ヘアゴムでなどで前髪をまとめるなどして、明るい雰囲気で保育ができるようにしましょう。
保護者からの目線を考えた髪型
保育士は、子どもたちが登園するときや、お迎えの時間に保護者とのコミュニケーションをとります。
その際に、保護者が安心して自身の子どもを保育園に預けることができるように、また親しみやすいように、保育士は髪型に気をつかわなければいけません。過度な明るいカラーの染髪や、清潔感に欠ける髪型などはさけるようにしましょう。
園の方針を理解した髪型
就職などではじめての保育園に入職したときに、どんな髪型にするといいのかということで悩むこともあるでしょう。
まずは、保育がしやすい髪型であるか、保護者からの印象はどうであるのか、を第一に考え、清潔感のあるヘアゴムなどでまとめたシンプルな髪型にして様子を見たほうがよさそうです。働く前に保育園の方針を園長に聞いてみたり、働いている先輩の姿を見て、園の雰囲気に馴染めそうな髪型にしていくといいでしょう。
保育士に適した髪型、髪の長さ別のヘアアレンジ
ここでは、保育士の髪型のアレンジを髪の長さ別に紹介します。ヘアサロンでのオーダーポイントについても考えてみました。
ロングヘア
ポニーテールや二つ結び
ロングヘアはいろいろなアレンジしやすい髪型です。しかしロングヘアをアレンジする場合には、髪がばらけて保育業務に支障がでないように、しっかりまとめることが大切です。
後頭部付近でヘアゴムをつかってまとめるポニーテールや、二つ結びが、簡単にアレンジしやすいでしょう。
お団子ヘア
お団子ヘアにもアレンジすることができます。まず、ポニーテールをつくります。そして、ひとまとめにされている髪を三つ編みにし、髪の根本で巻いて、最後にヘアゴムでとめるだけです。
ヘアサロンでは、髪の髪の量をすくオーダーをするといいでしょう。髪のボリュームがありすぎてしまうと、アレンジがうまくまとまらずに少し野暮ったく見え、暗い印象になってしまいます。
ショートヘア
ショートヘアのアレンジ方法のひとつに、三つ編み耳かけスタイルがあります。横の髪を多めにとり、反対側にもっていきます。三つ編みをし、髪の先端をヘアゴムでまとめ、耳にかけるだけで完成です。
また派手でなければ、ゆるく巻くパーマをヘアサロンでオーダーしてみるのもいいかもしれませんね。
ボブヘア
ボブヘアには、ショートヘアと同じように三つ編みをつくるものや、耳周りの髪にエアリー感を出すアレンジがいいでしょう。エアリー感を出しやすくするカット方法があるので、ヘアサロンでオーダーするといいかもしれません。
セルフスタイリングの場合は、少量のワックスで、髪と髪の間に空間を作るようにし、下からドライヤーをあてることでエアリー感を出すことができますよ。
前髪はどうするか
保育中に前髪がかかると、仕事をする上で邪魔だと感じ保育に支障をきたすことも考えられます。
ヘアサロンでは、目にかからない程度にカットするか、耳にかけたりできる長さのオーダーをするといいでしょう。もしくは、前髪が重たく見えないように、髪をすくことで印象が変わります。前髪を伸ばしている場合などは、工夫をしてみるといいでしょう。
男性保育士の髪型のポイント
ここでは、男性保育士の髪型のポイントについて紹介します。男性保育士の髪型も女性保育士と同じように、子どもたちの安全や保護者から信頼感が得られる髪型を選ぶようにしましょう。
清潔感が大切
男性保育士の髪型でもっとも大切なものは、清潔感です。黒髪で清潔感ある短めの髪型が好まれる傾向にあります。女性保育士と同じように、過度な染髪はせず、パーマをするときにはゆるくかけるようにしましょう。
整髪料には注意
子どもたちといっしょに遊ぶと、髪にふれられることが多くなるなります。子どもたちの手がベタベタになってしまわないように、大量の整髪料をつかうのはさけましょう。
保育士に適切な髪型を選ぼう
保育士に適切な髪型のポイントや、髪型のアレンジ方法を紹介しました。保育士にとって適切な髪型とは、保育がしやすく、保護者によい印象を与えるものが基準です。子どもたちといっしょに元気よく遊べ、明るい印象を与える髪型を選び、保育士の仕事に集中できるようにしましょう。子どもたちや保護者から信頼され、親しまれる保育士になるためにも、髪型を気にすることは大切です。