【新卒保育士さん必見】担任は何歳が大変?年齢での保育の違いを解説!

保育はそれぞれの年齢で違った苦労がありますが、新卒保育士さんは「正直何歳が大変なの?」と気になるかもしれないですね。大変さは子どもの様子や園の方針によって異なりますが、予想される子どもや保育士さんの姿を知ることで、取り組むべきことが見えてくるかもしれません。記事の内容を参考に、保育のヒントを見つけましょう。

指さし

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新卒保育士さんが気になること「何歳が大変?」

新卒保育士さんの中には、さっそく担任を務める人もいるでしょう。

子どもとかかわる難しさや、保育での悩みを感じることもあるかもしれませんね。

年齢それぞれの難しさを知ることで、ご自身のクラスで感じている大変さを解消するヒントにつながるかもしれないですよ。

また、今後どのような保育を目指すべきか、考える参考にもなるかもしれません。

今回は、年齢ごとの特徴を紹介します。まずは0歳児を見ていきましょう。

何歳が大変?:0歳児の担任の場合

赤ちゃん

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0歳児クラスは、ハイハイから歩き出したり、喃語から言葉が出始めたりと成長著しい年齢です。

だからこそ、大変だと感じることもあるのかもしれません。一例を見てみましょう。

大変なところ

気持ちを汲み取ること

0歳児は、泣くことが気持ちを訴える手段のひとつです。

眠たい、お腹がすいたなどなにか伝えたいときは一生懸命泣いて伝えてくれる姿があるでしょう

気持ちを予想して汲み取り、子どもが満たされるかかわりが大切ですね。

怪我や体調管理

体調が悪いときなど、0歳児は言葉で伝えることができません。

泣いたり、ぼーっとしたりすることもありますが、いつも通り元気にすごしていても、発熱や下痢などが起きている場合もあるでしょう。

また、気持ちを訴えるために友だちに噛みついたり歩行が安定しておらず転倒したりなど、怪我につながる場面も他の年齢に比べると多くなるかもしれません。

子どもの姿を予想し、常に先回りして気を配る必要があるでしょう。

発達の違いに合わせたかかわり

0歳児は、月齢や個人によって発達の違いが大きい年齢のひとつかもしれません。

ハイハイをしている子もいれば、歩くことが楽しく元気に動いて遊ぶ子もいるでしょう。

同じ保育室内や活動ですごすため、保育士さんの見守り方が重要になってくるかもしれません。

保護者対応

初めて保育園に通う保護者の方も多いでしょう。

保育園のルールの認識やすごし方を理解してもらうためには、初めての担任となる保育士さんの接し方が大切になってくるかもしれません。

やりがい

0歳児は、信頼関係が深まると新卒保育士さんの存在が子どもの安心に大きくつながるでしょう。

成長著しい年齢でもあるため、保育士としてのよろこびを感じられる瞬間も多くあるかもしれませんね。

ご家庭によっては、子どもにとっても保護者にとっても新卒保育士さんが初めての担任です。

信頼関係を深めていけば、頼れる存在となれるでしょう。

何歳が大変?:1歳児の担任の場合

1歳児

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1歳児は、だんだんと自分でできることが増えてくるでしょう。

「自分でやりたい」という自我が強くなってくる子もいるかもしれません。担任として、柔軟なかかわりが大切かもしれないですね。

大変なところ

一人ひとりの発達にあった保育

1歳児は、どんどん動きが活発になり走ることを楽しむ子もいるでしょう。

一方で、月齢や発達の差によってはまだハイハイや歩行が安定しない子もいるかもしれません。「やってみたい」「やりたくない」など自我が強くなる一方で、うまく表現できなかったり、まだまだ子ども一人で取り組むには難しかったりすることも多くある時期です

一人ひとりの発達や思いを汲み取り、子どもが納得できるかかわりが必要になってくるでしょう。

安全管理

発達に合わせて、子どもがのびのびとすごせる環境設定が大切になってくるでしょう。

動きが活発になると、転倒やぶつけて怪我をすることが多くなる年齢かもしれないですね。

また、噛みつきや友だちを押してしまうなど怪我につながる行動をする可能性もあります。見守る範囲も広くなることを年頭において、細心の注意を払っていきましょう。

友だちとのかかわりの見守り

友だちとのかかわりも多くなってくるでしょう。楽しそうにする姿も見られる一方で、「あのおもちゃで遊びたい」「遊んでいたおもちゃを取られてしまった」など、なかなかかみ合わないやり取りも増えてくる頃です

そのような場面では、両者の気持ちを汲み取ったかかわりが必要となり、難しく感じる場面のひとつかもしれません。

やりがい

1歳児の子どもは、自分の気持ちを思い切り表現する姿が見られるでしょう。

気持ちが、噛みつきや活発に動く中での転倒につながったりもしますが、遊びを楽しむ姿や活動に夢中になる姿は、保育士として報われる瞬間のひとつではないでしょうか。

何歳が大変?:2歳児の担任の場合

平均台で遊ぶ

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2歳児は、子どもが一人でできることが増えてくるでしょう。

しかし、まだまだ子どもだけでは処理できない感情や行動が現れるため、保育士さんのかかわり方が子どもの心の安定につながる部分が大きいかもしれません。

大変なところ

気持ちに寄り添ったかかわり

2歳児で課題のひとつが、イヤイヤ期への対応ではないでしょうか。

「魔の2歳児」と表現されることもありますが、子どもももどかしく感じている時期かもしれません。

保育士さんは、気持ちに寄り添いつつ、落ち着いたかかわりが求められるでしょう。

友だちとのかかわりの見守り

友だちと遊ぶ姿も徐々に増えてくるかもしれません。楽しくすごす一方で、やり取りがうまくいかない場面もまだまだあるでしょう。

気持ちの表現やどのような言葉にしたらよいのかを伝えていく必要があるかもしれません。

幼児クラスを意識した保育

2歳児クラスは、子ども6人に対して保育士1人ですごしますが、3歳児からは子ども20人に対して保育士1人が配置基準となります。

進級後、子どもたちが困らないようなにに取り組んでいくべきかを考えて保育する必要があるでしょう。

やりがい

2歳児クラスは、イヤイヤ期やトイレトレーニングなど、専門的なかかわりが必要になる場面が多いからこそ、気持ちが通じ合ったときのよろこびや達成感を感じられる場面が多いでしょう。

できることも増える時期のため、集団遊びなどを取り入れる場面も多くなるかもしれません。

保育士としてのやりがい、そして成長を感じることができるのではないでしょうか。

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何歳が大変?:3歳児の担任の場合

ブランコに乗る女の子

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3歳児クラスは、基本的な生活習慣が身についてくるでしょう。しかしまだまだ甘えたい気持ちもたくさんある年齢のようです。

大変なところ

1人で担任業務を行う

3歳児になると、担任が1人になる場合が多いようです。

補助の保育士さんがクラスに入る場合もありますが、書類や活動、保護者対応など主体になって進めるのは担任の場合がほとんどでしょう。

少し前まで複数担任で見ていた子どもたちを1人担任で保育することは、難しく感じる場面も多いかもしれません。

より活発になる遊びの見守り

3歳児になると、子ども同士で遊具を使ったりゲームをしたりして遊ぶ姿が見られるため、より動きが激しくなるでしょう。

危険を予想して判断しつつ、成長を見守っていくことが求められるそうですね。

集団を意識しながら個々に合わせたかかわりも必要

ルールのある遊びを楽しめるようになるでしょう。

椅子取りゲームやフルーツバスケットなど、集団で遊ぶ楽しさを感じられる活動計画が重要といえそうですね。

やりがい

3歳児の保育は、活動の幅がより広がっていくでしょう。

最初は難しく感じる部分も多くあるかもしれませんが、さまざまな活動を子どもたちがいっしょに楽しんでくれている姿は、保育士さんも見ていてうれしいのではないでしょうか。

何歳が大変?:4歳児の担任の場合

遊ぶ保育士と子ども

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4歳児クラスは、まだまだ自分の気持ちを思い切り主張する姿が見られる時期です。

しかし、少しずつ他者を思いやったり気にかけたりする姿も見られるかもしれません。

大変なところ

ダイナミックな遊びへの配慮

4歳児の子どもたちは、身体の動かし方が上手になり、できる動きが増えてくるでしょう。

保育士さんも、元気いっぱい身体を動かして遊ぶことが求められそうですね。

安全への配慮をきちんと行い、子どもたちと向き合いましょう。

子ども同士での育ちの見守り

他者を思いやる気持ちも芽生えてくるでしょう。しかし、トラブルや喧嘩なども起こりやすい年齢と言われています。

子どもがどう相手とかかわるべきか学んでいる時期といえるかもしれませんね。

見守るか、助言するのかなど、子どもの成長につながる援助を見極める必要があるのではないでしょうか。

やりがい

4歳児は、保育士さんも子どもたちといっしょになって思い切り遊ぶことができるでしょう。

「子どもといっしょに身体を動かして遊ぶことが好き」という保育士さんも多いのではないでしょうか。

鬼ごっこやかくれんぼなど、懐かしい遊びをいっしょに楽しむことができそうですね。

保育士さんが思い切り遊ぶことは、子どもたちもうれしいでしょう。

何歳が大変?:5歳児の担任の場合

卒園式

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5歳児は、行事や活動を通して子どもも保育士さんも達成感を感じられる場面が多いでしょう。

保育園生活の締めくくりの1年として、保護者の方からの期待も大きいかもしれません。

大変なところ

就学準備

5歳児は、就学後を見通した生活リズムを形成していくことが求められる年齢です。

園によってやり方は異なりますが、子どもの健康状態を考慮しながら徐々に午睡を減らすなどの取り組みを行うようです。

しかし、生活リズムは一人ひとり違うため、保育士さんは1年後の就学と今の子どもの姿、両方を捉えたかかわりが必要になるでしょう。

また、保護者との連携や小学校の先生との連携も増えてくるのではないでしょうか。

行事の取り組み

5歳児は、行事に対する期待値が他の年齢より高いかもしれません。

しかし行事は、完成度よりも子どもたちが楽しみながら達成感を得られるものにする必要があるようです。

保育士さんの活動計画やかかわりが大切になってくるのではないでしょうか。

体力勝負

4歳児同様、ルールのある遊びや思い切り身体を動かす遊びを楽しむ姿も多いでしょう。

保育士さんと競争したり、勝負したりして達成感を得たい思いもあるかもしれません。

5歳児は、体力もしっかりついている子が多くなる時期なので、思い切り遊べる分、保育士さんの体力消耗も激しそうですね。

やりがい

保育園最後の1年となります。子どもたちの楽しい思い出になる1年にするためにどのように保育していくか、考えて実行し、よろこぶ子どもたちの姿は保育士として大きなやりがいではないでしょうか。

見守ってきた子どもたちの卒園を見送ることも、貴重な経験のひとつでしょう。

出典:保育所保育指針解説/厚生労働省

担任は何歳でも大変!だけどそれぞれの良さがある

年齢それぞれの大変なポイント、やりがいを紹介しました。

保育士という仕事は、やりがいある場面も多くありますが、大変だと感じたり悩んだりすることも多くあるでしょう。

しかし、悩んだときに「保育士向いてないかも」と思う必要はありません。

大変さや悩みの種は、保育園によって異なります。

もし、はじめての保育士としての仕事に悩んで心が折れそうなときはぜひ一度、保育士バンク!新卒にご相談ください。

プロのキャリアアドバイザーが一対一でお話を伺います。

ご自身にあった保育園を見つけ、大変さの中にもやりがいを見つけられるような働き方をしていきましょう!

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