園見学のポイント・質問内容や服装持ち物、電話とお礼状マナーなど 【保育士の就活ガイド】 | 新卒向け保育士求人・就職・就活情報サイト【保育士就活バンク!】

園見学のポイント・質問内容や服装持ち物、電話とお礼状マナーなど 【保育士の就活ガイド】

保育園に就職する前に園見学をしておくことは、 園や先輩保育士さんたちの雰囲気や保育方針などがじかに分かる、とても大切な機会です。自分に合った園を見つけるために環境を見るポイントや、質問で聞くことをまとめました。また、好印象を持ってもらい、いい就活にもつながる服装や持ち物、電話のかけ方や園見学のお礼状マナーもあわせて知っておきましょう。


園見学のポイント質問内容や服装持ち物電話とお礼状マナーなど maroke/shutterstock.com

園見学とは。保育士の就職活動で重要な理由

園見学の目的

転職や新卒で保育士を目指すときに、保育園の見学を積極的にするといいでしょう。園のホームページや求人、パンフレットだけでは実際の園の雰囲気は分かりません。 園見学をすると、施設設備はもちろん、子どもの姿や表情、保育士の子どもの対する声がけや、 対応の仕方、保育士同士の連携、やりとりなどを直接見ることができます。


園見学は面接に役立ち情報取得のチャンス

園見学は面接時に役立つ情報を取得する機会になるでしょう。園の保育方針や雰囲気をよく知っておくことで、面接時の志望動機や自己アピール部分を検討する上で、より具体的な内容を対策することができます。
また、園の職員の方たちも園見学に来たあなたのことを見ている場合もあります。志望園として面接を希望することを想定し、事前にいい印象を持ってもらうよう、社会人としてのマナーを守った立ち居振る舞いに注意しましょう。



園見学で見るポイント

保育方針や内容

自分が働くときに、遊びや活動の保育方針や内容、保育者とのかかわり方などに共感できるかどうかはとても大切なこと。 園見学ではこういった保育理念や方針をじかに知るチャンスです。また、子どもの遊びの展開を考えてどのような環境設定が行われているのかや、子どもへ声をかけるときの声の大きさや言葉遣いなども注意して見ておきましょう。


設備やおもちゃ

設備やおもちゃは子どもの成長に欠かせないものです。数や種類が充実していて、良質なものがそろっているかもよく見ておくべきポイントになるでしょう。


職員同士のかかわり方

日々の保育は、保育士同士の連携が大事になってきます。 特に忙しい保育中は、普段の職員間のやり取りが見られます。 職員間の雰囲気や連携が取れているかは、これから自分が仕事をするときにとても大事なポイントです。
また、職員の年齢層や人数も確認しておくといいでしょう。例えばベテランの先生と同年代の若い先生のバランスを見たり、職員数の多い大型保育園と少人数制の保育園の雰囲気や職員同士の連携などを確認しておくといいかもしれません。


園に飾られている製作物

クラスや廊下などの装飾もチェックするポイントです。制作に力を入れている園、逆に簡素な園などさまざまで、園の方針によって大きな違いや個性が出ます。そういった面から、就職した際にどのような働き方になるかを想像するとよいでしょう。


園見学の時期と情報収集

園見学を行う時期、就活ではいつから行うか

新卒保育士の就職活動のピークは9月~11月と、一般の大学生よりも遅い時期であることが一般的です。就活生の情報収集はそれよりも早くから始まっており、最終学年になる前年度の1~3月から、就職先の志望園選びのために動き始めることが多いようです。
園側の対応も年々早くなっているため、3月ぐらいから園見学の希望者を募っている園もあります。「いいな」と思った園には、早めに園見学の問い合わせをしてみましょう。


園見学したい保育園や幼稚園の探し方・選び方

インターネットで探す

まずは就活サイトや求人サイトを活用し、インターネットから情報収集をしてみましょう。 就活サイトや求人サイトでは、エリア、特徴、運営法人から保育園を探すことができるため、「自宅から近い勤務先を探したい」「得意な英語を生かして働きたい」など、さまざまなニーズに対応して探すことが可能です。また、園見学をWEB予約で募っている法人や企業もあります。


学校の先生などに相談

保育園選びに迷ってしまったら、1人で抱え込まず先生や先輩に相談をしましょう。 いくつか候補を絞ったあと、「この保育園を選んでみたのですが、どう思いますか?」と周りに意見を求めることも大切です。自分のことを客観的に見てくれている身近な存在だからこそ、あなたの性格や特徴を考慮し、自分では見落としがちな意見をくれるかもしれません。また、最近では保育士専門の就職サイトを活用するといったケースも増えています、就職サイトのアドバイザーと、電話または面談で園選びの相談が可能です。


保育士向けの就職フェアを活用

無料で毎月開かれている、保育業界だけの就職・転職フェアも有効に活用してみましょう。 1日でたくさんの現場の園長や保育士とも直接話をすることができるので、ちょっとした疑問をその場で解決することができますよ。


園見学の流れ

園見学の予約から見学までは、次のような流れになっています。


【1】見学をしたい園を決めて電話予約をする

就職活動の情報収集をしていて、気になる園が見つかったら、園見学の予約を申し込みます。園見学をWEBで募集している園もありますが、直接電話して申し込む園も多いようです。


【2】見学の服装や持ち物を準備をする

園見学に行く際には、服装や身だしなみ、必要な持ち物などを準備して備える必要があります。


【3】園見学に行き、気になる点は質問する

質問は園の情報を調べた上で、事前に聞きたいことを用意しておきましょう。


【4】園見学後はお礼状を出す

園見学後は、見学させてもらった園にお礼状を出すといい印象が残りそうです。社会人のマナーとして、一週間以内に送付しましょう。


園見学の電話の仕方 クレジット名/shutterstock.com Beer5020

園見学の電話の仕方

気になる保育園が見つかったら、直接電話をしてみましょう。 電話は、相手の顔が見えないため声や言葉遣いで判断されてしまいます。基礎的なポイントをしっかりと抑えて、失礼にならないよう注意をしましょう。


電話をかける時間帯

保育園の対応しやすい時間帯と理由

平日の13時~15時は、子どものお昼寝の時間と重なるため、比較的対応しやすいと言われています。電話をかけた際、手が離せないと言われてしまったら、「再度連絡させていただきたいのですが」「ご都合よろしい時間帯をお聞きしてもよろしいでしょうか?」などと聞き、相手の都合に合わせて電話をかけ直すようにしましょう。


避けたほうがいい時間帯と理由

平日の朝の11時ごろまでは、子どもの登園受け入れや、欠席の連絡などで多忙なことが多いようです。 また、平日の16時以降も、子どもの帰る身支度でばたばたとすることがあるため気をつけましょう。


電話マナーの基本

挨拶をきちんとする

挨拶によって相手の印象が大きく変わります。話を進める上で欠かせない基本の挨拶をご紹介します。


大きな声でハキハキと

小さな声でもごもごと話したり、早口で話すことがないよう注意が必要です。 「もう一度お願いします」と言われないよう、相手が一度で聞き取れる声の大きさ、スピードで話すようにしましょう。


言葉遣い

社会人としての言葉遣いに気をつけましょう。 先生として働く保育士は、子どもの悪影響にならないよう、日頃から正しい言葉遣いが求められます。 電話をかける際だけではなく、日常生活から言葉遣いには注意して意識づけをしていきましょう。


電話のかけ方、伝え方のポイントと例文

電話に相手か出たら挨拶を

「はじめまして」
名前を名乗る前に、まず一言挨拶をプラスしましょう。
「お忙しいところ、失礼いたします。」
忙しい中、電話対応をしてくれていることに感謝し、一度断りを入れましょう。
「今お時間よろしいでしょうか?」
本題に入る前に相手の状況を確認し、時間を割いていただけるのかの確認をしましょう。
「ありがとうございます」
ちょっとしたことにも感謝の言葉を伝えましょう。
「失礼いたします」
電話を切る前に、一言加えましょう。
「お時間いただき、ありがとうございました。失礼いたします。」
一連の対応に対して気持ちを伝えるのもよいと思います。
状況に応じ、適切な挨拶を心がけましょう。


必ず学校名を上げてから、はっきりと名乗る

「〇〇大学(短大・専門学校)、〇〇科、〇年生の〇〇〇〇と申します」
まずは学校名を上げてから名前を名乗ります。



その他伝えておくべき項目

要件として
・どうして電話をしたのか
・何を問い合わせたいのか
などが相手に伝わるように、事前にメモなどに文章をまとめてから電話をかけましょう。


【要件別問い合わせ例】

「〇〇(ウェブサイト、求人情報など...)のWEBページを拝見し、貴園の保育方針に共感しました。つきましては...」
園見学に行きたいー「ぜひ一度、園を見学させていただけないでしょうか。」
保育に参加したいー「もしよければ、一度ぜひ保育や行事のお手伝いをさせて頂けないでしょうか」
といったように、電話の要件やこちらが求めていることを明確に提示するとわかりやすいですね。


園見学の服装と持ち物

社会人としてのマナーと、不慮の際にも慌てずに対応できる服装と持ち物を用意する配慮が大切です。


服装

園見学に行く問い合わせの際に、できれば服装も確認しましょう。特に何も言われなければ、リクルートスーツで行くのが安心かもしれません。スーツがない場合は、オフィスカジュアルを意識したキレイ目のパンツまたはスカートと、ジャケット(テーラード)または落ち着いたカーディガン等を羽織ったスタイリングがいいでしょう。


スーツ

黒系の色で、清潔感を感じられるシンプルなものを選びましょう。パンツスーツの場合も必ずストッキングを着用してください。


私服

園によっては子どもに威圧感を与えないためなどの理由から、スーツでなく私服でと言われることもあるようです。そのときには、控えめでシンプルな格好を心がけるといいでしょう。


持ち物


筆記用具

質問したい内容や園見学で得た情報を書きとめるためのメモ帳と筆記用具は必ず持参しましょう。話を聞く際は、しっかりメモを取りながら聞くのが好印象にもつながります。


上履き

スリッパを用意してくれる園がほとんどですが、園側に迷惑をかけないよう、上履きを持参していくといいでしょう。


大きめのカバン

資料やパンフレットをいただけることがあります。A4サイズが入るカバンで見学に行きましょう。どうしてもない場合は、きれいなエコバックや紙袋をたたんで持参しましょう。


履き替え用ストッキングやソーイングセット

ストッキングが破けてしまったり、ボタンが取れてしまったりしたときの万が一のための準備です。


ティッシュ、ハンカチ、エチケットブラシなど

身だしなみを整えるために必要です。園見学の訪問直前に、一度身だしなみをチェックしておきましょう。


園見学当日に質問する内容 Niti Kantarote/shutterstock.com

園見学当日に質問する内容

園見学に行く前に、見学する園の公式ホームページを見たりパンフレットなどを取り寄せ、事前にしっかりと情報収集をしておきましょう。その中で、気になったり疑問に思ったことは、忘れずに質問できるようメモしておくなどの事前準備が必要です。


園見学での質問とは

「もしも、自分がこの園で毎日働くことになったら」を想定し、質問を用意します。保育方針や子どもとの過ごし方など、事前の情報収集で分からなかったことや、実際見学して「ここはどういう風にしているのだろう?」と疑問に思ったことを、直接職員の方々に聞くことができるチャンスです。


質問する内容の注意点

質問で保育内容や方針について聞かずに、給与や待遇などを聞いてしまうと、保育に対する姿勢や仕事への取り組み方について疑問を持たれてしまう場合もあるようです。 志望する可能性も考え、質問内容は注意をしましょう。


園見学当日に注意するマナー

園見学の当日は時間に余裕をもつ

遅刻はしないように、時間に余裕をもって向かいましょう。 初めて行く場所は分からなかったり、迷って時間がかかることも考えて、 事前に調べておいたり、一度足を運んでおくといいかもしれません。


職員、子ども、保護者へ挨拶を忘れずに

園見学では、多くの職員や子どもに出会うでしょう。 ときには保護者ともすれ違うことがあると思いますので、すれ違う際には明るい声と表情で挨拶を忘れずにしましょう。


携帯電話の使用について

携帯電話はマナーモードにし、見学中は出さないようにしましょう。


自分勝手に動かない

案内をしてくれる人がいたら、その人の話をよく聞き、説明してくれたことをメモしましょう。 「自由に見学していいですよ」と言われる場合もあるかもしれません。 クラスの見学をさせてもらうときには、担任の先生に挨拶をしてから教室に入りましょう。


園見学後のお礼状

お礼状は出すのがマナー

最後に、園見学が終わったら、なるべく早くお礼状を出しましょう。忙しい中時間を割いてくれたことに感謝し、きちんとお礼を伝えることは、社会人としてのマナーでしょう。 お礼状を出すことは、義務ではありませんが、園見学をさせてもらったら礼儀としてお礼状を出すことで礼儀正しい印象が先方に残ることが多いようです。園見学後、改めて志望園として面接を希望する場合を考えると、お礼状は出しておきましょう。


お礼状の内容

・園見学をさせてもらったお礼
・園で魅力的に感じたこと
・その園に就職したいと思った理由
などを盛り込んで書くといいでしょう。


園見学は就職活動での志望園を具体的にする

就職活動をするときの園見学は、園の雰囲気を知り、自分が実際に働く場としてのイメージを持つためにもとても大切です。 園見学から、「この保育園で働きたい!」という思いが強くなったり、自分の理想の園を見つけることにつながることも多いです。 気になる園を見つけたら、積極的に園見学をしてみましょう。