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【徹底解説】新卒保育士の就活はいつから開始?時期やスケジュール、具体的な流れ

新卒保育士さんの就活は、一般企業とは異なり独自のスケジュールで進むため、いつから何をすればよいかを把握しづらいかもしれません。就活フェアや園見学を活用したり、面接の前にスーツなどの身だしなみを整えたりときちんと対策をすれば、就活を有利に進められるでしょう。今回は、保育士の就活の仕方や時期ごとにやるべきことをまとめました。

就活生の写真

milatas/shutterstock.com



保育士の就職活動はいつからスタートする?

就活では、選考の時期やスケジュールをしっかり知って対策することが大切になります。
新卒で保育士を目指す学生さんの場合は、いつから就活が始まるのでしょうか。



一般企業より少し遅めのスケジュール


一般企業の新卒学生さんは、だいたい卒業の前年度(大学3年次)の冬頃から会社説明会が始まり、卒業年の4月から選考に入るというスケジュールが主流となっています。


一方、新卒保育士さんの募集は卒業年度(大学4年次)の6月~9月から始まることが多いです。一般の企業なら内定が決まった人もいる時期でしょう。


保育園の募集が遅い理由は、園側が現職員に意向を聞き、次の年度の職員体制を考える時期が8月~10月頃に当たるからだそうです。


この独自のスケジュールを理解して動くことが、新卒保育士の就活の鍵となりそうですね。



就活開始前にやっておくこと



新卒保育士さんの場合は、6月~9月までに準備を済ませておくことで、スムーズに就活を進められるでしょう。


募集が始まるまでに準備しておいた方がよいことを紹介します。


【卒業学年の1年前~】保育業界について知ろう!

まずは自分が就こうとしている「保育士」という仕事がそもそもどういう職業なのか、改めて掘り下げて考えてみましょう。


ひと口に保育士と言っても、近年の就職先は保育園だけではなくなりました。
児童養護施設や乳児院などの福祉施設に就職できるほかにも、企業内保育所や院内保育など保育所の在り方も多様化しています。


ニュースや新聞で見る話題は面接で聞かれることも多いので、なるべく目を通しておきましょう。


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【卒業学年の1年前~】自己分析で、自分がどうなりたいのかを知ろう!

自分自身の価値観や資質をじっくりと分析して、面接でPRできるポイントを見つけましょう。


自己分析というと難しく感じるかもしれませんが、「保育についてどんな考えを持っているか?」「日頃、子どもとどう接しているか?」など身近なエピソードを思い返すことで、本来の自分が見えてくるかもしれません。


「なぜ保育士になりたいのか?」「どんな保育士になりたいのか?」など、まずは等身大の自分を見つめ、理想を実現できる職場を見つけていきましょう。


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【卒業学年の4月~】選考の準備をしよう!

「求人を見るのは情報が掲載される6月からでいいや」と思いがちですが、たくさんの園を比較検討し、自分に合った園を探すためには、なるべく早くから情報を集めておく必要があります。


  • 業界研究ができそうな合同説明会や就活フェアには積極的に参加する。
  • 実習先や学校の先輩、就活フェアなどのイベントで現場の保育士さんの声を聞く。
  • 気になる園があれば、この時期に園見学を申し込む。

この時期には、これらのように積極的に行動して事前の調査を始めましょう。


特に私立保育園の場合、募集時期が園によってバラバラであることが多いです。
いつから選考時期に入るのかを把握しておけば、「行きたい園の募集が終わっていた」という失敗を避けることができますよ。


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保育士の具体的な就活スケジュール

ここでは、保育士の就職活動における、具体的なスケジュールと就職活動の内容について解説します。


【就活スケジュールの流れと早見表】


就活スケジュールの表

このスケジュールはあくまで一般的な目安です。
私立の保育園や幼稚園に関しては、年々選考受付の時期が早まっている傾向にあります。


視野を広げて多くの保育園と出会うためにも、情報収集は早めに開始しましょう。



【卒業学年の4月~】求人選び


卒業年度の4月からは、本格的に保育園の求人選びを進めていきます。
まずは求人サイトや就活フェアで情報を集め、気になった園には園見学を申し込みましょう。


志望する園の目星がついたら、ホームページなどで選考方法を確認できるとよいですね。園によって面接の回数や筆記試験の有無、実技試験の内容は異なります。


OB・OGの先輩に前年度の選考の様子について聞いたり、就活情報サイトを活用したりするのもよいかもしれません。


大きな法人だと、エントリーシートの提出や小論文、グループディスカッションが課される場合もあるようです。
事前にしっかりと確認して、前もって対策をしていきましょう。



【卒業学年の6月~】エントリー


応募受付が開始されたら、実際に働きたい園の求人へエントリーしていきます。


その際に提出する履歴書や応募書類は、あなたから採用担当者への「手紙」です。「この園で働きたい」という熱意が伝わるよう、丁寧で読みやすい文章を心がけましょう。


エントリー後には、メールや電話などで園の採用担当者と直接やり取りする場面も考えられます。
基本的なビジネスマナーをおさえておくと、いざというときも冷静に対応できそうですね。



【卒業学年の8月~】面接・選考 


履歴書やエントリーシートでの書類選考に通過したら、面接対策を行っていきましょう。


自己分析や園見学での情報をもとに、志望動機や自己PR、長所・短所など、面接でよく聞かれる質問の答え方を考えます。


また、面接では質問に対する回答内容だけでなく、身だしなみやお辞儀、ノックのしかたといった振る舞いについてもチェックされることが多いようです。


模擬面接を通して予行演習を行い、礼儀正しい立ち居振る舞いを身につけておくことが大切です。



【卒業学年の9月~2月】内定 


選考に合格すると、晴れて内定獲得となります。


これからお世話になる園なので、内定のお話をいただいた際にはしっかりと感謝を伝えましょう。働く前にお礼状を出す方も多いようです。


新卒保育士さんの場合は、実際に働く前に懇談会や事前研修が設けられることもあります。就職後に充実した毎日が送れるよう、気を引き締めて臨んでくださいね。


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保育士の就活の仕方とやるべきこと

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ここでは、新卒保育士さん向けに、就活の仕方とやるべきことを紹介します。



園見学や就活フェアに参加する


系列園を持っている法人や来年度開園の新設園を計画している法人では、早いところでは3月から4月に説明会や園見学を開始する法人があります。


保育方針や働き方、待遇面など、園を運営する法人から説明を聞いたり、実際に施設を見学したり、疑問に思ったことは質問できる時間が設けられたりしています。


説明会にはWEBサイトから、園見学予約は電話で、など事前予約が必要です。



自己分析した内容を履歴書の志望動機・自己PRに活かす


就活をするうえで避けて通れない「自己分析」。
実際に選考にはどのように活かしていくのがよいのでしょうか。


保育士就活の自己分析とは

自己分析とは、自身の考えを深掘りしていくことで、就活における指針となる「自分が大切にしている価値観」を知ることです。


新卒保育士さんの場合は以下のような点を明らかにすることで、自己分析を深めることができるでしょう。


  • なぜ保育士として働きたいのか?
  • なぜ子どもとかかわりたいのか?
  • 理想の保育士像は?
  • 生活の中で仕事とプライベートどちらを大切にするのか?

自分の価値観を知ることで、就職先の希望条件を絞り込むことができたり、園の環境とのミスマッチを防いだりといったことにつながります。


また、今までの経験を振り返ることで、得意なことや長所といったアピールポイントが明確になり、志望動機や自己PRをスムーズに答えられるかもしれません。


履歴書の志望動機や自己PRに活かすには?

選考に進むうえで必要になる履歴書や面接では、就活生さん自身の考えや価値観をさまざまな角度から質問されます。


自己分析をしっかりしていないと、答えの内容に一貫性を持たせられなかったり、説得力に欠けるとみなされたり、答えに詰まってしまったりするでしょう。


自己分析で得た保育に対する価値観をもとに、園の方針と自分の理想が一致している部分を見つけて「この園でこういう保育をしたい」と意欲を伝えていくことが大切です。


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面接や採用試験にはしっかりと対策して行く


保育学生さんの熱意や人柄を見られる面接では、以下のような対策が必要になります。



スーツを用意して身だしなみを整える

面接での服装はリクルートスーツが一般的です。


女性はスカート、パンツどちらでも構わないようですが、ストッキングを着用することに注意しましょう。
男性の場合は、ネクタイの結び方や靴下の丈などに注意しておくとよさそうです。


また、髪色は黒などの落ち着いた自然な髪色にしておき、顔が隠れたり寝ぐせがついたりしていない、清潔感のある髪型を心がけましょう。


面接の質問対策をしておく

面接では採用担当者からさまざまな質問をされるでしょう。

新卒や未経験で面接に挑むには、自分の性格や長所、経験から、保育の仕事への意欲や適性を分かりやすく伝える必要があります。


そのため、前述の「自己分析」をしっかり行ったうえで、面接の質問を予想した対策を行いましょう。


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保育士の就活は開始時期とスケジュール管理が大事

今回は、新卒保育士さんの就活の仕方や時期、スケジュールを紹介しました。


保育士の就活は、実習や園見学と並行して就職活動を行わなければならず、就活フェアなどを使った効率的な情報収集やスケジュール管理などが非常に重要になります。


気になる園がいつから選考開始するかをしっかり把握しておき、余裕を持って履歴書や面接の準備しておきましょう。


保育士として長く楽しく働くために、後悔のない就職活動をして、 保育学生さん自身が生き生きと働ける職場を見つけられるとよいですね。